2011年11月13日
熊野古道・本宮大社、観光できます!(広報課職員旅行記その1)
ブログ編集長です。
昨日から今日(11/12~13)にかけて、和歌山県庁広報課は職場の親睦旅行。
知事は昨日からアメリカ出張で、職員に「命の洗濯」をせよとのことでしたので、私たちは、癒しの地・世界遺産の熊野へと向かいました。9月の台風災害以降、観光客が減少しているとのことでしたので、その様子も確認してきましたので、レポートします。
昨日(11/12)は、朝9時に和歌山市を出発。バスに乗り一路、田辺市本宮町へ到着。
本宮行政局前で語り部の澤さんと合流し、まずは、熊野古道・中辺路の発心門(ほっしんもん)王子へ。

ここから中辺路町へ抜ける熊野古道は、まだ通行止めが続いています。

その後、今回の旅行のメイン・イベントの熊野古道・道普請を行うため、水呑王子と伏拝王子の中間地点へ向かいました。
道普請は、台風12号で流失した古道の土を埋めるものです。今回は11人で1トンの土を運びます。こちらが運ぶ土の量です。

運ぶ場所は距離で約320メートル、高低差で40メートル上ったところです。熊野古道ですから、もちろん車は入れませんので、人が運ぶ以外方法がありません。そこで、スコップで土のう袋に土を入れ、背負子で背負って運びました。単純計算すると、一人1回約10kgずつ背負って9往復することになります。最初は笑いながらスタートしましたが、途中から息が上がりはじめました。私は終始しんがりをつとめさせていただきました。

運んだ土は、きれいにならした後で、「タコ」でしっかりと突き固めます。

約1時間半で、1トンの土はなくなりました。しかし、補修できた距離は10メートル程度です。これからも地道に進めていく必要があります。
田辺市では、「蘇れ!!熊野 熊野古道道普請ウォーク」と題して、12/3まで毎週土・日に道普請ツアーを行っています。大阪駅・和歌山駅から無料バスを運行していますので、ぜひご参加ください。
詳しくは、熊野ツーリズムビューローのホームページでご覧ください!

これで、道普請は終了し、熊野本宮大社までの約5kmを古道ウォークです。くたくたになった身体にむち打って、世界遺産・熊野古道を歩きます。しかし、古道を囲む木立や、小さな草花たちが疲れた身体と心を癒やしてくれます!!

こちらは、アサマリンドウの花。古道のあちこちで見かけました。

こちらは、キッコウハグマの花。葉っぱが亀甲のような形をしています。

団体のお客さんも結構歩いておられました。

こちらは、アリドウシの実。一粒だけ実をつけるので、センリョウやマンリョウに比して、「イチリョウ」と呼ばれるそうです。

いよいよ、遠くに大斎原(おおゆのはら)の大鳥居が見えてきました。明治22年まで、熊野本宮大社の社殿のあった場所で、日本最大の鳥居なんだそうです。ゴールはあと少しです。

石畳の熊野古道を下って、熊野本宮大社へと向かう一行。

ついに熊野本宮大社へ到着しました。八咫烏ののぼりが出迎えてくれます。

こちらが、熊野本宮大社正面の鳥居です。

ここで、語り部の澤さんはとお別れです。貴重なお話ありがとうございました。

このあと、本当は、熊野速玉大社へ行く予定だったのですが、道普請に思ったより時間を取られたため時間が足りず断念。
新宮市で、燃料(お酒のこと)と、香梅堂の「鈴焼」を買って、お宿の勝浦温泉ホテル「中の島」へと向かいました。
ここから先は、お決まりの温泉に入って、宴会をしてというコースですが、とても写真をお見せすることはできません。
しかし、一同くたくたに疲れていたので、ぐっすりと休んだようです。
長くなってきたので、第1日目のレポートを終了します。
土曜ということもあり、熊野古道を歩くお客さんも結構いらっしゃって、観光地に限って言えば、もう台風災害を心配する必要は全くないと感じました。みなさんも、ぜひ、熊野古道で癒されてください。
第2日目は、いよいよ那智の滝へと向かいます!!
(広報課職員旅行記その2へ続く!!)
昨日から今日(11/12~13)にかけて、和歌山県庁広報課は職場の親睦旅行。
知事は昨日からアメリカ出張で、職員に「命の洗濯」をせよとのことでしたので、私たちは、癒しの地・世界遺産の熊野へと向かいました。9月の台風災害以降、観光客が減少しているとのことでしたので、その様子も確認してきましたので、レポートします。
昨日(11/12)は、朝9時に和歌山市を出発。バスに乗り一路、田辺市本宮町へ到着。
本宮行政局前で語り部の澤さんと合流し、まずは、熊野古道・中辺路の発心門(ほっしんもん)王子へ。

