2012年06月09日
6月10日(日)放送「きのくに21」の紹介
6月10日(日)放送「きのくに21」のお知らせです。
前半は、5月20日に開催された「和歌山県障害者スポーツ大会(陸上競技)」をリポート。各競技で繰り広げられた熱戦の模様を紹介するとともに、障害者スポーツの魅力に迫ります。
後半は、県の耕作放棄地再生協働モデル事業の一環として実施する、高野町富貴の「富貴・筒香田んぼつくりタイ」の取り組みを紹介。
耕作放棄地を活用し、地域だけでなく、県外にも交流の輪を広げている「富貴・筒香田んぼつくりタイ」。
昨年、初めて収穫した「筒香米」は、県外の方からも大好評だったそうです。今年は更に規模を拡大し、他の作物に挑戦します。
是非、ご覧ください!
「きのくに21」 テレビ和歌山 6月10日(日)9:30~10:00、22:00~22:30
(文責:広報課 杉本 吉美)
前半は、5月20日に開催された「和歌山県障害者スポーツ大会(陸上競技)」をリポート。各競技で繰り広げられた熱戦の模様を紹介するとともに、障害者スポーツの魅力に迫ります。
後半は、県の耕作放棄地再生協働モデル事業の一環として実施する、高野町富貴の「富貴・筒香田んぼつくりタイ」の取り組みを紹介。
耕作放棄地を活用し、地域だけでなく、県外にも交流の輪を広げている「富貴・筒香田んぼつくりタイ」。
昨年、初めて収穫した「筒香米」は、県外の方からも大好評だったそうです。今年は更に規模を拡大し、他の作物に挑戦します。
是非、ご覧ください!
「きのくに21」 テレビ和歌山 6月10日(日)9:30~10:00、22:00~22:30
(文責:広報課 杉本 吉美)
2012年06月09日
本日のMBS「せやねん!」千鳥弁当は和歌山県・美浜町!
本日の和歌山県関連テレビ番組の追加を1件ご紹介します。
6/9(土)11:58-12:54 毎日放送(近畿広域圏)の「せやねん!」
人気コーナー「特選!千鳥弁当」の舞台は和歌山県・美浜町。お笑いコンビ・千鳥の2人が、お弁当のおかず探して町内を歩きます。美浜町といえば「しらす」で有名な町。二人はしらすをおかずにをゲットできるのでしょうか。楽しみですね。皆さんもぜひご覧ください!!
また和歌山県関連テレビ番組を発見したら、その都度ご報告いたします。 もしみなさんも和歌山県関連テレビ番組を見つけられたら、コメント欄で報告してください!お待ちしています。
(文責:広報課 林 清仁)
6/9(土)11:58-12:54 毎日放送(近畿広域圏)の「せやねん!」
人気コーナー「特選!千鳥弁当」の舞台は和歌山県・美浜町。お笑いコンビ・千鳥の2人が、お弁当のおかず探して町内を歩きます。美浜町といえば「しらす」で有名な町。二人はしらすをおかずにをゲットできるのでしょうか。楽しみですね。皆さんもぜひご覧ください!!
また和歌山県関連テレビ番組を発見したら、その都度ご報告いたします。 もしみなさんも和歌山県関連テレビ番組を見つけられたら、コメント欄で報告してください!お待ちしています。
(文責:広報課 林 清仁)
2012年06月09日
梅酢に脂肪燃焼効果!県・サッポロ飲料・近大の共同研究で実証
梅酢といえば、梅干を漬け込む時に梅から出てくる液体です。和歌山は梅干の一大産地なので、副産物として梅酢も大量に出てくるのですが、なかなか有効な処理ができずに廃棄されていました。
ところが、和歌山県工業技術センターが、サッポロ飲料(株)、近畿大学生物理工学部などと共同で取り組んできた研究で、梅酢の中に含まれる「梅酢ポリフェノール」に脂肪燃焼効果があり、それが疲労軽減につながることがわかり、6/5に発表しました。プレスリリースはこちらです。
和歌山県政ニュース(産業技術政策課)
サッポロ飲料ニュースリリース
この資料によれば、これまで、梅の果実に含まれるポリフェノールに疲労軽減効果があるということはすでにわかっていたそうなのですが、今回の共同研究で、梅酢ポリフェノールが脂肪燃焼を効率的に行うことで、エネルギー生産ができ、疲労回復につながっていることがわかったそうです。
実験にはマウスを使い、市販の粉末飼料と梅酢ポリフェノール入り飼料を与えた2群のマウスを比べています。下のグラフでわかるように、梅酢入りのマウスの方がエネルギー生産を増大させる遺伝子群(PCG-1やUCP-3)や脂肪燃焼に関わる遺伝子群(CPT-1やHADH)の出現が明らかに上昇しています。

