2012年11月13日
新宮港で行われた深海調査研究船「かいれい」の一般公開レポート
先月、当ブログで「11/10(土)、深海調査研究船かいれいの一般公開【新宮港】」と周知させていただきましたが、一般公開を見学してきましたのでレポートします。

「かいれい」は、無人探査機「かいこう7000II」の支援母船として、南海トラフなどの海溝域で調査を行う研究船です。
マルチチャンネル反射法探査システムを搭載しており、音波を利用してプレート沈み込み帯の海底の複雑な地殻構造を調査することができます。
1997年に竣工された船で、大きさは全長 106m、全幅 16m、総トン数は 4,517トンです。

お昼過ぎから参加したのですが、列に並ぶことなくスムーズに乗船できました。
万国旗が見学者を出迎えてくれます。

最上デッキへ上がってきました。
煙突には、JAMSTEC(海洋研究開発機構)のファンネルマークが描かれています。

朱色の潜水艦のようなものは、全天候型の救命艇です。
火災にも耐えられるようスプリンクラーが付いています。
地球深部探査船「ちきゅう」にも、よく似た形の救命艇が設置されていますよね。

操舵室(ブリッジ)に入りました。
様々な計器類が所狭しと並んでいます。
左手前のレバーで、左右2基あるスクリューをコントロールします。
可変ピッチプロペラを採用しているため、スクリューの回転数を変えることなくスピードや進行方向を変えられるようになっています。

日本の船らしく、神棚が設置されています。
地球深部探査船「ちきゅう」にも神棚がありました。

レーダースクリーンには、新宮港の地形が映っていました。

電波航法装置です。
人工衛星からのGPS信号を元に、船の位置を正確に割り出します。

自動車のハンドルのようなものは、操舵輪です。
GPSにより割り出した自船位置を元に、自動操舵で航行することもできます。

操舵室の後ろには、無人探査機「かいこう7000II」の操縦盤がありました。
これぞ科学の最先端
といった感じの計器類で、見学者の皆さんも興味津々でした

上部ディスプレイには、過去に撮影された海底の映像が映っていました。
ハイビジョン画質であり、とても鮮明で見やすい画面でした。
別の画面では、3日前に新宮港沖で撮影された映像が流れていました。

操舵室を出て、船内の見学に移ります。
洗濯機が置いてありました。
「スピーディコースのみ使用」と書かれていたんですが、船上ではやはり水が貴重なんですね。

研究員用の個室です。
洗面所とソファーは共有でした。

お風呂場です。
船が揺れてもお湯があふれないように、湯舟はかなり深く設計されています。

リサーチルームです。
ここでは、東日本大震災に関する調査研究活動のパネルが展示されていました。

こちらは食堂です。
あまり広くないように感じますが、かいれいの定員は60名なので、これで十分なのでしょう。

「かいこう7000II」の格納庫に出ました。

深海の水圧で小さくなったカップ麺の容器が展示されていました。
10月13日に開催された地球深部探査船「ちきゅう」のシンポジウムでも、小さくなった容器が展示されていましたね。

巻かれた黄色いケーブルは、ストリーマケーブルといって、エアガンから発射されて海底で反射した音波をケーブル内の受振器で検出します。
このケーブルの長さは、なんと5,850mもあるそうです。

無人探査機「かいこう7000II」が見えてきました。
クレーンの中に入っているので、少し見にくいかもしれません。

後ろから見た「かいこう7000II」です。
想像してたよりもずっと大きかったです。
背面のパネルが、なんだか人の顔のように見えますね。

かいこう7000IIのライトとカメラです。
いわば「目」にあたります。

かいれいから下船すると、JAMSTEC関連グッズ販売コーナーが設けられていました。
子どもたちが、ボールペンなどを購入していました。

後ろから見た「かいれい」です。
かいれいは前から見ると普通のフェリーっぽく見えますが、後ろから見ると青いクレーンが特徴的ですね。
当日は、最先端の海洋科学に触れることができ、ロマンを感じました
またJAMSTEC関係の一般公開情報がありましたら、当ブログでお知らせしたいと思います
【参考サイト】
◆「かいれい」「かいこう7000II」船舶一般公開@新宮(JAMSTEC)
http://www.jamstec.go.jp/j/pr/ship/#20121110
◆深海調査研究船「かいれい」
http://www.jamstec.go.jp/j/about/equipment/ships/kairei.html
http://www.jamstec.go.jp/j/pr/pamphlet/pdf/kairei.pdf
◆無人探査機「かいこう7000II」
http://www.jamstec.go.jp/j/about/equipment/ships/kaiko7000.html
http://www.jamstec.go.jp/j/pr/pamphlet/pdf/kaikou.pdf
【文責:東牟婁振興局 企画産業課 村上 健】

