2014年08月28日
自然と要塞跡が織りなす光景「友ヶ島」 第3回
「第2砲台-友ヶ島灯台-第3砲台」マップ
Google Map「第2砲台-友ヶ島灯台-第3砲台」(地図上の☆印をクリックすると写真が見られます)
前回は加太駅から第5砲台までの道のりを紹介しました。
(前回の記事)自然と要塞跡が織りなす光景「友ヶ島」 第2回
http://wakayamapr.ikora.tv/e1049470.html
今回は第2砲台から第3砲台までを紹介します。
第5砲台から、いったん来た道を戻り海岸沿いを西に進むと第2砲台です。
<第2砲台>

第2砲台です。
崩落の危険があるため中には入れませんでした。
壁が大きく崩れたところからは海が見えました。

高台から見た第2砲台です。

かなり崩れているのが上からもわかります。
第2砲台とまわりの景色を眺めたあと、次の目的地、友ヶ島灯台へ向かいます。

しばらく山道を進むと灯台が見えてきます。
<友ヶ島灯台>

この日は偶然灯台の点検日だったらしく、灯台に火が入る瞬間に立ち会うことができました。
大きな機械音とともに灯台が光を放ちます。

灯台が動き出すのを眺めながらここで一度休憩を取りました。
気象庁のデータによると、この日の友ヶ島の最高気温は31度。じりじりとした日差しが照りつけていました。
水分と塩分を補給して落ち着いたところで、ふたたび灯台の周りを散策します。
木々に隠れてすこしわかりにくいのですが、灯台のすぐ裏には第1砲台があります。


第1砲台も建物の傷みが激しいため、あまり近くまで行くことはできません。立ち入り禁止のロープが張られています。
灯台付近にはもうひとつ施設があります。
灯台正面まで戻り、灯台正面を左手に見ながら奥へ進むと見えてくるトーチカです。

トーチカとは「銃撃用の窓のようなもの(銃眼)がついた防御施設」だそうです。
トーチカは地面に埋まるような形で設置されていて、上から見るとこのような状態になっています。

もともとはコンクリートで外部が覆われていましたが、風化により鉄の下地が露出しています。コンクリート片が乗っているのは外壁の名残です。
取材に同行いただいた和歌山市観光課の方によると「思わず上に乗りたくなるような形状をしていますが、コンクリートの劣化が進んでしまうのでお控えください」とのことでした。
上りたい気持ちを抑えて灯台正面に戻ります。
灯台正面を背にすると、はるか向こうにアンテナのようなものが見えます。

関西空港ができたときにつくられた航空業務用のアンテナ設備だそうです。
次の目的地、第3砲台はあのアンテナ設備のすぐ下にあります。
<第3砲台>

第3砲台火薬庫前です。
木陰に隠れるようにたたずむレンガ造りの火薬庫が、落ち着いた雰囲気を醸しだしています。

火薬庫から少し戻って、第3砲台内部に入ってみます。

内部は真っ暗なので懐中電灯があると便利です。


丸い部分が砲台跡です。
第5砲台と比べてかなり大きいことがわかります。
火薬庫前とこの砲台跡が友ヶ島の人気のスポットです。
第3砲台を一巡りしたあと、私たちは野奈浦桟橋へと戻りました。
次回は沖ノ島の東側をご紹介します。
自然と要塞跡が織りなす光景「友ヶ島」 第1回
http://wakayamapr.ikora.tv/e1048633.html
自然と要塞跡が織りなす光景「友ヶ島」 第2回
http://wakayamapr.ikora.tv/e1049470.html
自然と要塞跡が織りなす光景「友ヶ島」 第4回
http://wakayamapr.ikora.tv/e1059975.html
(文責:広報課 品田 秀樹)
タグ :友ヶ島