2014年08月18日
自然と要塞跡が織りなす光景「友ヶ島」 第2回
友ヶ島レポート第2回です。
前回は友ヶ島の概略について紹介しました。
(前回の記事)「自然と要塞跡が織りなす光景「友ヶ島」 第1回」
http://wakayamapr.ikora.tv/e1048633.html
今回は加太駅から沖ノ島第5砲台までをご紹介します。
今回私たちが通ったルートは以下の地図のとおりです。
Google Map「加太駅-加太港-第5砲台跡」(地図上の☆印をクリックすると写真が見られます)
https://mapsengine.google.com/map/edit?mid=zKoXAJbgoMwU.ksqekxo96XoQ
少し遠回りをしていますが、国の登録有形文化財「旧加太警察署庁舎」と県指定天然記念物「ビャクシン」のある常行寺を通るルートです。(Google Mapに写真あり)
下の写真は、常行寺を過ぎて加太春日神社の前の通りです。左手にちらっと見えているのが加太春日神社です。
加太の露地を歩いていると、どこかゆったりとした雰囲気が流れているようで町内を散策するのも楽しいです。
加太春日神社前の通り

ぐんぐん進むと加太港に到着します。加太駅からは徒歩で約15分です。加太港の周りには駐車場もあるので、港まで車で来ることもできます。
友ヶ島汽船発着所

この船に乗って沖ノ島へ渡ります。所要時間は約20分。
夏休み中の土日は船がいっぱいで乗船できないことがありますので、その時期に訪れる方は少し早めに港へ行かれたほうがよいでしょう。
船の時刻表については、友ヶ島汽船のホームページでご確認ください。
「友ヶ島汽船時刻表」
http://tomogashimakisen.com/jikoku.html
私たちは9時発の始発便に乗り、16時30分発の最終便で帰ってきました。観光できる場所すべてを回ろうと思うと、これぐらいの余裕をもっておいた方がいいと思います。
見所の集中している沖ノ島西側だけを回るなら、半日でも十分見て回ることができます。
船は地ノ島と虎島の間を抜けて、回り込むように沖ノ島の北側に接岸します。なお、友ヶ島で観光できる島は沖ノ島と虎島だけです。
航路から見た虎島

航路から見た神島

神島を越えるともう沖ノ島に到着です。
野奈浦桟橋(沖ノ島)

桟橋近くの売店以外では、この島で水を補給できるところがありません。夏場は飲料水をしっかり確保しておきましょう。
さて、桟橋を背にして右手へ進み、第5砲台を目指します。
第5砲台への道

「友ヶ島は思っているより広い」という話を聞いていたので、自転車での散策も考えていました。
しかし、上の写真のように、傾斜がきつく道も舗装されていないため、オフロードになれた人でないと難しいと思います。
第5砲台の途中に弾薬庫があるということで立ち寄ってみました。
弾薬本庫(有煙火薬庫・砲具庫)


弾薬庫からすこし進むと第5砲台入口です。
第5砲台入口

少し進むと火薬庫が見えてきます。
第5砲台火薬庫

火薬庫奥の道


この階段の奥に第5砲台跡があります。
第5砲台跡

木が生えているところの丸い構造物が砲台跡です。この写真は砲台跡を上から写したものです。
対艦船砲台にしては小さいと感じたのですが、第5砲台は他の砲台に比べて小さいものが数門配置されているのだそうです。
ちなみにこの写真を写したところからは淡路島も見えました。
つぎは第2砲台へ向かいます。
遠くに見えるのが第2砲台です。
第2砲台

次回はこの第2砲台から引き続き紹介いたします。
自然と要塞跡が織りなす光景「友ヶ島」 第1回
http://wakayamapr.ikora.tv/e1048633.html
自然と要塞跡が織りなす光景「友ヶ島」 第3回
http://wakayamapr.ikora.tv/e1053032.html
自然と要塞跡が織りなす光景「友ヶ島」 第4回
http://wakayamapr.ikora.tv/e1059975.html
(文責:広報課 品田 秀樹)
Posted by 広報課県民情報班 at 10:53│Comments(0)
│観光・自然
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