2014年12月25日
耕作放棄地を再生し、「畑」として利用します!(第3回の報告)
農業農村整備課では大学生や都市住民の力を借りて、耕作放棄地を再生し、日常管理が比較的簡単な「畑」として利用する取り組みを行っております。
平成26年度は海南市東畑地区で実施しており、9月6日(土)にジャガイモの植え付けとともに、歩行式草刈機での草刈りなど、周辺の環境整備も行いました。 また、11月22日(土)にタマネギの植え付けとともに段々畑でのみかん・柿の収穫を行いました。試食もさせていただき、農作業で疲れた体にしみこむ果物の甘さがとても爽快に感じました。
また、「残したい棚田・段々畑」に選定されている近くの棚田も見学し、農地を守ることの大切さを感じていただきました。
詳しくは下記HPを参照してください。
http://wakayamapr.ikora.tv/e1056834.html(9月6日のレポート)
http://wakayamapr.ikora.tv/e1066096.html(10月のジャガイモの生育状況レポート)
http://wakayamapr.ikora.tv/e1079903.html(11月22日のレポート)
http://wakayamapr.ikora.tv/e1084003.html(12月のジャガイモの生育状況レポート)
第3回目は、12月21日(日)に実施しました。前日の大雨で、実施が危ぶまれましたが、当日はうって変わって晴天となり、参加者と地区の方々20名程度により、放棄地に作付けしたジャガイモや白菜等の収穫と、前もって収穫していたジャガイモの料理による昼食会を行いました。
まずは、当課からジャガイモの保存方法や栄養成分について紹介しました。
次に、ジャガイモ畑に移動し、地区の方々の指導のもと、収穫を始めました。“葉っぱがしなると収穫”というタイミングを示す茎、葉を鎌で刈り取り、雑草が生えないように敷いたマルチシートをていねいにはがしていきました。マルチシートの下から現れた畝にクワを入れると、たくさんのジャガイモが掘り起こされました。一株からこれほどたくさんのジャガイモができるのかと、参加者は驚きを隠せない様子でした。また、収穫したジャガイモをコンテナに入れていたところ、地区の方から“種芋は食べられないので、新芋だけコンテナに入れてください!”という指示があり、あわててジャガイモを仕分けるという一幕もありました。
結果、2畝でコンテナ10箱のジャガイモを収穫することができました。地域の方曰く、収穫量は少ないとのこと。天候不順により、植え付け時期が遅くなってしまったのが原因では?とのことでした。
場所を公民館に移し、まず、地区の方より東畑地区の歴史や現状を紹介していただきました。その後、地区の方々と参加者が自己紹介を行いました。そのあとはいよいよ朝から地区の方々に調理していただいた肉じゃが、味噌汁、フライドポテトをいただく昼食会です。肉じゃが、味噌汁は大なべ2杯ずつありましたが、みなさんのお腹の中にあっという間に吸い込まれていきました。各テーブルに地域の方、参加者、行政関係者に分かれて座ってもらい、それぞれが活動に対する思いや今後のことなどを食事をしながら話し合いました。ある学生は、「援農活動に加えて、こういった交流をしたのは初めてだったので良い経験が出来た」と言っていました。また、これまで農業と縁のなかった参加者も多く、農業に興味を持っていただいたことに地区の方々は大変喜んでいました。
次回は、第2回(11月)に植え付けを行った玉ねぎの収穫で平成27年6月ごろの予定です。
(下記HPで募集をします)
http://www.wakayama-ennou.com/
今年が初めての企画であったので、手探りで実施した面もありましたが、次年度は今年の内容を参考に、放棄地のさらなる再生や参加者の活動内容について、地域と話し合っていくとともに、受入地域に大きな負担をかけないことを心がけ、このような取り組みを県内各地に広めていきたいと考えています。
(じゃがいも収穫の様子) (交流会の様子)
【文責:農業農村整備課 土井政人】
平成26年度は海南市東畑地区で実施しており、9月6日(土)にジャガイモの植え付けとともに、歩行式草刈機での草刈りなど、周辺の環境整備も行いました。 また、11月22日(土)にタマネギの植え付けとともに段々畑でのみかん・柿の収穫を行いました。試食もさせていただき、農作業で疲れた体にしみこむ果物の甘さがとても爽快に感じました。
また、「残したい棚田・段々畑」に選定されている近くの棚田も見学し、農地を守ることの大切さを感じていただきました。
詳しくは下記HPを参照してください。
http://wakayamapr.ikora.tv/e1056834.html(9月6日のレポート)
http://wakayamapr.ikora.tv/e1066096.html(10月のジャガイモの生育状況レポート)
http://wakayamapr.ikora.tv/e1079903.html(11月22日のレポート)
http://wakayamapr.ikora.tv/e1084003.html(12月のジャガイモの生育状況レポート)
第3回目は、12月21日(日)に実施しました。前日の大雨で、実施が危ぶまれましたが、当日はうって変わって晴天となり、参加者と地区の方々20名程度により、放棄地に作付けしたジャガイモや白菜等の収穫と、前もって収穫していたジャガイモの料理による昼食会を行いました。
まずは、当課からジャガイモの保存方法や栄養成分について紹介しました。
次に、ジャガイモ畑に移動し、地区の方々の指導のもと、収穫を始めました。“葉っぱがしなると収穫”というタイミングを示す茎、葉を鎌で刈り取り、雑草が生えないように敷いたマルチシートをていねいにはがしていきました。マルチシートの下から現れた畝にクワを入れると、たくさんのジャガイモが掘り起こされました。一株からこれほどたくさんのジャガイモができるのかと、参加者は驚きを隠せない様子でした。また、収穫したジャガイモをコンテナに入れていたところ、地区の方から“種芋は食べられないので、新芋だけコンテナに入れてください!”という指示があり、あわててジャガイモを仕分けるという一幕もありました。
結果、2畝でコンテナ10箱のジャガイモを収穫することができました。地域の方曰く、収穫量は少ないとのこと。天候不順により、植え付け時期が遅くなってしまったのが原因では?とのことでした。
場所を公民館に移し、まず、地区の方より東畑地区の歴史や現状を紹介していただきました。その後、地区の方々と参加者が自己紹介を行いました。そのあとはいよいよ朝から地区の方々に調理していただいた肉じゃが、味噌汁、フライドポテトをいただく昼食会です。肉じゃが、味噌汁は大なべ2杯ずつありましたが、みなさんのお腹の中にあっという間に吸い込まれていきました。各テーブルに地域の方、参加者、行政関係者に分かれて座ってもらい、それぞれが活動に対する思いや今後のことなどを食事をしながら話し合いました。ある学生は、「援農活動に加えて、こういった交流をしたのは初めてだったので良い経験が出来た」と言っていました。また、これまで農業と縁のなかった参加者も多く、農業に興味を持っていただいたことに地区の方々は大変喜んでいました。
次回は、第2回(11月)に植え付けを行った玉ねぎの収穫で平成27年6月ごろの予定です。
(下記HPで募集をします)
http://www.wakayama-ennou.com/
今年が初めての企画であったので、手探りで実施した面もありましたが、次年度は今年の内容を参考に、放棄地のさらなる再生や参加者の活動内容について、地域と話し合っていくとともに、受入地域に大きな負担をかけないことを心がけ、このような取り組みを県内各地に広めていきたいと考えています。
(じゃがいも収穫の様子) (交流会の様子)
【文責:農業農村整備課 土井政人】
Posted by 農業農村整備課 共同活動班 at 14:38│Comments(0)
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