2011年09月09日
野田総理、台風12号災害現場を訪問(9/9 那智勝浦町)
ブログ編集長です。
本日(9月9日)、野田佳彦総理大臣が、台風12号の災害現場視察のため、和歌山県を訪問しました。仁坂知事、寺本那智勝浦町長、田岡新宮市長が野田総理に同行しました。
総理は、南紀白浜空港からヘリコプターに乗り、紀伊半島上空から被災地の状況を視察された後、那智勝浦町に到着し、那智勝浦町役場に入りました。(役場での様子は、「新米課長日記(2011/9/9)」をご覧ください。)
一方、私の今日の仕事は、特に被害の大きかった那智川沿いにある現地対策本部前で、報道記者の整理業務です。
現地対策本部は、川関地区の「セレモニーホールなち」前のテントです。

野田総理が来られるまでの間、近くの状況を確認しました。
セレモニーホールなち自体も被害を受けており、駐車場は泥だらけ、回りの金網フェンスはすべてなぎ倒されていました。災害対策本部前の那智川沿いの県道も氾濫により路肩が崩れています。

川関地区の橋には、上流から流された大量の流木が引っかかり、橋自体も大きく傾いています。

那智勝浦道路のガード脇には、浸水を受けた家庭から出たと思われるがれきがうず高く積まれています。

午後2時前に、野田総理を乗せたマイクロバスが、災害対策本部前に到着しました。
すぐに災害対策本部で関係者を激励されたあと、寺本那智勝浦町長(右側の警官の後ろ)の先導により、被災現場を視察されました。

残念ながら、私は被災現場には行けませんでしたので、そちらでの様子は撮影できませんでした。
視察を終えてから、記者会見の様子です。野田総理は、記者の質問にていねいに答えておられました。

現場での滞在は20分程度で、野田総理はマイクロバスに乗り、つぎの訪問地である三重県の紀宝町へと向かいました。
総理が帰られた後も、報道のインタビューは続きます。今度は、知事、新宮市長、那智勝浦町長へのインタビューが10分程度続きました。

インタビュー終了で、私達は知事に別れを告げて、和歌山への帰路につきました。
しかし、知事はこの後、明日・明後日(9月10・11日)の2日間、新宮市・那智勝浦町・古座川町・田辺市本宮地域などの被災地を順に視察する予定になっています。広報課職員も同行する予定なので、こちらのレポートも週明けに紹介したいと思います。
本日(9月9日)、野田佳彦総理大臣が、台風12号の災害現場視察のため、和歌山県を訪問しました。仁坂知事、寺本那智勝浦町長、田岡新宮市長が野田総理に同行しました。
総理は、南紀白浜空港からヘリコプターに乗り、紀伊半島上空から被災地の状況を視察された後、那智勝浦町に到着し、那智勝浦町役場に入りました。(役場での様子は、「新米課長日記(2011/9/9)」をご覧ください。)
一方、私の今日の仕事は、特に被害の大きかった那智川沿いにある現地対策本部前で、報道記者の整理業務です。
現地対策本部は、川関地区の「セレモニーホールなち」前のテントです。

野田総理が来られるまでの間、近くの状況を確認しました。
セレモニーホールなち自体も被害を受けており、駐車場は泥だらけ、回りの金網フェンスはすべてなぎ倒されていました。災害対策本部前の那智川沿いの県道も氾濫により路肩が崩れています。

川関地区の橋には、上流から流された大量の流木が引っかかり、橋自体も大きく傾いています。

那智勝浦道路のガード脇には、浸水を受けた家庭から出たと思われるがれきがうず高く積まれています。

午後2時前に、野田総理を乗せたマイクロバスが、災害対策本部前に到着しました。
すぐに災害対策本部で関係者を激励されたあと、寺本那智勝浦町長(右側の警官の後ろ)の先導により、被災現場を視察されました。

