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2015年01月16日

地域の皆様から出されたアイディアの実現を応援します!!(研修報告)

 農業農村整備課では平成17年度から、アドバイザーを地域に派遣し、集落再生・活性化を目的としたアイディアづくりを支援しています。アイディアをまとめるには参加者の意見を集約し、合意形成を図ることが重要で、このテクニックのことをファシリテーションといいます。当課ではこれまで、外部のアドバイザーにその役割を依頼していましたが、今後、その役割を行政職員が担っていくことを目標とし、ファシリテーション技術を学ぶ研修を実施しました。

 和歌山県でのファシリテーション実績のある地域生存支援LLPの福井隆氏、山浦晴男氏を講師に迎え、平成27年1月8日、9日に県庁南別館防災対策室で実施し、県庁、振興局および市町村担当課から17名が参加しました。

【1月8日】
 午前中は福井氏より、集落再生の必要性について、山浦氏より寄り合いワークショップの手法と活用事例についての講義がありました。初めて学んだ参加者も、自分の業務に照らし合わせ、活用できる機会があるのではないかと熱心に耳を傾けていました。

 午後からは参加者を2班に分け、「地域と行政の関係等」についてポストイットを使った意見地図を作成しました。班員を地域のみなさまに見立てて、各班5名が各10分程度ファシリテーションを行い、意見をグループ化すること、タイトルを考えること、参加者の反応を確認することなどの役割を経験してもらいました。「たくさんのことを一度に行うのが難しい。何度も経験を積むことが必要だ」という感想が多かったです。

(参考)寄り合いワークショップは1地区につき3回実施します。第1回目は地域からの課題、将来像について意見を出し合って意見地図を作成、第2回目は写真をもとに写真資源地図を作成、第3回目はアイディアシートによるアイディア地図、実行計画表を作成します。
 詳しくは下記HPを参照してください。
(第1回)http://wakayamapr.ikora.tv/e1069657.html
(第2回)http://wakayamapr.ikora.tv/e1083433.html
(第3回)http://wakayamapr.ikora.tv/e1087692.html

【1月9日】
 山浦氏から写真分析による写真資源地図および実行計画表の作成についての講義を受けました。
 その後、再び2班に分かれて、「寄り合いワークショップの活用方法等」について、参加者がアイディアシートを描き、アイディア地図を作成しました。その際にも、各班から5名ずつ(各10分程度)ファシリテーションを実施しました。参加者は、昨日よりタイトルを考たり、アイディアをグループ化するスピードが速くなり、研修の効果が目に見えて分かりました。

 参加者からは研修全体を通して、寄り合いワークショップが意見の合意形成に有効であること、行政事務のあらゆるところで活用でき、行政職員に必要なスキルであることと同時に、現場での実践には何度も研修等で経験する必要があるとの意見もありました。

 地方自治の分野では市民間の合意形成のスタイルとしても注目されてきています。その舵取りができるファシリテーターは重要な役割を担ってくると思われます。この研修を契機として、多くの方がファシリテーションスキルを高め、できるだけ早く地域にデビューできるよう、継続した取り組みを行っていきます。











講義の風景










ファシリテーション前の技術指導










初めてのため、緊張ぎみのファシリテーション










ファシリテーションによる意見地図の作成












意見地図の作成に際しての、技術指導


【文責 農業農村整備課 土井政人】
  
Posted by 農業農村整備課 共同活動班 at 14:09Comments(0)県の施策