2013年12月23日
和歌山出身アーティストたちのライブ「和歌山アグレッシブ」レポート!(12/22 渋谷)
以前、このブログでも『12/22渋谷で和歌山県出身アーティストによるイベント開催!』と告知していた和歌山県出身のアーティストたちによるライブイベント『和歌山アグレッシブ in TOKYO』が、昨日12/22(日)に、東京・渋谷のアップリンク・ファクトリーで開催されました。

はがき大のとてもポップな案内状で、イベントの中身にもとても興味が沸き、渋谷まで行ってきましたので、そのレポートをお届けします。
場所は、渋谷駅から北西に歩いて10分程、東急百貨店本店を過ぎた奥にあります。日曜夕方の渋谷を歩くのは初めてですが、とにかくすごい人で、特に若者たちが多いのにはびっくりしました。和歌山では考えられませんね。
和歌山アグレッシブの会場のアップリンクファクトリーは、こぢんまりとしたイベントスペースで、この日は、真ん中をステージとして使い、両側に客席を設置していました。全部で60人ほど入れる感じですが、ほぼ満席。和歌山出身の人は半分ぐらいでした。

ライブイベントは歌、ダンス、ライブペイント、プレゼンテーション、楽器演奏など、さまざまなジャンルで行われました。登場順にご紹介していきます。
まず、トップはシンガーソングライターのあがささん。和歌山市出身です。ギター1本で、ブラジルの曲やオリジナル曲などを披露してくださいました。力がある声が印象的でしたね。

続いて、御坊市出身の北岡恵里香さんのダンス。静かな音楽に合わせて、静と動のコントラストが際立つ踊りでした。みかんをとても効果的に使っていました。音楽では、今回のイベントのプロデューサーのたむらひろしさんもギターで参加されていました。

ここまでで約1時間。幕間を利用して、写真家の山田泰士さんがトーク。紀の川市貴志川町で育ったとのこと。今回の案内状のデザインを手がけられたそうです。

次は、岩出市出身の杉田亜紀さんのダンス。音楽を使わない静寂の中、時にダイナミックに、時には繊細に、身体全体を使って表現しておられました。私は、先日、国立能楽堂で見た「根来寺能」の静と動のコントラストを思い出していました。

ここでがらりと変わって、和歌山市生まれの西本直子さんのプレゼンテーションです。東京で一級建築士として活躍されている西本さんは、和歌山市小野町にある「旧西本組本社ビル」や和歌浦・妹背山の「旧あしべ屋妹背別荘」の活用について呼びかけられました。

ここまでで約2時間が経過。まだまだ続きます。ここからライブイベントとステージ演奏とが平行して行われます。ステージでは、口琴ナースステーションの演奏です。メンバーの婦長こと浦畠晶子さん(写真左端)は和歌山市出身です。音楽好きな私でも、口琴という楽器は見るのも聞くのも初めてでした。「びよよよ~ん」という音を、口の形や息などを使って、様々に変化させて演奏される音色は、独特の響きをもっています。

次にステージでは、和歌山県出身で、インドの弦楽器シタール奏者のヨシダダイキチさんが登場。ヨシダさんの話ではシタール音楽は1曲が1時間半ぐらいかかるのですが、今日は時間の都合で30分に縮めて演奏するとのこと。シタールの独特の音色で、初めは静かに、少しずつ盛り上がり、そして最後は熱狂的なフィナーレでした。

平行して行われていた、御坊市出身のイラストレーター・中川貴雄さんによるライブペイントもいよいよ完成。限られた時間の中で何が現れるのか興味津々でしたが、少しずつ形が見えてきました。和歌山が誇る「みかん」です。よく見ると、絵のあちこちに、和歌山の名物がちりばめられています。

終了は午後9時過ぎでしたがら、3時間余り会場にいましたが、時間はあっという間に過ぎてしまいました。それにしても和歌山出身の若いアーティストたちが、様々なジャンルで活躍していることを知り、とてもうれしくなりました。何より、一つの道に真剣に取り組んでいる姿には、心を打たれました。
和歌山にいると、これだけのパフォーマンスを一挙に見る機会もありませんから、東京ならではの貴重な体験だったと思います。でも、プロデューサーのたむらさんは、最後に「今度は、和歌山アグレッシブ in 和歌山かな!? それとも in ロンドンかな!?」と冗談交じりに仰っていましたので、ひょっとしたらそんな日が来るかも知れませんね。
なお、今回出演された皆さん(グッドアグレッシブ者)の詳細なプロフィールやリンク先については、「和歌山アグレッシブ」ホームページの「グッドアグレッシブ者」に掲載されていますので、こちらもぜひご覧ください。
今後も、和歌山出身のアーティストの皆さんの活躍を期待するとともに、私もささやかながら応援していきたいと思います。
(文責:東京事務所 林 清仁)

