2013年11月12日
ジオウォーク・トレッキングイベント(古座川町)参加リポート
11月9日(土)、南紀月野瀬温泉ぼたん荘・古座川街道やどやの会主催のジオウォーク・トレッキングイベント第2弾「ぼたん岩・明神地区を巡る」が開催されたので報告します。このイベントは、南紀熊野ジオパーク活動調査研究事業の一環として行われたもので、全部で11団体が和歌山県等と共催で取り組んでいます。
当日は、晴天で絶好のウォーキング日和。日本の地質百選に県内で唯一選定された「古座川弧状岩脈」をテーマに歩きました。語り部は「古座川町やどやの会」神保圭志さんです。
スタートはぼたん岩です(月野瀬地区)。岩肌が風化し浮き彫りされ、その模様が牡丹の花に似ていることから牡丹岩と名付けられたそうです。

ぼたん岩から少し上流部にある昔の石切場跡です。古座川弧状岩脈の大部分を占める流紋岩質火砕岩は江戸時代より「宇津木石」の名で広く利用され、串本大島の樫野崎灯台などにも使われたようです。

地元から植物に詳しい方が参加されたので、道中の珍しい植物を地質との関連を交えて解説してくれました。皆さん、興味津々です!(写真は高瀬地区内)

上流側に遡り、潤野(うるの)地区に入ります。潤野地区には「三山冠」という名峰が迎えてくれます。(対岸から見る方がいいです。
)

いよいよお楽しみの昼食です。弁当は今回ジオウォーク・トレッキングイベント用に特別に用意したぼたん荘特製弁当です。

お昼からは、炭鉱跡を訪ねました。熊野カルデラの産物として、温泉、鉱山、石材があげられますが、古座川添いでは、銅を産出した鉱山跡が残っています。

そして、潜水橋です。高知の四万十川では沈下橋と呼ばれてます。平成23年の災害で被災し存続が危ぶまれましたが、無事復旧しました。

この後、一行は県道添いを下り、ぼたん荘に戻りました。天気に恵まれほんとうに気持ちのいい一日でした。普段は、車で通過するだけでしたが、一日歩いてじっくり見てみると、南紀のすばらしい自然と歴史を感じることが出来ました。
このジオウォーク・トレッキングイベントは、後三回行われます。皆さんも是非参加してみて下さい!
(文責:東牟婁振興局地域振興部企画産業課 那須淳人)
当日は、晴天で絶好のウォーキング日和。日本の地質百選に県内で唯一選定された「古座川弧状岩脈」をテーマに歩きました。語り部は「古座川町やどやの会」神保圭志さんです。
スタートはぼたん岩です(月野瀬地区)。岩肌が風化し浮き彫りされ、その模様が牡丹の花に似ていることから牡丹岩と名付けられたそうです。

ぼたん岩から少し上流部にある昔の石切場跡です。古座川弧状岩脈の大部分を占める流紋岩質火砕岩は江戸時代より「宇津木石」の名で広く利用され、串本大島の樫野崎灯台などにも使われたようです。

地元から植物に詳しい方が参加されたので、道中の珍しい植物を地質との関連を交えて解説してくれました。皆さん、興味津々です!(写真は高瀬地区内)

上流側に遡り、潤野(うるの)地区に入ります。潤野地区には「三山冠」という名峰が迎えてくれます。(対岸から見る方がいいです。


いよいよお楽しみの昼食です。弁当は今回ジオウォーク・トレッキングイベント用に特別に用意したぼたん荘特製弁当です。

お昼からは、炭鉱跡を訪ねました。熊野カルデラの産物として、温泉、鉱山、石材があげられますが、古座川添いでは、銅を産出した鉱山跡が残っています。

そして、潜水橋です。高知の四万十川では沈下橋と呼ばれてます。平成23年の災害で被災し存続が危ぶまれましたが、無事復旧しました。
この後、一行は県道添いを下り、ぼたん荘に戻りました。天気に恵まれほんとうに気持ちのいい一日でした。普段は、車で通過するだけでしたが、一日歩いてじっくり見てみると、南紀のすばらしい自然と歴史を感じることが出来ました。
このジオウォーク・トレッキングイベントは、後三回行われます。皆さんも是非参加してみて下さい!
(文責:東牟婁振興局地域振興部企画産業課 那須淳人)
Posted by くまくま at 17:27│Comments(0)
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