これらの遺伝子群は、脂肪の燃焼を効率的に行う働きをしているのだそうです。

図には、高校の教科書で出て来た「ミトコンドリア」や「β-酸化」「TCAサイクル」「電子伝達系」などの文字が並んでいますが、私もかすかな記憶で、脂肪を分解してエネルギー生産を行うところだろうな、ということがわかる程度です。
とにかく、梅酢ポリフェノールが、脂肪燃焼を助長するはたらきがあるのだな、ということはわかります。
サッポロ飲料では、今後さらに研究を深めて、メタボ対策飲料・食品の開発を目指してくれるのだそうです。産業廃棄物として捨てられていた梅酢が、脂肪を燃焼するメタボ対策食品として生まれ変わるなんて、とても嬉しいですね。メタボ気味の私としては、一日も早い商品化を期待しています!!
(文責:広報課 林 清仁)
ところが、和歌山県工業技術センターが、サッポロ飲料(株)、近畿大学生物理工学部などと共同で取り組んできた研究で、梅酢の中に含まれる「梅酢ポリフェノール」に脂肪燃焼効果があり、それが疲労軽減につながることがわかり、6/5に発表しました。プレスリリースはこちらです。
和歌山県政ニュース(産業技術政策課)
サッポロ飲料ニュースリリース
この資料によれば、これまで、梅の果実に含まれるポリフェノールに疲労軽減効果があるということはすでにわかっていたそうなのですが、今回の共同研究で、梅酢ポリフェノールが脂肪燃焼を効率的に行うことで、エネルギー生産ができ、疲労回復につながっていることがわかったそうです。
実験にはマウスを使い、市販の粉末飼料と梅酢ポリフェノール入り飼料を与えた2群のマウスを比べています。下のグラフでわかるように、梅酢入りのマウスの方がエネルギー生産を増大させる遺伝子群(PCG-1やUCP-3)や脂肪燃焼に関わる遺伝子群(CPT-1やHADH)の出現が明らかに上昇しています。

これらの遺伝子群は、脂肪の燃焼を効率的に行う働きをしているのだそうです。

図には、高校の教科書で出て来た「ミトコンドリア」や「β-酸化」「TCAサイクル」「電子伝達系」などの文字が並んでいますが、私もかすかな記憶で、脂肪を分解してエネルギー生産を行うところだろうな、ということがわかる程度です。
とにかく、梅酢ポリフェノールが、脂肪燃焼を助長するはたらきがあるのだな、ということはわかります。
サッポロ飲料では、今後さらに研究を深めて、メタボ対策飲料・食品の開発を目指してくれるのだそうです。産業廃棄物として捨てられていた梅酢が、脂肪を燃焼するメタボ対策食品として生まれ変わるなんて、とても嬉しいですね。メタボ気味の私としては、一日も早い商品化を期待しています!!
(文責:広報課 林 清仁)
2012年06月09日
県立新翔高校による観光科目のフィールドワーク
新宮市佐野にある和歌山県立新翔高等学校には、「地域文化系列」という履修コースが設置されています。
このコースは、デザイン、観光、防災についての基礎知識を習得するともに、体験を通じて地域社会を理解することにより、将来、新宮・東牟婁地域に貢献できる人材を育てるために設置されました。
本日は、新宮市の観光ガイドの方と一緒に、市内の観光地を巡って学習するフィールドワークが行われましたので、ここでご紹介します。

新翔高校からの参加者は、3年生の生徒6名と引率の先生です。
新宮市高田にある高田グリーンランドを訪れた後、新宮市駅前の徐福公園にやってきました。

本日ガイドしていただくのは、新宮市観光ガイドの会の会長を務められている、竹本宏和さんです。
ガイド歴8年のベテランです。

徐福公園の中にある、徐福の像です。
徐福は今から2,200年前、秦の始皇帝の命により、不老不死の霊薬を探しに来た人物です。
熊野の地に降りたって、薬木「天台烏薬」を発見しましたが、この地が気に入って永住することにしました。
この地方に、農耕、漁法、捕鯨、紙すき等の技術を伝えた人物とされています。

