2012年11月30日
映画「大奥~永遠~」のロケ地・紀州徳川家の庭園「養翠園」
12月22日(土)から映画「大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇] 」の全国ロードショーが始まります。

「大奥」は、よしながふみ原作の少女漫画で、舞台は江戸時代。男性だけがかかる謎の疫病により、男性が少なくなったため、社会の要職に女性が就くなど男女の役割が逆転、女性将軍とそれを取り巻く3000名の大奥の男性という設定の中、ラブストーリーが展開されます。
2010年に公開された映画「大奥」が、観客動員数が200万人を記録する大ヒットしたことから、今年は続編として現在TBS系列で放送中のテレビドラマ「大奥~誕生」が放映され、さらに年末の映画「大奥~永遠~」へと続いていきます。
実は、この映画「大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇] 」は、和歌山市の名勝「養翠園(ようすいえん)」で撮影されています! 養翠園は紀州徳川家第十代藩主徳川治寶(はるとみ)公により造営された約33,000 ㎡の広さを誇る大名庭園で、国の名勝に指定されています。映画「大奥」の舞台としてはぴったりの庭園ですね。
撮影は、今年(2012年)1月28日に行われ、主役の右衛門佐役の堺雅人さんと5代将軍綱吉役の菅野美穂さんらが、茶室のシーンなどの撮影にのぞんだそうです。8/15発表の和歌山市のプレスリリース(PDFファイル)に、映画撮影時の写真などが掲載されています。


そんな名勝「養翠園」ですが、私は近くに住んでいながらこれまで行ったことがありませんでした。しかし、一度見ておく必要はあるなと思い、先日行ってきましたので、ご紹介します。
こちらが養翠園への入り口の門。周りは畑や住宅地なので、ここに大名庭園があるとはとても思えません。門の前に立つと、いきなり江戸時代にタイムスリップしたようで、とても物静かなたたずまいです。

門をくぐって、入場料600円を払うといよいよ養翠園庭園です。海沿いに築かれた庭園なので、池は海水を取り入れた汐入りの池です。これは全国的にも珍しいのだそうです。庭園はこの大きな池の周りをぐるりと回遊する設計になっています。

養翠園の南側にある和歌浦の山が見事な借景となって、庭園と一体になっています。写真ではよくわかりませんが、和歌浦の山の紅葉がもうすぐ見頃になるところで、とてもきれいでした。

こちらが、「養翠亭」の茶室「実際庵」で、映画で堺雅人さんと菅野美穂さんが撮影をしたところです。鬼瓦には文政4年(1821年)の銘があるそうで、築園当時の建物です。実際に紀州徳川藩主が使った建物がそのまま残っているのはすごいですね。なお、この養翠亭の内部の見学は事前に予約の上、別料金(一人1,000円)が必要です。

また、この養翠園の隣には、隠居した藩主が生活していた「湊御殿(奥御殿)」が移築されています。こちらは中に入ることができ、書院造りの間なども見学することができます。

養翠園の広大な庭を見ていると、紀州藩主の休日を思い浮かべて、ゆったりとした気分になりました。和歌山市内にこんなに落ち着ける場所があったとは、本当に驚きました。養翠園に初めて来られたのは、まさに映画「大奥」のおかげと言えるでしょう。
そこで、和歌山市と養翠園がタイアップして、私のようなミーハーな人々!? をターゲットに、キャンペーンを実施します。
キャンペーン期間は、12月1日から2月28日までの3ヶ月間。こちらがキャンペーンのチラシです。

キャンペーン名が、映画「大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇] 」のロケ地、和歌山市へちょこ旅どうじゃ!?と長~いのはさておき、キャンペーンの中身は2つあります。
まず、写真のチラシをゲットしてください!! これを持って行けば、以下の特典が受けられます。
(1) 名勝「養翠園」の入園料が半額!(大人600円が300円に!)
(2) ロケが行われた「養翠亭」の特別公開(第2・第3日曜日 14:00~ 先着30名様限定)
(3) 和歌山城天守閣の入場料100円引き(小人は50円引き)
(4) 和歌山市観光土産品センターでの土産品が5%引き
さらに、映画「大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇] 」をご覧になった方は、半券をなくさないでください。半券を持って「養翠園」に入園し、アンケートにお答えいただくと、抽選で非売品の「大奥」プレスキットや映画「大奥」公開記念 あぶらとり紙セットが当たります!! こちらは映画「大奥」公開日の12月22日から2月28日までとなります。
肝心のチラシの配布場所は、
(1)和歌山市観光土産品センター
(2)和歌山市観光案内所(和歌山城、南海和歌山市駅、JR和歌山駅)
(3)なんばパークスシネマ
(4)ワーナー・マイカル・シネマズ りんくう泉南
(5)ワーナー・マイカル・シネマズ 茨木
(6)ワーナー・マイカル・シネマズ 大日
です。
皆さん、映画「大奥」の世界と、紀州徳川家の栄華に触れる絶好の機会です。ぜひ「養翠園」のある和歌山市にお越しください!!
(文責:広報課 林 清仁)
さらに、ワーナー・マイカル・シネマズ 茨木

