2013年12月17日
日本一の葉ボタン産地、出荷はじまる!
和歌山県紀の川市では、今、あちらこちらでこんな風景が。
年末に向けて、特産の葉ボタン(切り花用)の出荷を控えた葉ボタンが咲き揃っています。
これから年末までのわずか2週間ほどの間に180万本もの葉ボタンが仙台から広島まで幅広く出荷されます。
お正月の玄関での生け花など、1本でもボリュームがあって華やかな雰囲気があり、今、アレンジメントの素材としても人気です。
この葉ボタン産地を支え、農業士として地域農業をリードする生産者が小川教雄さん。
地域で最も多く葉ボタンを作付け、質の高いものを生産するなど、その技術・出荷量で産地を牽引しています。
この日(12月12日)は収穫始め。短期間での大量出荷するため、経験を積んだメンバー達が手早く収穫、梱包し、選果場に運搬していきます。
『狭い水田でも集約栽培が可能で、年末出荷に向けて栽培できる葉ボタンはここの土地に合っている。新規就農希望者を研修し、担い手を育成してこの産地を守っていきたい』と語っていました。
県農業大学校を卒業し、小川さんのもとで、就農前の研修をうけている羽竹さん。手慣れた手付きで、どんどん作業をこなしています。『実家は果樹農家ですが、小川さんに習った葉ボタンを経営に組み入れていくことも考えていきたい』と将来も見据えていました。
地域農業をリードし、地域を活性化する農業士。その活躍をもっと御覧になりたい方は、こちらをご覧ください→ 【和歌山の農業士】【普及活動現地情報】
文責:那賀振興局農業振興課 浅井良裕
Posted by 那賀農業振興 at 18:43│Comments(0)
│県産品
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。