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和歌山県広報課です。
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2011年10月03日

新米課長日記(2011/10/3)

衣替え

 県庁では、今日から衣替え。
 久しぶりのネクタイ着用で、少し肩がこります。 

 午前、知事の定例記者会見の司会。
 本日の会見、知事は防災服ではなく通常のスーツ姿で臨まれました。
 知事からの話題提供は、昨日(2日)東京で開催された「南方熊楠シンポジウム」の報告のみでしたが、記者からの質問は、台風12号被災から1ヶ月を経過して復旧、復興に向けた知事の所見を問うものがほとんどでした。

 お昼前、知事室へ。
 木曜日に予定されている会議内容の事前説明を関係の課長さん方と行いました。
 知事室での心構えは、説明資料を長々と読み上げるようなことは避け、知事と目線を合わせながら知事の疑問・問いにシンプルに答えること。
 付け焼き刃の受け答えは、すぐに看破されます。
 新米課長は今日もだいぶ冷や汗をかきました。

 これから、災害対策本部会議に向かいます。
 本部会議も、週1回ペースになりました。



   

Posted by 新米課長 at 16:30Comments(0)新米課長日記

2011年10月03日

「熊野古道」歩けます! 「那智の滝」観光できます!

ブログ編集長です。

台風12号による災害を受けた紀伊半島南部でも、復旧がどんどん進んでいます
もともとこの地域は観光が大きな産業となっていたところで、熊野三山や那智の滝、勝浦温泉など有名な観光地が数多くあるため、県でもこれらの観光地へのアクセスの一日も早い復旧に取り組んでいるところです。

主な道路など交通機関の復旧(見込み)は以下のとおりです。

・那智大社(那智の滝)への道路 → 10/1復旧
・田辺ICから本宮大社への道路(国道311号) → 10/4予定
・本宮大社から速玉大社への道路(国道168号) → 10/20予定
・JR紀勢線
  新大阪~紀伊勝浦 → 運行中
  紀伊勝浦~新宮 → 12月中予定
  新宮~熊野市 → 10月上旬予定
・南海高野線(橋本~紀伊清水) → 10月上旬予定

また、和歌山県観光連盟ホームページで、「主要観光地の状況について」というページが公開されました。
これまで、わかやま喜集館の発表情報をこのブログでも転載していましたが、とうとう公式情報として提供されることになったようです!! ぜひ最新情報はこちらでご覧ください!

和歌山県では、 台風12号被害から復旧復興に向けて県民一丸となるためのキャッチフレーズ、「まけるな!!和歌山」を合い言葉に頑張っています。

皆さんのご来訪が地域の復興の大きな力となりますので、豊かな自然の宝庫和歌山県へ、世界遺産の高野・熊野に、みなさんどんどんお越しください!!  

Posted by 広報ブログ編集長 at 16:17Comments(0)観光・自然

2011年10月03日

ブログ編集長、朝日新聞和歌山版で紹介!(10/2)

ブログ編集長です。

恥ずかしながら? 昨日10/2の朝日新聞和歌山版「紀のひと」のコーナーで、私を紹介していただきました。(※下の記事をクリックすると、インターネットの該当記事にリンクします。)

日本一の和歌山の柿のPRソング「♪和歌山の柿♪」のシンガーソングライター??としての紹介です。朝日新聞の北川記者さん、いろいろとありがとうございました!!

この歌を作ってもう4シーズン目になりますが、今年のシーズンもキャンペーンで店頭で流してくれているようです。昨日東京から関西空港に帰ってきた際、偶然JA紀の里の方とお会いしましたが、「あの歌で、柿のキャンペーンに行ってきたよ!」と声を掛けてくれました。末永く使ってくれると嬉しいですね。

ついでに、和歌山の柿キャンペーンサイト「かき音ちゃん.com」もぜひご覧ください!! 「かき音ちゃん体操」や「かき音ちゃんのお面」もありますので、お子さんと一緒に楽しんでください。

かき音ちゃん体操の動画です!!
  