徐福公園の中をひととおりガイドしていただいた後は、徐福公園に備え付けられたレンタサイクルに乗って、次の目的地である佐藤春夫記念館に向かいます。
小雨が降ってきましたが、元気な生徒たちはカッパも着ずに自転車を漕ぎます。

佐藤春夫記念館では、辻本雄一館長から直々に解説していただきました。

続いて、すぐ近くにある熊野速玉大社を訪れます。
職員さんから、速玉大社にまつわる色々な話を聞くことができました。

お昼になりましたので、お食事タイムです。
メニューは、おむすび一郎の熊野古道弁当と徐福茶です。
新宮名物の めはり寿司 が入っています。

晴れていれば外で食べる予定だったのですが、今日はあいにくの雨です。
今回は、上野宮司夫人のご厚意により、参集殿を使わせていただくことができました。

お昼を食べた後は、お燈まつりに使われる松明を50年近く作り続けている、上道益大さん宅を訪れました。
上道さんは、地元産の桧を使った高品質の松明を作っています。
お燈まつりは2月6日の一日限りですが、松明は年中作り続けているそうです。
生徒たちは、ミニ松明作りを体験型観光として活かせないかと考えており、熱心に質問していました。

続いて、神倉山に登ります。
538段の石段を、生徒たちは休むことなくどんどん登っていきます。
ついていくのが大変でした

山頂の神倉神社に着きました。
大人たちは息を切らしてますが、生徒たちは元気です。

神倉神社を降りた後は、仲氷店を訪れます。

店主の仲充紀さんは、この道49年のベテランです。
このお店は、新宮市の まちなか観光案内所 でもあり、普段から多くの観光客が訪れています。
熊野速玉大社と神倉神社の間にあり、今回のように神倉山を降りてきた観光客が立ち寄るパターンが多いようです。

山歩きで汗をかいた後なので、冷たいカキ氷がとても美味しいです
清流・古座川の水を72時間かけてゆっくり凍らせた氷は、舌の上でスッと溶けます。

こちらは、先月に完成したばかりの新製品、じゃばら味のカキ氷です。
北山村から、じゃばらの原液を取り寄せ、仲さんがシロップを作りました。
気になるお味ですが、じゃばら独特のクセが軽減され、とてもサッパリとして口当たりのいい味です。
これはイケます
皆さんにもぜひ食べていただきたいと思います。中カップで200円です。
じゃばらの原液は品薄なため、もしかしたら売り切れてしまうかもしれませんので、お早めにどうぞ

かき氷を食べた後は、天然記念物 浮島の森 に向かいました。
ここでもガイドの竹本さんが説明してくれます。本当に何でもよく知っている方でした。
浮島の森と呼ばれるのは、島全体が沼に浮いているからであり、寒い地方の植物と暖かい地方の植物が入り乱れて群生しているのはとても珍しいそうです。
植物の好きな方は、浮島の森で何時間でも過ごしてしまうそうです。
さて、本来であれば、この後も丹鶴城公園や阿須賀神社にも行く予定だったのですが、雨が強くなってきたため、本日のフィールドワークはこれにて終了です。
身近にあるためよく知っているつもりだった新宮市内の観光資源ですが、今回のようにガイドさんから説明を聞くと、また違った発見がありました。
将来、この生徒たちの中から、東牟婁地域の観光に一役買ってくれる人物が育ってくれることを期待しています。
【参考URL】
県立新翔高等学校: http://www.shingu-ch.wakayama-c.ed.jp/
徐福公園: http://www.jofuku.or.jp/
熊野速玉大社: http://www.kumanokaido.com/hayatama/
仲氷店: http://blog.murablo.jp/naka-kooriya21-5300/
【文責:東牟婁振興局 企画産業課 村上 健】
このコースは、デザイン、観光、防災についての基礎知識を習得するともに、体験を通じて地域社会を理解することにより、将来、新宮・東牟婁地域に貢献できる人材を育てるために設置されました。
本日は、新宮市の観光ガイドの方と一緒に、市内の観光地を巡って学習するフィールドワークが行われましたので、ここでご紹介します。