「かいれい」は、無人探査機「かいこう7000II」の支援母船として、南海トラフなどの海溝域で調査を行う研究船です。
マルチチャンネル反射法探査システムを搭載しており、音波を利用してプレート沈み込み帯の海底の複雑な地殻構造を調査することができます。
1997年に竣工された船で、大きさは全長 106m、全幅 16m、総トン数は 4,517トンです。

お昼過ぎから参加したのですが、列に並ぶことなくスムーズに乗船できました。
万国旗が見学者を出迎えてくれます。

最上デッキへ上がってきました。
煙突には、JAMSTEC(海洋研究開発機構)のファンネルマークが描かれています。

朱色の潜水艦のようなものは、全天候型の救命艇です。
火災にも耐えられるようスプリンクラーが付いています。
地球深部探査船「ちきゅう」にも、よく似た形の救命艇が設置されていますよね。

操舵室(ブリッジ)に入りました。
様々な計器類が所狭しと並んでいます。
左手前のレバーで、左右2基あるスクリューをコントロールします。
可変ピッチプロペラを採用しているため、スクリューの回転数を変えることなくスピードや進行方向を変えられるようになっています。

日本の船らしく、神棚が設置されています。
地球深部探査船「ちきゅう」にも神棚がありました。

レーダースクリーンには、新宮港の地形が映っていました。

電波航法装置です。
人工衛星からのGPS信号を元に、船の位置を正確に割り出します。

自動車のハンドルのようなものは、操舵輪です。
GPSにより割り出した自船位置を元に、自動操舵で航行することもできます。

操舵室の後ろには、無人探査機「かいこう7000II」の操縦盤がありました。
これぞ科学の最先端



上部ディスプレイには、過去に撮影された海底の映像が映っていました。
ハイビジョン画質であり、とても鮮明で見やすい画面でした。
別の画面では、3日前に新宮港沖で撮影された映像が流れていました。

操舵室を出て、船内の見学に移ります。
洗濯機が置いてありました。
「スピーディコースのみ使用」と書かれていたんですが、船上ではやはり水が貴重なんですね。

研究員用の個室です。
洗面所とソファーは共有でした。

お風呂場です。
船が揺れてもお湯があふれないように、湯舟はかなり深く設計されています。

リサーチルームです。
ここでは、東日本大震災に関する調査研究活動のパネルが展示されていました。

こちらは食堂です。
あまり広くないように感じますが、かいれいの定員は60名なので、これで十分なのでしょう。

「かいこう7000II」の格納庫に出ました。

深海の水圧で小さくなったカップ麺の容器が展示されていました。
10月13日に開催された地球深部探査船「ちきゅう」のシンポジウムでも、小さくなった容器が展示されていましたね。

巻かれた黄色いケーブルは、ストリーマケーブルといって、エアガンから発射されて海底で反射した音波をケーブル内の受振器で検出します。
このケーブルの長さは、なんと5,850mもあるそうです。

無人探査機「かいこう7000II」が見えてきました。
クレーンの中に入っているので、少し見にくいかもしれません。

後ろから見た「かいこう7000II」です。
想像してたよりもずっと大きかったです。
背面のパネルが、なんだか人の顔のように見えますね。

かいこう7000IIのライトとカメラです。
いわば「目」にあたります。

かいれいから下船すると、JAMSTEC関連グッズ販売コーナーが設けられていました。
子どもたちが、ボールペンなどを購入していました。

後ろから見た「かいれい」です。
かいれいは前から見ると普通のフェリーっぽく見えますが、後ろから見ると青いクレーンが特徴的ですね。
当日は、最先端の海洋科学に触れることができ、ロマンを感じました

またJAMSTEC関係の一般公開情報がありましたら、当ブログでお知らせしたいと思います

【参考サイト】
◆「かいれい」「かいこう7000II」船舶一般公開@新宮(JAMSTEC)
http://www.jamstec.go.jp/j/pr/ship/#20121110
◆深海調査研究船「かいれい」
http://www.jamstec.go.jp/j/about/equipment/ships/kairei.html
http://www.jamstec.go.jp/j/pr/pamphlet/pdf/kairei.pdf
◆無人探査機「かいこう7000II」
http://www.jamstec.go.jp/j/about/equipment/ships/kaiko7000.html
http://www.jamstec.go.jp/j/pr/pamphlet/pdf/kaikou.pdf
【文責:東牟婁振興局 企画産業課 村上 健】
Posted by くまくま at 16:27│Comments(0)
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