はがき大のとてもポップな案内状で、イベントの中身にもとても興味が沸き、渋谷まで行ってきましたので、そのレポートをお届けします。
場所は、渋谷駅から北西に歩いて10分程、東急百貨店本店を過ぎた奥にあります。日曜夕方の渋谷を歩くのは初めてですが、とにかくすごい人で、特に若者たちが多いのにはびっくりしました。和歌山では考えられませんね。
和歌山アグレッシブの会場のアップリンクファクトリーは、こぢんまりとしたイベントスペースで、この日は、真ん中をステージとして使い、両側に客席を設置していました。全部で60人ほど入れる感じですが、ほぼ満席。和歌山出身の人は半分ぐらいでした。

ライブイベントは歌、ダンス、ライブペイント、プレゼンテーション、楽器演奏など、さまざまなジャンルで行われました。登場順にご紹介していきます。
まず、トップはシンガーソングライターのあがささん。和歌山市出身です。ギター1本で、ブラジルの曲やオリジナル曲などを披露してくださいました。力がある声が印象的でしたね。

続いて、御坊市出身の北岡恵里香さんのダンス。静かな音楽に合わせて、静と動のコントラストが際立つ踊りでした。みかんをとても効果的に使っていました。音楽では、今回のイベントのプロデューサーのたむらひろしさんもギターで参加されていました。

ここまでで約1時間。幕間を利用して、写真家の山田泰士さんがトーク。紀の川市貴志川町で育ったとのこと。今回の案内状のデザインを手がけられたそうです。

次は、岩出市出身の杉田亜紀さんのダンス。音楽を使わない静寂の中、時にダイナミックに、時には繊細に、身体全体を使って表現しておられました。私は、先日、国立能楽堂で見た「根来寺能」の静と動のコントラストを思い出していました。

ここでがらりと変わって、和歌山市生まれの西本直子さんのプレゼンテーションです。東京で一級建築士として活躍されている西本さんは、和歌山市小野町にある「旧西本組本社ビル」や和歌浦・妹背山の「旧あしべ屋妹背別荘」の活用について呼びかけられました。

ここまでで約2時間が経過。まだまだ続きます。ここからライブイベントとステージ演奏とが平行して行われます。ステージでは、口琴ナースステーションの演奏です。メンバーの婦長こと浦畠晶子さん(写真左端)は和歌山市出身です。音楽好きな私でも、口琴という楽器は見るのも聞くのも初めてでした。「びよよよ~ん」という音を、口の形や息などを使って、様々に変化させて演奏される音色は、独特の響きをもっています。

次にステージでは、和歌山県出身で、インドの弦楽器シタール奏者のヨシダダイキチさんが登場。ヨシダさんの話ではシタール音楽は1曲が1時間半ぐらいかかるのですが、今日は時間の都合で30分に縮めて演奏するとのこと。シタールの独特の音色で、初めは静かに、少しずつ盛り上がり、そして最後は熱狂的なフィナーレでした。

平行して行われていた、御坊市出身のイラストレーター・中川貴雄さんによるライブペイントもいよいよ完成。限られた時間の中で何が現れるのか興味津々でしたが、少しずつ形が見えてきました。和歌山が誇る「みかん」です。よく見ると、絵のあちこちに、和歌山の名物がちりばめられています。

終了は午後9時過ぎでしたがら、3時間余り会場にいましたが、時間はあっという間に過ぎてしまいました。それにしても和歌山出身の若いアーティストたちが、様々なジャンルで活躍していることを知り、とてもうれしくなりました。何より、一つの道に真剣に取り組んでいる姿には、心を打たれました。
和歌山にいると、これだけのパフォーマンスを一挙に見る機会もありませんから、東京ならではの貴重な体験だったと思います。でも、プロデューサーのたむらさんは、最後に「今度は、和歌山アグレッシブ in 和歌山かな!? それとも in ロンドンかな!?」と冗談交じりに仰っていましたので、ひょっとしたらそんな日が来るかも知れませんね。
なお、今回出演された皆さん(グッドアグレッシブ者)の詳細なプロフィールやリンク先については、「和歌山アグレッシブ」ホームページの「グッドアグレッシブ者」に掲載されていますので、こちらもぜひご覧ください。
今後も、和歌山出身のアーティストの皆さんの活躍を期待するとともに、私もささやかながら応援していきたいと思います。
(文責:東京事務所 林 清仁)
Posted by 東京通信員 at 15:11│Comments(0)
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