新翔高校からの参加者は、3年生の生徒6名と引率の先生です。
新宮市高田にある高田グリーンランドを訪れた後、新宮市駅前の徐福公園にやってきました。

本日ガイドしていただくのは、新宮市観光ガイドの会の会長を務められている、竹本宏和さんです。
ガイド歴8年のベテランです。

徐福公園の中にある、徐福の像です。
徐福は今から2,200年前、秦の始皇帝の命により、不老不死の霊薬を探しに来た人物です。
熊野の地に降りたって、薬木「天台烏薬」を発見しましたが、この地が気に入って永住することにしました。
この地方に、農耕、漁法、捕鯨、紙すき等の技術を伝えた人物とされています。

徐福公園の中をひととおりガイドしていただいた後は、徐福公園に備え付けられたレンタサイクルに乗って、次の目的地である佐藤春夫記念館に向かいます。
小雨が降ってきましたが、元気な生徒たちはカッパも着ずに自転車を漕ぎます。

佐藤春夫記念館では、辻本雄一館長から直々に解説していただきました。

続いて、すぐ近くにある熊野速玉大社を訪れます。
職員さんから、速玉大社にまつわる色々な話を聞くことができました。

お昼になりましたので、お食事タイムです。
メニューは、おむすび一郎の熊野古道弁当と徐福茶です。
新宮名物の めはり寿司 が入っています。

晴れていれば外で食べる予定だったのですが、今日はあいにくの雨です。
今回は、上野宮司夫人のご厚意により、参集殿を使わせていただくことができました。

お昼を食べた後は、お燈まつりに使われる松明を50年近く作り続けている、上道益大さん宅を訪れました。
上道さんは、地元産の桧を使った高品質の松明を作っています。
お燈まつりは2月6日の一日限りですが、松明は年中作り続けているそうです。
生徒たちは、ミニ松明作りを体験型観光として活かせないかと考えており、熱心に質問していました。

続いて、神倉山に登ります。
538段の石段を、生徒たちは休むことなくどんどん登っていきます。
ついていくのが大変でした


山頂の神倉神社に着きました。
大人たちは息を切らしてますが、生徒たちは元気です。

神倉神社を降りた後は、仲氷店を訪れます。

店主の仲充紀さんは、この道49年のベテランです。
このお店は、新宮市の まちなか観光案内所 でもあり、普段から多くの観光客が訪れています。
熊野速玉大社と神倉神社の間にあり、今回のように神倉山を降りてきた観光客が立ち寄るパターンが多いようです。

山歩きで汗をかいた後なので、冷たいカキ氷がとても美味しいです

清流・古座川の水を72時間かけてゆっくり凍らせた氷は、舌の上でスッと溶けます。

こちらは、先月に完成したばかりの新製品、じゃばら味のカキ氷です。
北山村から、じゃばらの原液を取り寄せ、仲さんがシロップを作りました。
気になるお味ですが、じゃばら独特のクセが軽減され、とてもサッパリとして口当たりのいい味です。
これはイケます

じゃばらの原液は品薄なため、もしかしたら売り切れてしまうかもしれませんので、お早めにどうぞ


かき氷を食べた後は、天然記念物 浮島の森 に向かいました。
ここでもガイドの竹本さんが説明してくれます。本当に何でもよく知っている方でした。
浮島の森と呼ばれるのは、島全体が沼に浮いているからであり、寒い地方の植物と暖かい地方の植物が入り乱れて群生しているのはとても珍しいそうです。
植物の好きな方は、浮島の森で何時間でも過ごしてしまうそうです。
さて、本来であれば、この後も丹鶴城公園や阿須賀神社にも行く予定だったのですが、雨が強くなってきたため、本日のフィールドワークはこれにて終了です。
身近にあるためよく知っているつもりだった新宮市内の観光資源ですが、今回のようにガイドさんから説明を聞くと、また違った発見がありました。
将来、この生徒たちの中から、東牟婁地域の観光に一役買ってくれる人物が育ってくれることを期待しています。
【参考URL】
県立新翔高等学校: http://www.shingu-ch.wakayama-c.ed.jp/
徐福公園: http://www.jofuku.or.jp/
熊野速玉大社: http://www.kumanokaido.com/hayatama/
仲氷店: http://blog.murablo.jp/naka-kooriya21-5300/
【文責:東牟婁振興局 企画産業課 村上 健】