2014年11月25日
耕作放棄地を再生し、「畑」として利用します!(第2回の報告)
農業農村整備課では大学生や都市住民の力を借りて、耕作放棄地を再生し、日常管理が比較的簡単な「畑」として利用する取り組みを行っております。
平成26年度は海南市東畑地区で実施しており、9月6日(土)にジャガイモの植え付けとともに、歩行式草刈機での草刈りなど、周辺の環境整備も行いました。
また、「残したい棚田・段々畑」に選定されている近くの棚田も見学し、農地を守ることの大変さを感じていただきました。
詳しくは下記HPを参照してください。
http://wakayamapr.ikora.tv/e1056834.html
第2回は、11月22日(土)“いい夫婦の日”に、絶好の援農体験日和のもと、大阪府からの参加者も含めた19名により、タマネギの植え付け等を行いました。
当課からスケジュールやタマネギ栽培について説明した後、作業の現場へ向う途中、9月に植えたジャガイモの生育を確認しました。
一部、株が見当たらないところがあり、地区の方によると、「イモを深く植えすぎたため、地上に芽を出せなかったから」とのことで、参加者は、農業の厳しさや難しさを感じたと思います。
最初の作業は、植え付け用の畝(うね)のマルチ張りで、前回参加した方は経験済みなことから、手慣れた手つきで作業をしていました。
次に、植え付け間隔が、条間15cm、株間10cmとなるよう、マルチに穴を開けるため、竹をそれぞれの長さに切った手づくりの「定規&穴開けツール」を利用しました。
開けた穴に苗を植えていく際には、植え付けの深さが、収穫するタマネギの大きさや形を左右することもあり、参加者は特に慎重に行っていました。
苗は1,000本用意してくれていましたが、あっという間に植えてしまい、「妻と2人で植えるのとは、訳が違うな~」とマンパワーを実感。
来年5月頃の収穫までの管理は、地区のみなさんにが行います。
昼食休憩を挟んで、棚田とともに段々畑の作業も体感してもらうため、みかんと柿の収穫を行いました。
みかんは、ゆら早生(10月に収穫するものを残してくれていたので完熟)、柿は甘柿(富有、次郎)、紀の川柿(渋柿の平核無を木に成らしたまま脱渋したもの)の3種類で、試食もしました。
“甘くておいしい”という感想がほとんどで、“渋柿を木の上で甘くするなんて知らなかった”という驚きもあり、参加者のみなさんが、いただいたお土産を手に大満足の雰囲気の中、終了することができました。
なお、今回初めての方には、第1回同様、近くの棚田を見学してもらい、風景のお土産も持ち帰っていただきました。
次回は、12月21日(日)に、第1回目(9月6日)で植え付けたジャガイモの収穫を行います。 詳細については、今後、 「わかやま縁農」HP
http://www.wakayama-ennou.com/ に掲載しますので、よろしくお願いします。
問い合わせ先
農業農村整備課 上山 073-441-2943
ueyama_s0005@pref.wakayama.lg.jp

【マルチ張り】

【タマネギ苗の植え付け】

【みかんの収穫】

【柿の収穫】
<文責:農業農村整備課 土井政人>
平成26年度は海南市東畑地区で実施しており、9月6日(土)にジャガイモの植え付けとともに、歩行式草刈機での草刈りなど、周辺の環境整備も行いました。
また、「残したい棚田・段々畑」に選定されている近くの棚田も見学し、農地を守ることの大変さを感じていただきました。
詳しくは下記HPを参照してください。
http://wakayamapr.ikora.tv/e1056834.html
第2回は、11月22日(土)“いい夫婦の日”に、絶好の援農体験日和のもと、大阪府からの参加者も含めた19名により、タマネギの植え付け等を行いました。
当課からスケジュールやタマネギ栽培について説明した後、作業の現場へ向う途中、9月に植えたジャガイモの生育を確認しました。
一部、株が見当たらないところがあり、地区の方によると、「イモを深く植えすぎたため、地上に芽を出せなかったから」とのことで、参加者は、農業の厳しさや難しさを感じたと思います。
最初の作業は、植え付け用の畝(うね)のマルチ張りで、前回参加した方は経験済みなことから、手慣れた手つきで作業をしていました。
次に、植え付け間隔が、条間15cm、株間10cmとなるよう、マルチに穴を開けるため、竹をそれぞれの長さに切った手づくりの「定規&穴開けツール」を利用しました。
開けた穴に苗を植えていく際には、植え付けの深さが、収穫するタマネギの大きさや形を左右することもあり、参加者は特に慎重に行っていました。
苗は1,000本用意してくれていましたが、あっという間に植えてしまい、「妻と2人で植えるのとは、訳が違うな~」とマンパワーを実感。
来年5月頃の収穫までの管理は、地区のみなさんにが行います。
昼食休憩を挟んで、棚田とともに段々畑の作業も体感してもらうため、みかんと柿の収穫を行いました。
みかんは、ゆら早生(10月に収穫するものを残してくれていたので完熟)、柿は甘柿(富有、次郎)、紀の川柿(渋柿の平核無を木に成らしたまま脱渋したもの)の3種類で、試食もしました。
“甘くておいしい”という感想がほとんどで、“渋柿を木の上で甘くするなんて知らなかった”という驚きもあり、参加者のみなさんが、いただいたお土産を手に大満足の雰囲気の中、終了することができました。
なお、今回初めての方には、第1回同様、近くの棚田を見学してもらい、風景のお土産も持ち帰っていただきました。
次回は、12月21日(日)に、第1回目(9月6日)で植え付けたジャガイモの収穫を行います。 詳細については、今後、 「わかやま縁農」HP
http://www.wakayama-ennou.com/ に掲載しますので、よろしくお願いします。
問い合わせ先
農業農村整備課 上山 073-441-2943
ueyama_s0005@pref.wakayama.lg.jp

【マルチ張り】

【タマネギ苗の植え付け】

【みかんの収穫】

【柿の収穫】
<文責:農業農村整備課 土井政人>
Posted by 農業農村整備課 共同活動班 at 15:26│Comments(0)
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