2012年11月21日
県立新翔高校の生徒が北山村でじゃばらの収穫とジャム作りを体験
新宮市佐野にある和歌山県立新翔高等学校には、「地域文化系列」という履修コースがあります。
このコースはデザイン・観光・防災の各科目に分かれていて、基礎知識の習得や体験を通じて地域社会を理解することにより、将来、新宮・東牟婁地域に貢献できる人材を育てるために設置されているんです。
さて、昨日(11月20日)、北山村にて、観光系科目を履修している生徒たちによる現地研修が行われましたのでレポートします。
今回の研修に参加したのは、2年生12人と3年生16人の計28人。
北山村での現地研修は平成20年度から始まり、今年で5回目となります。

まずは、北山村おくとろ温泉に導入されている木質バイオマスボイラーを見学しました。
重油や灯油などの化石燃料ではなく、自然の薪を燃やして温泉水を温めているんです。
ちなみに、古くなった観光筏を解体してできた木材も燃やして利用しているそうです。

11月に入り、北山村では特産品であるじゃばらの収穫が始まっています。
収穫したじゃばらは全国各地に出荷されるんですが、若い筏師たちも出荷作業にたずさわっていました。
観光筏下りのシーズンは5月から9月までなんですが、オフシーズンにはこんな活躍もされているんですね

続いて、バスで北山村じゃばら園に移動し、じゃばらの収穫を体験します。
1本の木にじゃばらがどっさり実っていて、生徒たちは楽しそうに収穫していました。

短時間で、たくさんのじゃばらが収穫されました。
じゃばらの果実を生徒一人あたり5個ずついただきました。
ちなみに、じゃばら園で指導していただいた方も筏師さんでした。

北山中学校に移動し、じゃばらジャム作りにとりかかります。
じゃばらは皮をむいて4つに切り、種と芯を取ってからミキサーにかけます。

ミキサーにかけたじゃばらを鍋に入れ、少量のじゃばらの果汁と水を加えて火にかけます。
灰汁が出てきたら、おたまですくって取り除きます。
なお、指導にあたっていただいたのは、北山村の食生活改善推進員の方々です。

NHKの記者さんも同行していたのですが、じゃばらを煮ている間に生徒から感想を聞いていました
じゃばら収穫体験のようすは、昨日(11月20日)のNHKニュースで流れたんですが、皆さんご覧になられましたか?

さて、中火で30分煮てからグラニュー糖を加え、さらに中火で20分煮ると、じゃばらジャムの完成です!
ガラスのビンに詰めたジャムは、黄色く透き通っていて綺麗でした
防腐剤など入っていない、無添加のじゃばらジャムです。
このじゃばらジャムは、一人1個づつ配られました。

さて、本来であればこれで学校に戻る予定だったのですが、無理を言って「さん・けん・きょう」案内板を訪れていただきました。
「さん・けん・きょう」は、東牟婁振興局が発案した政策コンペ事業でして、東牟婁管内に5箇所もある和歌山・奈良・三重で構成される3県境をPRしようという取り組みです。
現在、フォトラリーを開催しており、案内板の写真を撮って送っていただくと、抽選で北山村や新宮市の特産品が当たります
皆さんも、ぜひ応募してみてくださいね。
詳しくは、こちらをご覧ください。
◆「さん・けん・きょう」公式サイト: http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/130700/sankenkyou.html
◆「さん・けん・きょう」facebookページ: http://www.facebook.com/Sankenkyou
【参考サイト】
◆和歌山県立新翔高等学校
http://www.shingu-ch.wakayama-c.ed.jp/
◆北山村観光サイト
http://kankou.vill.kitayama.wakayama.jp/
◆おくとろ温泉
http://okutoro.jp/
◆和歌山・奈良・三重の三県境を巡る、さんけんきょうフォトラリー
http://wakayamapr.ikora.tv/e818676.html
【文責:東牟婁振興局 企画産業課 村上 健】
このコースはデザイン・観光・防災の各科目に分かれていて、基礎知識の習得や体験を通じて地域社会を理解することにより、将来、新宮・東牟婁地域に貢献できる人材を育てるために設置されているんです。
さて、昨日(11月20日)、北山村にて、観光系科目を履修している生徒たちによる現地研修が行われましたのでレポートします。
今回の研修に参加したのは、2年生12人と3年生16人の計28人。
北山村での現地研修は平成20年度から始まり、今年で5回目となります。

まずは、北山村おくとろ温泉に導入されている木質バイオマスボイラーを見学しました。
重油や灯油などの化石燃料ではなく、自然の薪を燃やして温泉水を温めているんです。
ちなみに、古くなった観光筏を解体してできた木材も燃やして利用しているそうです。

11月に入り、北山村では特産品であるじゃばらの収穫が始まっています。
収穫したじゃばらは全国各地に出荷されるんですが、若い筏師たちも出荷作業にたずさわっていました。
観光筏下りのシーズンは5月から9月までなんですが、オフシーズンにはこんな活躍もされているんですね


続いて、バスで北山村じゃばら園に移動し、じゃばらの収穫を体験します。
1本の木にじゃばらがどっさり実っていて、生徒たちは楽しそうに収穫していました。

短時間で、たくさんのじゃばらが収穫されました。
じゃばらの果実を生徒一人あたり5個ずついただきました。
ちなみに、じゃばら園で指導していただいた方も筏師さんでした。

北山中学校に移動し、じゃばらジャム作りにとりかかります。
じゃばらは皮をむいて4つに切り、種と芯を取ってからミキサーにかけます。

ミキサーにかけたじゃばらを鍋に入れ、少量のじゃばらの果汁と水を加えて火にかけます。
灰汁が出てきたら、おたまですくって取り除きます。
なお、指導にあたっていただいたのは、北山村の食生活改善推進員の方々です。

NHKの記者さんも同行していたのですが、じゃばらを煮ている間に生徒から感想を聞いていました

じゃばら収穫体験のようすは、昨日(11月20日)のNHKニュースで流れたんですが、皆さんご覧になられましたか?


さて、中火で30分煮てからグラニュー糖を加え、さらに中火で20分煮ると、じゃばらジャムの完成です!
ガラスのビンに詰めたジャムは、黄色く透き通っていて綺麗でした

防腐剤など入っていない、無添加のじゃばらジャムです。
このじゃばらジャムは、一人1個づつ配られました。

さて、本来であればこれで学校に戻る予定だったのですが、無理を言って「さん・けん・きょう」案内板を訪れていただきました。
「さん・けん・きょう」は、東牟婁振興局が発案した政策コンペ事業でして、東牟婁管内に5箇所もある和歌山・奈良・三重で構成される3県境をPRしようという取り組みです。
現在、フォトラリーを開催しており、案内板の写真を撮って送っていただくと、抽選で北山村や新宮市の特産品が当たります

皆さんも、ぜひ応募してみてくださいね。
詳しくは、こちらをご覧ください。
◆「さん・けん・きょう」公式サイト: http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/130700/sankenkyou.html
◆「さん・けん・きょう」facebookページ: http://www.facebook.com/Sankenkyou
【参考サイト】
◆和歌山県立新翔高等学校
http://www.shingu-ch.wakayama-c.ed.jp/
◆北山村観光サイト
http://kankou.vill.kitayama.wakayama.jp/
◆おくとろ温泉
http://okutoro.jp/
◆和歌山・奈良・三重の三県境を巡る、さんけんきょうフォトラリー
http://wakayamapr.ikora.tv/e818676.html
【文責:東牟婁振興局 企画産業課 村上 健】
Posted by くまくま at 11:48│Comments(0)
│イベント・地域振興
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