2014年07月04日
皆さん、和歌山の伝統野菜「源五兵衛すいか(げんごべえすいか)」をご存じですか?
「源五兵衛すいか(げんごべえすいか)」は和歌山市発祥の伝統野菜です。
今から三百年程前、和歌山の酒店で花落ち大のスイカを酒粕に漬け込んだのが始まりで、創始者の名をとって源五兵衛漬と呼ばれるようになったと言われています。
「源五兵衛すいか」は、片手一握り大のスイカの幼果を収穫して、酒粕に漬け込みます。
本年も、「源五兵衛すいか」の収穫、漬け込みシーズンが始まり、生産者は大忙しです。
丁寧に酒粕に漬け込まれた「源五兵衛すいか」は、大阪や奈良などの業者に出荷され、更に加工されて全国で販売されています。
出来上がるのに何日くらいですか?
高級品は手間と暇を十分にかけ、3年ぐらい酒粕を取り換えながら長期熟成します。
割と安く販売しているものは半年~1年くらいの漬け込みでしょうか。
どこで販売しているかって?
普通に漬物屋さんで売っていますよ。
店舗にもよりますが、スーパーや直売所でも売っています。
漬物の好きな方には粕漬けは最高のごちそうです。
キュウリやウリとは違った「源五兵衛すいか」の独特の食感、歯ごたえをお楽しみ下さい。

砂地で栽培される源五兵衛すいか

5~6cm位になったものを収穫します

一つ一つ丁寧に収穫します

収穫された源五兵衛すいか

酒粕に漬け込み

漬け込んで源五兵衛すいかの粕漬けの出来上がり

お酒のお供に、お茶漬けに
(文責:海草振興局地域振興部農業振興課 主査 矢部 泰弘)
今から三百年程前、和歌山の酒店で花落ち大のスイカを酒粕に漬け込んだのが始まりで、創始者の名をとって源五兵衛漬と呼ばれるようになったと言われています。
「源五兵衛すいか」は、片手一握り大のスイカの幼果を収穫して、酒粕に漬け込みます。
本年も、「源五兵衛すいか」の収穫、漬け込みシーズンが始まり、生産者は大忙しです。
丁寧に酒粕に漬け込まれた「源五兵衛すいか」は、大阪や奈良などの業者に出荷され、更に加工されて全国で販売されています。
出来上がるのに何日くらいですか?
高級品は手間と暇を十分にかけ、3年ぐらい酒粕を取り換えながら長期熟成します。
割と安く販売しているものは半年~1年くらいの漬け込みでしょうか。
どこで販売しているかって?
普通に漬物屋さんで売っていますよ。
店舗にもよりますが、スーパーや直売所でも売っています。
漬物の好きな方には粕漬けは最高のごちそうです。
キュウリやウリとは違った「源五兵衛すいか」の独特の食感、歯ごたえをお楽しみ下さい。

砂地で栽培される源五兵衛すいか

5~6cm位になったものを収穫します

一つ一つ丁寧に収穫します

収穫された源五兵衛すいか

酒粕に漬け込み

漬け込んで源五兵衛すいかの粕漬けの出来上がり

お酒のお供に、お茶漬けに
(文責:海草振興局地域振興部農業振興課 主査 矢部 泰弘)
2014年07月04日
粉河祭のだんじりばやし
紀の川市粉河は粉河寺の門前町として古くから栄えてきたまちで、毎年7月に紀州三大祭の一つ「粉河祭」が開催されます。
粉河祭は粉河寺鎮守「粉河産土神社(こかわうぶすなじんじゃ)」の祭礼で、県、市指定無形民俗文化財、プレミア和歌山観光資産として認証されています。

祭りの歴史は粉河寺が当地を治めていた際に行われてきた「渡御行列」に始まるそうで、江戸時代の中頃に門前町の住民が「だんじり」を作って「渡御行列」に参加するようになり、その後、「だんじり」に太鼓と鉦(かね)の「囃子(はやし)」が加えられていったそうです。
祭りを盛り上げる「だんじりばやし」は約400年の伝統があるそうです。
かつて囃子のリズムは譜面が無く、聞き覚えで伝えられてきたので「だんじり」ごとに異なっていたのですが、だんじりばやしの統一感を保とうとの思いから地元の有志が囃子の保存を決意し、平成2年に「粉河車楽ラブ(こかわしゃらくらぶ)」を設立、保存継承活動が始まったそうです。
クラブでは地元の小中学生を中心に演奏指導を行うほか、社寺での奉納太鼓などイベントにも参加されています。
クラブの練習会場におじゃますると、鉦の音にあわせて練習をされていました。