Posted by 広報ブログ編集長 at 15:46Comments(2)新聞

2011年10月03日

「南方熊楠シンポジウム」レポートその2(10/2 明治大学)

ブログ編集長です。

昨日(10月2日)開催された「南方熊楠シンポジウム」のレポート(その2)をお届けします。
開演までの様子は、レポート(その1)をご覧ください。
いよいよ、13:30分よりシンポジウムが開演です。

司会の挨拶のあと、主催者を代表して、仁坂和歌山県知事が挨拶をしました。

知事は、「熊楠のフィールドが台風12号で大きな被害を受けたが、今まさによみがえろうとしている。」と報告。そのあと、今年5月の第62回全国植樹祭での和歌山県の「エコ」な取組をご紹介したあと、熊楠が「エコロジー」という概念を日本に紹介して100年の節目の年に、熊楠が時空を超えて語りかけているメッセージを知るきっかけにしてほしいと挨拶をしました。

続いて、共催の環境省地球環境局長の鈴木正規さんのご挨拶です。

鈴木局長のご両親は和歌山出身で、局長ご自身も湯浅町生まれとおっしゃったあと、熊楠はスケールが大きすぎて何をした人かわからないが、でもすごい。その熊楠を通して自然とどうつきあっていくのか、災害とどう向き合うのかを考えてほしいとご挨拶されました。

基調講演は、作家の荒俣宏さんです。その博学ぶりと多方面での造詣の深さから、まさに「現代の南方熊楠」と行っても過言ではないと思います。

ご講演では、「熊楠とエコロジーの物語~そこに愛と神があった」と題して、エコロジーという思想の系統と、その中での南方熊楠の位置づけなどをわかりやすくご説明くださいました。

話の要点は、以下のとおりでした。
●「エコロジー」という非常に難しい概念を100年前に提唱した熊楠の偉大さと、その生物学的・哲学的な意味
●「エコロジー」という言葉は現在「①生態学」「②自然と一緒に暮らそう運動」の2つの意味で使われている
●「エコロジー」思想の歴史と変遷。対象が植物から動物、さらには人間、地球へと広がり、次第に活動としての意味が付与されていく過程を紹介。
  アレキサンダー・フォン・フンボルト(著書「コスモス」で地球規模の自然を記述)
  ヘンリー・ソロー(1854 著書「ウォールデン~森の生活」「ロハス」誕生)
  エルンスト・ヘッケル(1866「エコロジー」提唱、植物の共生関係)
  カール・メビウス(カキの研究から食物連鎖)
  エドアルト・ジュース(岩石と大地のあいだの生物層という考え方を提唱)
  ステファン・フォーブス(湖はひとつの小宇宙)
  南方熊楠(1910「エコロギー」植物棲態学)
  ウラディーミル・ヴェルナドスキ(人間が作った地球「ノースフェア」)
  レイチェル・カーソン(1962 DDTによる環境汚染告発、地球の資源は有限 運動としてのエコロジー誕生)
  テイヤール・ド・シャルダン(地球は生物と合体、特に人類も合体するという思想)
  ジェイムズ・ラブロック(1979 ガイア理論 地球は単一の生命体)

続いてご講演くださったのは以下の3名です。
①JT生命誌研究館館長 中村桂子さま
「生命誌の世界と熊楠」と題して、西洋、東洋、日本の思想を融合した熊楠の思想や、現代の機械的世界観ではなく複雑さに向き合う熊楠的考え方が21世紀を作り出すとご講演くださいました。

②元明治大学農学部教授 井川憲明さま
三重県熊野市出身の井川さんは、「熊楠のエコロジー思想」と題して、熊楠を「超感性人」と名付けて第6感に収まらない第7感の熊楠について熱弁をふるわれました。

③環境省参与 黒田大三郎さま
「熊楠の愛した”生物多様性の宝庫~熊野”」と題して、吉野熊野国立公園レンジャーとして2年半、熊野で過ごされた体験から、熊楠の愛した熊野の森や生き物の特徴などについてご講演いただきました。

これで、前半の講演会は終了。20分の休憩をはさんで座談会に入ります。休憩時間、2階の「熊楠と熊野」展示室はごったがえしていました。


いよいよ後半の座談会です。前半にご講演をいただいた4名に、仁坂知事を加えた5名で座談会を行いました。進行役はもちろん、「現代の熊楠」荒俣宏さまです。


テーマが「紀州的エコロジーのすすめ」という何とも漠然としたテーマでしたが、出演者がみなさんしっかりとしたご意見をお持ちで、聞いていて非常に楽しい座談会でした。

仁坂知事は、紀州・和歌山の紹介をしました。特に熊野については「やさしい混沌」と表現。森に覆われているが、人を拒絶するほどの険しさはないこと、熊野詣は「老若男女、貴賤を問わず、浄・不浄を問わず、信・不信を問わず」というよそ者を受け入れる風土があることを紹介したことは印象的でした。

