2013年03月11日
海外の中小企業振興担当行政官が湯浅町と広川町で研修
有田振興局企画産業課です。
3月8日に、海外の開発途上国の行政官6名が、湯浅町と広川町を訪問してくれました。
公益財団法人太平洋人材交流センター(PREX)が、独立行政法人国際協力機構(JICA)の委託を受けて実施している中小企業振興政策研修の一環で、2月に来日してほぼ1ヶ月間、日本各地を回りながら研修を行っているそうです。
今回、来て下さったのは、パレスチナ、ベリーズ、ジャマイカ、チリ、コソボ、ボスニア・ヘルツェゴビナからの6名。いずれも母国で中小企業の発展・振興に携わっている方々です。
午前中は、湯浅町の北の町老人憩の家で「商工会の役割と地域振興」についての講義を受けていただきました。湯浅町商工会の谷中事務局長が熱弁を振るってくれました。

午後からは、現地見学です。湯浅町の古い街並みである伝統的建造物群保存地区を歩き、伝統産業の醤油と金山寺味噌を中心とした街づくりを見学。途中、麹屋と太田久助吟製で金山寺味噌づくりの現場を見せていただきました。

続いて甚風呂を見学した後、醤油醸造の老舗・角長へ。途中の道では、皆さん珍しそうにあちこちを眺めては、たくさんの写真を撮影。意外と、普通の民家の前で記念写真を撮ったり、庭に植えられている草木などの写真も撮ったりしていましたよ。角長で醤油蔵を見学したあと、正面で記念撮影。

次に、地域振興事例として広川町の稲むらの火の館を見学。3D津波映像シアターでは、地震津波の恐ろしさとその威力を体感。館内の見学では、パネルに書かれている内容を通訳の方に熱心に聞いたり、津波実験水槽で何度も津波のシミュレーションを行ったりしていたのが印象的でした。最後に、広村堤防を見学した後、一行はバスで出発しました。

この研修では、1ヶ月という長丁場とは言え、東京と大阪での研修がほとんどなのに、その合間に有田に来ていただけたことは非常に有難いことです。今回の有田への訪問が、開発途上国の発展の一助になることを願っております。
(文責:有田振興局企画産業課 児嶋史晃)
3月8日に、海外の開発途上国の行政官6名が、湯浅町と広川町を訪問してくれました。
公益財団法人太平洋人材交流センター(PREX)が、独立行政法人国際協力機構(JICA)の委託を受けて実施している中小企業振興政策研修の一環で、2月に来日してほぼ1ヶ月間、日本各地を回りながら研修を行っているそうです。
今回、来て下さったのは、パレスチナ、ベリーズ、ジャマイカ、チリ、コソボ、ボスニア・ヘルツェゴビナからの6名。いずれも母国で中小企業の発展・振興に携わっている方々です。
午前中は、湯浅町の北の町老人憩の家で「商工会の役割と地域振興」についての講義を受けていただきました。湯浅町商工会の谷中事務局長が熱弁を振るってくれました。

午後からは、現地見学です。湯浅町の古い街並みである伝統的建造物群保存地区を歩き、伝統産業の醤油と金山寺味噌を中心とした街づくりを見学。途中、麹屋と太田久助吟製で金山寺味噌づくりの現場を見せていただきました。

続いて甚風呂を見学した後、醤油醸造の老舗・角長へ。途中の道では、皆さん珍しそうにあちこちを眺めては、たくさんの写真を撮影。意外と、普通の民家の前で記念写真を撮ったり、庭に植えられている草木などの写真も撮ったりしていましたよ。角長で醤油蔵を見学したあと、正面で記念撮影。

次に、地域振興事例として広川町の稲むらの火の館を見学。3D津波映像シアターでは、地震津波の恐ろしさとその威力を体感。館内の見学では、パネルに書かれている内容を通訳の方に熱心に聞いたり、津波実験水槽で何度も津波のシミュレーションを行ったりしていたのが印象的でした。最後に、広村堤防を見学した後、一行はバスで出発しました。

この研修では、1ヶ月という長丁場とは言え、東京と大阪での研修がほとんどなのに、その合間に有田に来ていただけたことは非常に有難いことです。今回の有田への訪問が、開発途上国の発展の一助になることを願っております。
(文責:有田振興局企画産業課 児嶋史晃)
Posted by おしょう at 13:09│Comments(0)
│イベント・地域振興
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。