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2012年10月09日

10月7日の丹鶴地区防災避難訓練をレポートします【新宮市】

 以前、「10月7日(日)は丹鶴公民分館の防災避難訓練【新宮市】」として、新宮市丹鶴公民分館が主催する防災訓練を事前告知させていただきましたが、訓練を見学してきましたので写真でレポートします。

 朝8時45分に地震が発生したとの想定で、防災訓練は始まりました。
 本来であれば、大規模地震が発生した場合は、津波の襲来を想定してグラウンドではなく高台へ逃げなくてはなりませんが、今回は津波からの避難を終えた住民が小学校に二次避難してきたとの想定で、グラウンドに集まってもらいました。


 受付を済ますと、入り口付近で防災グッズが展示されていました。
 新宮市防災対策課の職員が参加者にレトルトカレーを配っていて、各家庭でも食糧や水などを備蓄するよう呼び掛けていました。


 こちらは、水消火器を使った消火訓練です。
 ボーイスカウトの子どもたちが、火元を狙って放射していました。
 消火器の噴射時間は10数秒しかないので、しっかり狙って手早く消火しなければなりません。


 こちらは、新宮市消防本部の煙体験ハウスです。
 火災による煙で前が見えなくなった時は、身を低くして出口を目指して進みます。
 その際、ハンカチなどを口に当て、煙を直接吸い込まないように注意する必要があります。
 このような訓練で体験しておけば、いざという時にパニックにならずに済むかもしれません。


 和歌山県東牟婁振興局で管理している地震体験車「紀州なまず号」による地震体験です。
 震度7の揺れを体験することができます。
 地震の揺れがどんなものなのかを体験し、揺れたら何をしなければならないかイメージしておくことが大切です。

 さて、消防や警察、自衛隊の車両が展示されていましたのでご紹介します。


 新宮市消防本部救急車とはしご車、救助工作車です。
 救急車の後部ドアを開けて資機材について説明してくれたり、消防車の運転席に乗せてくれたりとサービス満点でした。


 和歌山県警新宮警察署パトカーが展示されていました。
 パトカーの中に乗せてもらう事ができるので、皆さん興味津々で乗り込んでました。


 こちらは新宮警察署の白バイです。
 自衛隊員県警の白バイにまたがり、それを消防団員が撮影している構図です。
 3つの防災関係機関が連携していますねface03


 こちらは、自衛隊1/2tトラックです。
 新宮市消防団の団員たちが、興味津々で運転席に乗り込んでいます。


 ここで、実働訓練のデモンストレーションが始まりました。
 新宮市消防本部の屈折はしご付き消防ポンプ自動車「くもとり」が、屋上に取り残された人を救出します。
 このはしごは高さ25mまで伸びるので、3階建て校舎の屋上にも余裕で届きます。


 続いて、和歌山災害救助犬協会による捜索訓練が行われます。
 同協会は、和歌山県内で唯一の災害救助犬団体なんです。
 昨年3月の東日本大震災や、昨年9月の紀伊半島大水害でも行方不明者の捜索活動に従事しました。


 災害救助犬の鋭い嗅覚が、車に取り残された要救助者を見つけ出します。
 訓練された救助犬は人の臭いを嗅ぎ分け、中に人がいることが分かると吠えるんです。


 中に人がいることを発見した後は、新宮市消防本部のレスキュー隊に引き継ぎます。
 救助工作車の出番です。


 救助工作車の油圧カッターで、車のピラーを切断していきます。
 4カ所のピラーを切断した後、天井を切り開いて負傷者を救助しました。


 これらのデモンストレーションが終わると、はしご車のバケットに乗って高さ25mを体験するサービスが始まりました。
 めったに乗れるものではないため、多くの希望者が長い列を作っていました。


 新宮市婦人防火クラブの皆さんが、炊き出し訓練を行っていました。
 アルファ米の混ぜご飯やおにぎり、温かい豚汁を振る舞ってくれました。
 衛生面に気を遣って、手袋を着けて調理していました。


 さて、体育館に行ってみると、避難所運営ゲーム(HUG)が行われていました。
 東牟婁振興局総務県民課の職員が司会進行を務めます。


 HUGは、避難所の運営を疑似体験してもらう図上訓練なんです。
 大規模地震が発生した場合、地域住民みずからが避難所を運営することになります。
 このHUGでは、避難者が抱える事情に配慮して避難場所を決めたり、避難所で起こる様々な出来事への対応について、みんなで話し合って決めていました。


 さて、参加者が帰ってから、訓練スタッフと一緒にはしご車に乗せていただくことができましたので、高さ25mの上空から撮影した熊野川をご覧ください。
 3階建ての小学校の屋上が、はるか下に見えます。
 熊野川の川原には、今月10月16日(火)に行われる「御船祭り」の練習船が見えました。

 今回の防災訓練は、防災関係機関による実働訓練を見学するだけでなく、住民が自ら避難所を運営することを意識づける避難所運営ゲームを行うなど、非常に充実したものだと感じました。
 主催者側の発表によりますと、1,500人もの住民が参加したそうです。

 皆さんがお住まいの地区でも、定期的に防災訓練を行って、きたる東海・東南海・南海地震に確実に備えていただきたいと思いますik_20

【参考URL】
 和歌山県総合防災課: http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/011400/index.html
 和歌山災害救助犬協会: http://kyujoken.rif.jp/
 自衛隊和歌山地方協力本部: http://www.mod.go.jp/pco/wakayama/

 【文責:東牟婁振興局 企画産業課 村上 健】


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