環境省の黒田参与は、吉野熊野国立公園レンジャーとして新宮にいたころの想い出を、熊楠ほどには勉強しなかったが、那智山の動植物や再北限のサンゴなどを調査して回ったことを話されていました。

紀州熊野生まれの井川さんは、陸の孤島であった子供のころの熊野地域や、両親からさんざん聞かされた熊楠の話、牟婁地域の方言の話など、熊野に関するお話をしてくださいました。

JTの中村館長は、20世紀・科学から21世紀・文化への転換の必要性、その日本における原点が和歌山にあること、熊楠は洋の東西をミックス、宮沢賢治や柳田国男を生んだ岩手との共通点などについて興味深い話をお話しくださいました。

座談会はどんどん盛り上がり、荒俣さんが南方熊楠顕彰館の館長さんの豪快な逸話をお話しくださったり、知事は奇人の熊楠を支えた田辺の人々のあたたかさを話をしたりと、みなさんどんどん盛り上がってきて、最後は荒俣さんもまとめるのをあきらめて、これにて終了となりました。熊楠の懐の広さがゆえ話もどんどん広がったんだと思います。

なお、南方熊楠シンポジウムの中身をもっと知りたいという方は、12月11日(日)17日(土)14:00から NHK-Eテレで全国放送される予定です。座談会の模様を中心に放送されるそうなので、ご興味のある方はぜひご覧ください。
  

Posted by 広報ブログ編集長 at 12:15Comments(2)人物

2011年10月03日

「南方熊楠シンポジウム」レポートその1(10/2 明治大学)

ブログ編集長です。

昨日(10月2日)、和歌山県・明治大学などが主催の「南方熊楠シンポジウム」が開催され、私も運営側の一員として参加しましたのでそのレポート(その1)をお届けします。

会場は、東京・お茶の水駅近くの明治大学アカデミーコモンの3階、アカデミーホールです。最近完成した11階建ての非常にモダンな建物の中にあります。


今年、明治大学は創立130年を迎えるそうです。


入り口では、第62回全国植樹祭のマスコットもつとめた木の国森づくり大使の「キノピー」が台風12号災害の義援金募金活動を行いました。


シンポジウムは13:30からでしたが、同時開催の「熊楠と熊野」展示会は2階で10:00からオープン。開場と同時に多くの人々が熊楠関連の貴重な展示を熱心に見ていました。


関連展示をしてくださった熊楠の生家の造り酒屋さんの「世界一統」さんです。「熊楠」というお酒もあり(画面右側にならんでいます。)、試飲もされていました。


以前このブログでも「いっしょにeco」で紹介した「花王」さんも協賛展示してくれました。「熊楠とエコロジー」というシンポジウムのテーマにもぴったりですね。こちらも人がひっきりなしに訪れていました。


和歌山のいいものをご紹介している「プレミア和歌山」の展示です。正面には、今、東京で開催中の「プレミア和歌山カフェ」のロゴマークも見えます。


シンポジウムは12:30開場だったのですが、あまりの出足の速さに明治大学も開場を20分早めました。開場の3階アカデミーホールにはお客さんが続々と入場してきます。熊楠に対する関心の高さが伺えます。

ロビーでは熊楠や熊野関連の書籍が販売されていますが、たくさんの人が買い求めていました。やはり首都圏は人口も多いので和歌山よりも知識層の方々の人数も多いのでしょうか、ちょっと驚きです。


13:30のシンポジウム開催までにはホールもほぼ満席になっていました。こちらが開演前の様子です。熱気むんむんという感じでした。


当初は定員1,000人で募集をしたのですが、何と1週間で定員を超えたそうで、最終は1,300人の来場となったとのこと。南方熊楠の偉大さを改めて思い知らされました。

これからいよいよ、シンポジウムが始まります。こちらがメインですが、ちょっと長くなって疲れてきたので、レポート(その2)で改めてお伝えしますので、しばしお待ちください!!  

Posted by 広報ブログ編集長 at 01:12Comments(0)人物