ここから中辺路町へ抜ける熊野古道は、まだ通行止めが続いています。

その後、今回の旅行のメイン・イベントの熊野古道・道普請を行うため、水呑王子と伏拝王子の中間地点へ向かいました。
道普請は、台風12号で流失した古道の土を埋めるものです。今回は11人で1トンの土を運びます。こちらが運ぶ土の量です。

運ぶ場所は距離で約320メートル、高低差で40メートル上ったところです。熊野古道ですから、もちろん車は入れませんので、人が運ぶ以外方法がありません。そこで、スコップで土のう袋に土を入れ、背負子で背負って運びました。単純計算すると、一人1回約10kgずつ背負って9往復することになります。最初は笑いながらスタートしましたが、途中から息が上がりはじめました。私は終始しんがりをつとめさせていただきました。

運んだ土は、きれいにならした後で、「タコ」でしっかりと突き固めます。

約1時間半で、1トンの土はなくなりました。しかし、補修できた距離は10メートル程度です。これからも地道に進めていく必要があります。
田辺市では、「蘇れ!!熊野 熊野古道道普請ウォーク」と題して、12/3まで毎週土・日に道普請ツアーを行っています。大阪駅・和歌山駅から無料バスを運行していますので、ぜひご参加ください。
詳しくは、熊野ツーリズムビューローのホームページでご覧ください!

これで、道普請は終了し、熊野本宮大社までの約5kmを古道ウォークです。くたくたになった身体にむち打って、世界遺産・熊野古道を歩きます。しかし、古道を囲む木立や、小さな草花たちが疲れた身体と心を癒やしてくれます!!

こちらは、アサマリンドウの花。古道のあちこちで見かけました。

こちらは、キッコウハグマの花。葉っぱが亀甲のような形をしています。

団体のお客さんも結構歩いておられました。

こちらは、アリドウシの実。一粒だけ実をつけるので、センリョウやマンリョウに比して、「イチリョウ」と呼ばれるそうです。

いよいよ、遠くに大斎原(おおゆのはら)の大鳥居が見えてきました。明治22年まで、熊野本宮大社の社殿のあった場所で、日本最大の鳥居なんだそうです。ゴールはあと少しです。

石畳の熊野古道を下って、熊野本宮大社へと向かう一行。

ついに熊野本宮大社へ到着しました。八咫烏ののぼりが出迎えてくれます。

こちらが、熊野本宮大社正面の鳥居です。

ここで、語り部の澤さんはとお別れです。貴重なお話ありがとうございました。

このあと、本当は、熊野速玉大社へ行く予定だったのですが、道普請に思ったより時間を取られたため時間が足りず断念。
新宮市で、燃料(お酒のこと)と、香梅堂の「鈴焼」を買って、お宿の勝浦温泉ホテル「中の島」へと向かいました。
ここから先は、お決まりの温泉に入って、宴会をしてというコースですが、とても写真をお見せすることはできません。
しかし、一同くたくたに疲れていたので、ぐっすりと休んだようです。
長くなってきたので、第1日目のレポートを終了します。
土曜ということもあり、熊野古道を歩くお客さんも結構いらっしゃって、観光地に限って言えば、もう台風災害を心配する必要は全くないと感じました。みなさんも、ぜひ、熊野古道で癒されてください。
第2日目は、いよいよ那智の滝へと向かいます!!
(広報課職員旅行記その2へ続く!!)
なお、今回の旅行で歩いたルートをGPSで記録したものを、Googleマップに掲載していますので、こちらも参考にしてください。
URLは以下のとおりです。
http://maps.google.com/maps/ms?ie=UTF&msa=0&msid=215031153028397575475.0004b19dddd1a07068dd3
URLは以下のとおりです。
http://maps.google.com/maps/ms?ie=UTF&msa=0&msid=215031153028397575475.0004b19dddd1a07068dd3
Posted by 広報ブログ編集長 at 20:53│Comments(0)
│観光・自然
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