残念ながら、私は被災現場には行けませんでしたので、そちらでの様子は撮影できませんでした。
視察を終えてから、記者会見の様子です。野田総理は、記者の質問にていねいに答えておられました。

現場での滞在は20分程度で、野田総理はマイクロバスに乗り、つぎの訪問地である三重県の紀宝町へと向かいました。
総理が帰られた後も、報道のインタビューは続きます。今度は、知事、新宮市長、那智勝浦町長へのインタビューが10分程度続きました。

インタビュー終了で、私達は知事に別れを告げて、和歌山への帰路につきました。
しかし、知事はこの後、明日・明後日(9月10・11日)の2日間、新宮市・那智勝浦町・古座川町・田辺市本宮地域などの被災地を順に視察する予定になっています。広報課職員も同行する予定なので、こちらのレポートも週明けに紹介したいと思います。
2011年09月09日
新米課長日記(2011/9/9)
番記者?
那智勝浦町に行ってきました。
用務は、野田総理の災害被災地視察のための来県に伴う報道対応。

今春の全国植樹祭の際、天皇皇后両陛下の行幸啓に伴う報道対応で経験値は上がっていたはずですが、災害現地での現場対応でその真価が問われました。
事前に官邸や災害所管官庁の報道担当と取材方法や位置について調整を進めていたのですが、当日になって想定外の事項が続々と・・・

基本問題を解くのは慣れていたつもりでも、いきなり応用問題を出されて右往左往。
しかし、持ち場持ち場で「和歌山県庁広報魂」を各自が発揮して、大きな混乱もなく総理ご一行を三重県側に送り出すことができました。
お昼ご飯を食べる間もなかったけど、被災地の皆さんのことを考えたら一食抜くぐらい、へっちゃら。
自ら「番記者です」と名乗られる記者の方にもお会いしました。
総理をお見送りした後、深刻な被害を受けた那智川上流の被災地へ向かう知事の後ろ姿を見送り、帰途につきました。
那智勝浦町に行ってきました。
用務は、野田総理の災害被災地視察のための来県に伴う報道対応。

今春の全国植樹祭の際、天皇皇后両陛下の行幸啓に伴う報道対応で経験値は上がっていたはずですが、災害現地での現場対応でその真価が問われました。
事前に官邸や災害所管官庁の報道担当と取材方法や位置について調整を進めていたのですが、当日になって想定外の事項が続々と・・・

基本問題を解くのは慣れていたつもりでも、いきなり応用問題を出されて右往左往。
しかし、持ち場持ち場で「和歌山県庁広報魂」を各自が発揮して、大きな混乱もなく総理ご一行を三重県側に送り出すことができました。
お昼ご飯を食べる間もなかったけど、被災地の皆さんのことを考えたら一食抜くぐらい、へっちゃら。
自ら「番記者です」と名乗られる記者の方にもお会いしました。
総理をお見送りした後、深刻な被害を受けた那智川上流の被災地へ向かう知事の後ろ姿を見送り、帰途につきました。
2011年09月09日
災害ボランティア募集情報
テレビ広報担当です。
日高川町災害ボランティアセンターが立ち上がります。
本部:日高川町社会福祉協議会(日高郡日高川町土生160番地)
ボランティア受付・お問い合わせ
TEL:090-6552-1965 FAX:0738-24-2552
現在のところ、日高地方(御坊市、みなべ町、由良町、印南町、美浜町、日高町、日高川町)在住の皆さまの活動に限らせていただきますとのことです。
県外からのボランティアについては、9月9日12時現在、古座川町および新宮市において受入れを行っています。
ボランティア情報について、詳しくはこちらをご覧下さい。ボランティアバス運行情報もあります。
皆さまの暖かいご支援、よろしくお願いします。
2011年09月09日
台風12号被災状況報告(9/8 日高川町・田辺市)
ブログ編集長です。
昨日(9月8日)、知事の台風12号被災状況の視察に同行して、日高川町と田辺市を訪問しました。
最初は日高川町です。これまで、新宮市や那智勝浦町、田辺市の被災状況は報道されていましたが、日高川町の状況はあまり知りませんでしたが、実際に見てあまりの惨状に声も出ませんでした。
最初は日高川中流域のあゆ養殖場のある日高川漁協。あゆはすべて流されてしまったそうです。事務所は泥だらけで、1階天井まで水没したそうです。

