2012年12月06日
「那智の田楽」がユネスコ無形遺産に登録!日本では21件目
今日の新聞やニュースを見ていると、那智勝浦町に伝わる伝統芸能「那智の田楽(でんがく)」が、ユネスコの「無形文化遺産」に登録されることが決まったと一斉に報じられました。
Googleニュース検索「那智の田楽」
11月の事前審査の段階では今年の登録は難しいという報道がされていたので、ちょっとがっかりしていたのですが、本会議では複数の参加国から「提案書で十分説明されている」と登録を支持する意見が出たため、逆転で登録が決まったそうです。これまでに登録されている日本の無形文化遺産は、能や文楽、歌舞伎、雅楽など20件ですが、これに「那智の田楽」が肩を並べることになったということは、和歌山県民として本当にうれしいことですね。
「那智の田楽」は、毎年7月14日に熊野那智大社で開催される「那智の火祭」に奉納される芸能で、応永年間(1394~1428)京都の田楽法師が伝えたといわれています。和歌山県フォト博物館「那智の田楽」が掲載されているので、ぜひ参考にしてください。(下の写真は、和歌山県フォト博物館から転載。)

私は、直接「那智の田楽」を見たことはありませんが、今年8/13にNHK総合テレビ(和歌山県域)で放送された「紀の国スペシャル いのち照らす大松明(たいまつ)~水害から10か月・那智の火祭~」の中で、那智の田楽もとりあげられていましたので、そのとき初めて知りました。地域の人たちが連綿と伝えてきた伝統芸能の奥深さが紹介され、私も感銘を受けたのを覚えています。NHKさん、できたら全国向けに再放送してください!!
いずれにせよ、ユネスコの「無形文化遺産」登録、本当におめでとうございます。これからも地域の人たちにより末永く守られていくことを期待したいと思います。
(文責:広報課 林 清仁)
Googleニュース検索「那智の田楽」
11月の事前審査の段階では今年の登録は難しいという報道がされていたので、ちょっとがっかりしていたのですが、本会議では複数の参加国から「提案書で十分説明されている」と登録を支持する意見が出たため、逆転で登録が決まったそうです。これまでに登録されている日本の無形文化遺産は、能や文楽、歌舞伎、雅楽など20件ですが、これに「那智の田楽」が肩を並べることになったということは、和歌山県民として本当にうれしいことですね。
「那智の田楽」は、毎年7月14日に熊野那智大社で開催される「那智の火祭」に奉納される芸能で、応永年間(1394~1428)京都の田楽法師が伝えたといわれています。和歌山県フォト博物館「那智の田楽」が掲載されているので、ぜひ参考にしてください。(下の写真は、和歌山県フォト博物館から転載。)

私は、直接「那智の田楽」を見たことはありませんが、今年8/13にNHK総合テレビ(和歌山県域)で放送された「紀の国スペシャル いのち照らす大松明(たいまつ)~水害から10か月・那智の火祭~」の中で、那智の田楽もとりあげられていましたので、そのとき初めて知りました。地域の人たちが連綿と伝えてきた伝統芸能の奥深さが紹介され、私も感銘を受けたのを覚えています。NHKさん、できたら全国向けに再放送してください!!
いずれにせよ、ユネスコの「無形文化遺産」登録、本当におめでとうございます。これからも地域の人たちにより末永く守られていくことを期待したいと思います。
(文責:広報課 林 清仁)
Posted by 広報ブログ編集長 at 21:41│Comments(0)
│広報一般
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。