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2011年08月20日

有田川の鵜飼に行ってきました!

ブログ編集長です。

昨日、午後から休暇をいただき、有田川の鵜飼に行ってきました。

場所は、有田市のJR宮原駅から車で5分の場所にある「有田川温泉 鮎茶屋」さんです。


もちろん、鵜飼で有名なところですが、最近ではタチウオを使った「たち重」も人気になるなど、新しいメニューにも挑戦しておられます。(「8月3日報知スポーツ大阪版記事」をご覧ください。)

鵜飼は「鮎茶屋」の目の前にある有田川で行われます。昼間の景色はこんな感じです。川は穏やかで、鵜飼にはもってこいの感じでした。


私は午後4時に到着し、まずは「有田川温泉 光の湯」で、汗を洗い流しました。平日の午後にもかかわらず、温泉は地元のお年寄りや夏休み中の家族連れで大賑わいでした。
その後、ビールを飲んで下ごしらえをして、いよいよ鵜飼見物へ向かいます。心配していた雨も降らず、鵜飼は予定通り行われました。

午後7時15分、暗やみが迫る中、小さな屋形船に乗船します。この日は観光バスも1台止まっており、4そうの船にお客さんがいっぱいでした。


このあたりの有田川は水深が浅いので、船頭さんは船には乗らずに、浅瀬から船を押して動かしていきます。

船が所定の位置に止まり、提灯の明かりが消されると、いよいよ鵜飼のスタートです。和歌山県の無形民俗文化財に指定されている有田川の鵜飼は、「徒歩(かち)漁法」といって、鵜匠自らが川の中に入り、1羽の鵜と松明を持って鮎を獲るものです。この日は4人の鵜匠さんが登場。松明を振りながら、鵜を巧みに操って鮎を獲っていきます。



中には、鮎ではなくうなぎを追いかける鵜もいたようで、鵜匠さんが「おい、どこへ行くんや。うなぎ追いかけてどないするんや!」と言っていました。この日の鮎は小ぶりのものが多かったようです。

鵜飼の途中、鵜から逃れようと水面で飛び跳ねた鮎が、屋形船の私の目の前に飛び込んできました。体長15cmくらいの子鮎でしたが、ちょっとうれしくなりました。


午後8時には終了し、その後は「鮎茶屋」に戻り、おいしいお食事とお酒をいただきました。もちろん、屋形船でお弁当のコースもあります。最後にお支払い。私達は参加11人で鵜飼・料理込みで一人7千円と、お手頃価格でした。

暗やみの中で、幻想的に振られる松明、腰まで水につかりながら浅瀬を歩きながら鵜を巧みに操る鵜匠さんの姿、そして、それを固唾を飲んで見守っている私達。長良川の鵜飼のような華やかさはありませんが、室町時代から続いている伝統的な鵜飼は、何か神々しさを感じさせるものでした。皆さんもぜひ体験してみてはいかがでしょうか。


雰囲気がわかるように短い動画も撮りました!


実施期間は毎年6月1日から8月31日までです。料金は、参加人数や料理によって異なります。
お問い合わせは、「有田川温泉 鮎茶屋」まで。

場所はこちらです。

  

Posted by 広報ブログ編集長 at 10:33Comments(3)観光・自然