指導役の河西さんにお話を伺うと、太鼓の叩き方には33のパターンがあり、これらのパターンを組み合わせて演奏するそうです。
最初は見よう見まねで始めた子どもたちも、練習を重ねるうちに大人顔負けの演奏ができるそうです。
少し太鼓を叩かせてもらいましたが、腕がなかなか追いつきません。日頃の練習がとても大事だと感じました。
だんじりに乗って演奏するため、派手なパフォーマンスはありませんが、手首のスナップを使って叩くのがポイントとのことです。
皆さんのリズミカルで力強い演奏を聞いていると、目の前をだんじりが通っていくような気分になりました。

粉河祭まで1ヶ月を切りました。
本祭イベントでは「子どもだんじり」や「もち投げ」、「粉河中学校吹奏楽部による演奏」も行われます。
皆様是非お越し下さい!
また、粉河車楽ラブの活動に関心を持たれた方は是非練習をのぞいてみて下さい。
【粉河祭】
(開催日時)
宵々祭:平成26年7月25日(金)19:00~23:00
宵 祭:平成26年7月26日(土)19:00~23:00
本 祭:平成26年7月27日(日)14:00~19:00
(開催場所)
和歌山県紀の川市粉河地内 粉河とんまか通り周辺(JR粉河駅前~粉河寺大門橋)
【粉河車楽ラブ】
代表者:玉崎 士郎
設立年:平成2年4月
練習日:毎週金曜 19:30~21:00頃 粉河ふるさとセンター(リハーサル室)にて
(文責:那賀振興局企画産業課 森本哲矢)
粉河祭は粉河寺鎮守「粉河産土神社(こかわうぶすなじんじゃ)」の祭礼で、県、市指定無形民俗文化財、プレミア和歌山観光資産として認証されています。

祭りの歴史は粉河寺が当地を治めていた際に行われてきた「渡御行列」に始まるそうで、江戸時代の中頃に門前町の住民が「だんじり」を作って「渡御行列」に参加するようになり、その後、「だんじり」に太鼓と鉦(かね)の「囃子(はやし)」が加えられていったそうです。
祭りを盛り上げる「だんじりばやし」は約400年の伝統があるそうです。
かつて囃子のリズムは譜面が無く、聞き覚えで伝えられてきたので「だんじり」ごとに異なっていたのですが、だんじりばやしの統一感を保とうとの思いから地元の有志が囃子の保存を決意し、平成2年に「粉河車楽ラブ(こかわしゃらくらぶ)」を設立、保存継承活動が始まったそうです。
クラブでは地元の小中学生を中心に演奏指導を行うほか、社寺での奉納太鼓などイベントにも参加されています。
クラブの練習会場におじゃますると、鉦の音にあわせて練習をされていました。


指導役の河西さんにお話を伺うと、太鼓の叩き方には33のパターンがあり、これらのパターンを組み合わせて演奏するそうです。
最初は見よう見まねで始めた子どもたちも、練習を重ねるうちに大人顔負けの演奏ができるそうです。
少し太鼓を叩かせてもらいましたが、腕がなかなか追いつきません。日頃の練習がとても大事だと感じました。
だんじりに乗って演奏するため、派手なパフォーマンスはありませんが、手首のスナップを使って叩くのがポイントとのことです。
皆さんのリズミカルで力強い演奏を聞いていると、目の前をだんじりが通っていくような気分になりました。

粉河祭まで1ヶ月を切りました。
本祭イベントでは「子どもだんじり」や「もち投げ」、「粉河中学校吹奏楽部による演奏」も行われます。
皆様是非お越し下さい!
また、粉河車楽ラブの活動に関心を持たれた方は是非練習をのぞいてみて下さい。
【粉河祭】
(開催日時)
宵々祭:平成26年7月25日(金)19:00~23:00
宵 祭:平成26年7月26日(土)19:00~23:00
本 祭:平成26年7月27日(日)14:00~19:00
(開催場所)
和歌山県紀の川市粉河地内 粉河とんまか通り周辺(JR粉河駅前~粉河寺大門橋)
【粉河車楽ラブ】
代表者:玉崎 士郎
設立年:平成2年4月
練習日:毎週金曜 19:30~21:00頃 粉河ふるさとセンター(リハーサル室)にて
(文責:那賀振興局企画産業課 森本哲矢)
2014年07月04日
あなたのアイデアで「フルーツのまち」紀の川市の魅力を発信しませんか
県では個性豊かで活力ある地域づくりを推進するため、市町村が地域固有の資源を活用して実施するプロジェクトに対し総合的に支援する「わがまち元気プロジェクト」を進めています。
今年の5月に平成26年度プロジェクト第1弾として、紀の川市が取り組む「紀の川市フルーツツーリズムの展開によるファン獲得プロジェクト」を支援する事となりました。
本プロジェクトは様々なフルーツが収穫される「フルーツ王国」という紀の川市の特徴と市内に点在する観光資源を結びつけ、観光地としての魅力アップとファン獲得を目指すものです。
このたび、本プロジェクトをさらにより良いものにするため「紀の川ぷるぷるワークショップ(※)」を開催することとなり、7月1日からワークショップに参加頂ける方の募集が紀の川市役所で始まりました。
※ワークショップ
あるテーマのもと、コーディネーター(司会進行役)を中心に参加者の皆さんがいろんなアイデアを出したり話し合いをする、全員参加型の共同作業のことです。
ワークショップのコーディネーターにはゆとり研究所所長の野口智子さんを招き、「フルーツのまち」紀の川市について、ワイワイ楽しく考えていきます。
たとえば・・・
「まったく新しい形の体験型フルーツ観光メニューの開発」
「フルーツを活かした土産物の開発」
「フルーツのまちの情報発信」など
今後、皆さんと楽しくワークショップを重ねながら、「フルーツのまち」紀の川市を盛り上げていきたいと考えています。
ご興味のある方はぜひご参加下さい!お待ちしています!

