2012年12月04日
橋本市が生んだ偉人 数学者 岡 潔博士
以前、広報リレーブログ「講演会『紀見村時代の岡潔博士』12/1橋本市教育文化会館」でも紹介しましたが、橋本市で最初の名誉市民であり、文化勲章受章者である数学者 岡潔博士に関する講演会が開催されました。
遠くは東京からもお越しになり、約250人の来場者で博士の人気が伺えます。

講師:九州大学マス・フォア・インダストリ研究所の高瀬正仁博士の講演会
演題:「紀見村時代の岡潔博士 ~人生と学問の回想~」

岡博士は、難解な数学理論である「多変数解析函数論」について多大な功績を残されましたが、当時の西欧数学界では、それがたったひとりの数学者によるものとは信じられず、難解な問題に取り組む数学者集団によるものと思われていたようです。
岡博士の「生活の中で研究するのではなく、数学研究の中で生活した」「明けても暮れても数学をする」といった、世界の誰もが解き明かすことのできなかった難問を解明した博士を象徴する言葉が非常に強く印象に残りました。
このように数学一筋に生きてきた博士の人生観をうかがい知ることのできる「春宵十話」をはじめ、数多くの随筆なども著されていますので、一度、皆さん、お手に取ってみてはいかがでしょうか。
(文責:伊都振興局企画産業課 鍵本)
遠くは東京からもお越しになり、約250人の来場者で博士の人気が伺えます。

講師:九州大学マス・フォア・インダストリ研究所の高瀬正仁博士の講演会
演題:「紀見村時代の岡潔博士 ~人生と学問の回想~」

岡博士は、難解な数学理論である「多変数解析函数論」について多大な功績を残されましたが、当時の西欧数学界では、それがたったひとりの数学者によるものとは信じられず、難解な問題に取り組む数学者集団によるものと思われていたようです。
岡博士の「生活の中で研究するのではなく、数学研究の中で生活した」「明けても暮れても数学をする」といった、世界の誰もが解き明かすことのできなかった難問を解明した博士を象徴する言葉が非常に強く印象に残りました。
このように数学一筋に生きてきた博士の人生観をうかがい知ることのできる「春宵十話」をはじめ、数多くの随筆なども著されていますので、一度、皆さん、お手に取ってみてはいかがでしょうか。
(文責:伊都振興局企画産業課 鍵本)
Posted by 伊都・橋本広報 at 17:08│Comments(0)
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