「大奥」は、よしながふみ原作の少女漫画で、舞台は江戸時代。男性だけがかかる謎の疫病により、男性が少なくなったため、社会の要職に女性が就くなど男女の役割が逆転、女性将軍とそれを取り巻く3000名の大奥の男性という設定の中、ラブストーリーが展開されます。
2010年に公開された映画「大奥」が、観客動員数が200万人を記録する大ヒットしたことから、今年は続編として現在TBS系列で放送中のテレビドラマ「大奥~誕生」が放映され、さらに年末の映画「大奥~永遠~」へと続いていきます。
実は、この映画「大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇] 」は、和歌山市の名勝「養翠園(ようすいえん)」で撮影されています! 養翠園は紀州徳川家第十代藩主徳川治寶(はるとみ)公により造営された約33,000 ㎡の広さを誇る大名庭園で、国の名勝に指定されています。映画「大奥」の舞台としてはぴったりの庭園ですね。
撮影は、今年(2012年)1月28日に行われ、主役の右衛門佐役の堺雅人さんと5代将軍綱吉役の菅野美穂さんらが、茶室のシーンなどの撮影にのぞんだそうです。8/15発表の和歌山市のプレスリリース(PDFファイル)に、映画撮影時の写真などが掲載されています。


そんな名勝「養翠園」ですが、私は近くに住んでいながらこれまで行ったことがありませんでした。しかし、一度見ておく必要はあるなと思い、先日行ってきましたので、ご紹介します。
こちらが養翠園への入り口の門。周りは畑や住宅地なので、ここに大名庭園があるとはとても思えません。門の前に立つと、いきなり江戸時代にタイムスリップしたようで、とても物静かなたたずまいです。

門をくぐって、入場料600円を払うといよいよ養翠園庭園です。海沿いに築かれた庭園なので、池は海水を取り入れた汐入りの池です。これは全国的にも珍しいのだそうです。庭園はこの大きな池の周りをぐるりと回遊する設計になっています。

養翠園の南側にある和歌浦の山が見事な借景となって、庭園と一体になっています。写真ではよくわかりませんが、和歌浦の山の紅葉がもうすぐ見頃になるところで、とてもきれいでした。

こちらが、「養翠亭」の茶室「実際庵」で、映画で堺雅人さんと菅野美穂さんが撮影をしたところです。鬼瓦には文政4年(1821年)の銘があるそうで、築園当時の建物です。実際に紀州徳川藩主が使った建物がそのまま残っているのはすごいですね。なお、この養翠亭の内部の見学は事前に予約の上、別料金(一人1,000円)が必要です。

また、この養翠園の隣には、隠居した藩主が生活していた「湊御殿(奥御殿)」が移築されています。こちらは中に入ることができ、書院造りの間なども見学することができます。

養翠園の広大な庭を見ていると、紀州藩主の休日を思い浮かべて、ゆったりとした気分になりました。和歌山市内にこんなに落ち着ける場所があったとは、本当に驚きました。養翠園に初めて来られたのは、まさに映画「大奥」のおかげと言えるでしょう。
そこで、和歌山市と養翠園がタイアップして、私のようなミーハーな人々!? をターゲットに、キャンペーンを実施します。
キャンペーン期間は、12月1日から2月28日までの3ヶ月間。こちらがキャンペーンのチラシです。

キャンペーン名が、映画「大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇] 」のロケ地、和歌山市へちょこ旅どうじゃ!?と長~いのはさておき、キャンペーンの中身は2つあります。
まず、写真のチラシをゲットしてください!! これを持って行けば、以下の特典が受けられます。
(1) 名勝「養翠園」の入園料が半額!(大人600円が300円に!)
(2) ロケが行われた「養翠亭」の特別公開(第2・第3日曜日 14:00~ 先着30名様限定)
(3) 和歌山城天守閣の入場料100円引き(小人は50円引き)
(4) 和歌山市観光土産品センターでの土産品が5%引き
さらに、映画「大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇] 」をご覧になった方は、半券をなくさないでください。半券を持って「養翠園」に入園し、アンケートにお答えいただくと、抽選で非売品の「大奥」プレスキットや映画「大奥」公開記念 あぶらとり紙セットが当たります!! こちらは映画「大奥」公開日の12月22日から2月28日までとなります。
肝心のチラシの配布場所は、
(1)和歌山市観光土産品センター
(2)和歌山市観光案内所(和歌山城、南海和歌山市駅、JR和歌山駅)
(3)なんばパークスシネマ
(4)ワーナー・マイカル・シネマズ りんくう泉南
(5)ワーナー・マイカル・シネマズ 茨木
(6)ワーナー・マイカル・シネマズ 大日
です。
皆さん、映画「大奥」の世界と、紀州徳川家の栄華に触れる絶好の機会です。ぜひ「養翠園」のある和歌山市にお越しください!!
(文責:広報課 林 清仁)
さらに、ワーナー・マイカル・シネマズ 茨木
Posted by 広報ブログ編集長 at 22:31│Comments(0)
│観光・自然
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