(紀の川市観光協会提供)
「フルーツ・ツーリズム研究会」参加者募集!!
~あなたのアイデアで「フルーツのまち」紀の川市の魅力を発信しませんか~
【ワークショップ開催日】
○第1回『フルーツ・ツーリズムを考えよう』
8月24日(日)14時00分~(17時00分終了予定)
○第2回『フルーツ・ツーリズムを進めよう』
9月21日(日)14時00分~(17時00分終了予定)
【開催場所】
紀の川市役所 本庁7階ラウンジ(両日とも)
【対象】
紀の川市のことが大好きな人ならどなたでも
【募集期間】
7月1日(火)~7月28日(月)
【申し込み方法】
紀の川市役所商工観光課へ電話またはFAXでお申し込みください
(お申込の際、氏名、住所、電話番号をお伝えください)
【申し込み・問い合わせ】
紀の川市役所 商工観光課
(電 話)0736-77-2511
(FAX)0736-79-3928
(紀の川市ホームページ)http://www.city.kinokawa.lg.jp/index.html
(紀の川市公式facebook)https://www.facebook.com/kinokawacity
※紀の川市の募集案内もあわせてご覧下さい。
http://www.city.kinokawa.lg.jp/shoukou/2014-0528-0905-45.html
(文責:那賀振興局企画産業課 森本哲矢)
今年の5月に平成26年度プロジェクト第1弾として、紀の川市が取り組む「紀の川市フルーツツーリズムの展開によるファン獲得プロジェクト」を支援する事となりました。
本プロジェクトは様々なフルーツが収穫される「フルーツ王国」という紀の川市の特徴と市内に点在する観光資源を結びつけ、観光地としての魅力アップとファン獲得を目指すものです。
このたび、本プロジェクトをさらにより良いものにするため「紀の川ぷるぷるワークショップ(※)」を開催することとなり、7月1日からワークショップに参加頂ける方の募集が紀の川市役所で始まりました。
※ワークショップ
あるテーマのもと、コーディネーター(司会進行役)を中心に参加者の皆さんがいろんなアイデアを出したり話し合いをする、全員参加型の共同作業のことです。
ワークショップのコーディネーターにはゆとり研究所所長の野口智子さんを招き、「フルーツのまち」紀の川市について、ワイワイ楽しく考えていきます。
たとえば・・・
「まったく新しい形の体験型フルーツ観光メニューの開発」
「フルーツを活かした土産物の開発」
「フルーツのまちの情報発信」など
今後、皆さんと楽しくワークショップを重ねながら、「フルーツのまち」紀の川市を盛り上げていきたいと考えています。
ご興味のある方はぜひご参加下さい!お待ちしています!

(紀の川市観光協会提供)
「フルーツ・ツーリズム研究会」参加者募集!!
~あなたのアイデアで「フルーツのまち」紀の川市の魅力を発信しませんか~
【ワークショップ開催日】
○第1回『フルーツ・ツーリズムを考えよう』
8月24日(日)14時00分~(17時00分終了予定)
○第2回『フルーツ・ツーリズムを進めよう』
9月21日(日)14時00分~(17時00分終了予定)
【開催場所】
紀の川市役所 本庁7階ラウンジ(両日とも)
【対象】
紀の川市のことが大好きな人ならどなたでも
【募集期間】
7月1日(火)~7月28日(月)
【申し込み方法】
紀の川市役所商工観光課へ電話またはFAXでお申し込みください
(お申込の際、氏名、住所、電話番号をお伝えください)
【申し込み・問い合わせ】
紀の川市役所 商工観光課
(電 話)0736-77-2511
(FAX)0736-79-3928
(紀の川市ホームページ)http://www.city.kinokawa.lg.jp/index.html
(紀の川市公式facebook)https://www.facebook.com/kinokawacity
※紀の川市の募集案内もあわせてご覧下さい。
http://www.city.kinokawa.lg.jp/shoukou/2014-0528-0905-45.html
(文責:那賀振興局企画産業課 森本哲矢)