次は、日高川上流域に向かいました。途中の道は泥だらけで、いたるところで氾濫の跡が見られます。路肩はあちこちで崩れていました。

旧美山村の皆瀬地区では、流された家屋が道路をふさいでいました。

また、集落の家は1階部分はすべて浸水ており、散乱した瓦礫の撤去作業が行われていました。

皆瀬地区の隣、川原河地区では、橋が流されて折れ曲がっていました。この上流の橋も流されたそうです。

この後、田辺市の伏菟野地区に向かいました。ここは、大規模な土砂崩れで住宅6棟が倒壊し、2人が死亡、3人が行方不明となった地区です。実際に目の当たりにすると、尾根ごと崩れ落ちている様子は身震いするほどです。

今も地元の消防や自衛隊が、行方不明者の捜索に全力をあげています。

知事も報道のインタビューに答えていましたが、沈痛極まりない面持ちのように見受けられました。

このあと、知事は伏菟野地区の避難所を訪問し、地区の住民の皆さんとお話をし激励をされました。
被災現場を訪れ、実際に目で見ると本当に言葉もなくなり、心が痛みます。また、県内のあちこちでこのような災害が起こっていることを考えると、つらい気持ちになります。
被害にあわれた皆様方には心からお見舞いを申し上げますとともに、被災地の一日も早い復興ができるように、できる限りの努力をしていきたいと思います。
今日は、野田総理が被災地の視察にこられるとのこと。私も、那智勝浦町に向かいます。
昨日(9月8日)、知事の台風12号被災状況の視察に同行して、日高川町と田辺市を訪問しました。
最初は日高川町です。これまで、新宮市や那智勝浦町、田辺市の被災状況は報道されていましたが、日高川町の状況はあまり知りませんでしたが、実際に見てあまりの惨状に声も出ませんでした。
最初は日高川中流域のあゆ養殖場のある日高川漁協。あゆはすべて流されてしまったそうです。事務所は泥だらけで、1階天井まで水没したそうです。

次は、日高川上流域に向かいました。途中の道は泥だらけで、いたるところで氾濫の跡が見られます。路肩はあちこちで崩れていました。

旧美山村の皆瀬地区では、流された家屋が道路をふさいでいました。

また、集落の家は1階部分はすべて浸水ており、散乱した瓦礫の撤去作業が行われていました。

皆瀬地区の隣、川原河地区では、橋が流されて折れ曲がっていました。この上流の橋も流されたそうです。

この後、田辺市の伏菟野地区に向かいました。ここは、大規模な土砂崩れで住宅6棟が倒壊し、2人が死亡、3人が行方不明となった地区です。実際に目の当たりにすると、尾根ごと崩れ落ちている様子は身震いするほどです。

今も地元の消防や自衛隊が、行方不明者の捜索に全力をあげています。

知事も報道のインタビューに答えていましたが、沈痛極まりない面持ちのように見受けられました。

このあと、知事は伏菟野地区の避難所を訪問し、地区の住民の皆さんとお話をし激励をされました。
被災現場を訪れ、実際に目で見ると本当に言葉もなくなり、心が痛みます。また、県内のあちこちでこのような災害が起こっていることを考えると、つらい気持ちになります。
被害にあわれた皆様方には心からお見舞いを申し上げますとともに、被災地の一日も早い復興ができるように、できる限りの努力をしていきたいと思います。
今日は、野田総理が被災地の視察にこられるとのこと。私も、那智勝浦町に向かいます。