2012年11月12日
わがまち元気プロジェクトによる特産品開発レポート【古座川町】
和歌山県では、地域固有の資源を活用して1市町村1産業を創り出していく「わがまち元気プロジェクト」に取り組んでいます。
県内でいくつものプロジェクトが発足したんですが、東牟婁振興局管内では、古座川町で「古座川版エコツーリズムによる地域産業の創出」というプロジェクトを立ち上げ、平成22年度から清流・古座川を中心とした自然環境の保全と活用に取り組んできました。
このたび、プロジェクトを推進している水のまちづくり推進協議会の特産品部会が、古座川町の名産品としてすでに知名度の高いユズ以外の特産品を作り上げようと、古座川町産の原木栽培シイタケを使ったタタキを開発することになりました。
11月5日(月)の夜、その開発現場に立ち会ってきましたのでレポートします。

これが、古座川町産の原木シイタケです。
一般にスーパーなどで売られている菌床シイタケよりも味と香りが良いとされています。

水のまちづくり推進協議会のメンバーが、南紀月の瀬温泉ぼたん荘のいろり館に集まりました。

用意した食材は、古座川町産の原木シイタケ、ユズ、長ネギ、玉ネギ、ニンニク、ミョウガ、ショウガ、青ジソです。
これに各種調味料を用意し、いよいよ調理を開始します

シイタケは水で洗うと味が落ちるということで、濡らした布巾で丁寧に拭きます。
軸は切り落とし、傘の部分を1cm程度の厚さに切ります。
油で揚げると実が縮むので、ある程度の厚さが必要だそうです。

そのうち、古座川町長の武田丈夫さんがやって来ました。
手際よくユズを刻んでいましたので、おそらくご自宅もお料理されてるんでしょうね

切った原木シイタケに片栗粉をまぶし、塩コショウで下味を付けてから油で揚げます。
いわゆる竜田揚げにするんですね。

ぼたん荘の板長である野崎洋一さんも参加されました。

さすがは板長さん、料理の手際がぜんぜん違います
参加者全員が、板長さんの技術に魅入ってしまいました。

原木シイタケの竜田揚げができました
これだけでも美味しそうですね。

今回は4種類のタレを用意しました。
濃口醤油・酢・砂糖をベースに、柚子酢を加えたもの、ゴマ油を加えたもの、みりんを加えたもの。

まだ薬味の用意ができていないのですが、一人がつまみ食いを始めるともう止まりません。
何も付けなくてもサクサクして美味しいのですが、タレを付けるとさらに美味しくなります。

薬味の準備ができました。
ユズの皮、ミョウガ、ショウガ、おろしニンニク、そして青ジソです。

薄くスライスした玉ネギと、刻んだ長ネギも大量に用意されました。

竜田揚げにした原木シイタケに、薬味を乗せて完成です
この上に、お好みのタレを掛けて試食します。

薬味を変えたりタレを混ぜたりして、原木シイタケに合う味を探します。
中でも、柚子酢とゴマ油を加えたものが好評でした。

板長さんと、ぼたん荘の支配人である土井勉さんが、どのようにしてお客さんにお出しするか話し合っていました。
お昼のメイン料理として出すにはまだまだ研究が必要ですが、夕食の会席料理の一品として加えるのはそう難しくないとのことでした。
近いうちに、みなさんにご賞味いただけるようになるかもしれませんね

余った原木シイタケのたたきをパックに入れてお持ち帰りさせてもらったのですが、次の日に食べてみたら、カリカリ感がなくなってしまってました。
やはり、現地で揚げたてを食べるのが一番美味しいですね。
商品化できた際には、みなさんぜひ古座川に来てお召し上がりくださいね
なお、古座川町の「わがまち元気プロジェクト」については、また機会を見てレポートしたいと思います
【参考サイト】
◆わがまち元気プロジェクト(和歌山県地域政策課)
http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/020200/wagamachi/
◆南紀月の瀬温泉 ぼたん荘
http://www.botansou.jp/
◆ぼたん荘の地図
http://yahoo.jp/tD1e-B
【文責:東牟婁振興局 企画産業課 村上 健】
県内でいくつものプロジェクトが発足したんですが、東牟婁振興局管内では、古座川町で「古座川版エコツーリズムによる地域産業の創出」というプロジェクトを立ち上げ、平成22年度から清流・古座川を中心とした自然環境の保全と活用に取り組んできました。
このたび、プロジェクトを推進している水のまちづくり推進協議会の特産品部会が、古座川町の名産品としてすでに知名度の高いユズ以外の特産品を作り上げようと、古座川町産の原木栽培シイタケを使ったタタキを開発することになりました。
11月5日(月)の夜、その開発現場に立ち会ってきましたのでレポートします。

これが、古座川町産の原木シイタケです。
一般にスーパーなどで売られている菌床シイタケよりも味と香りが良いとされています。

水のまちづくり推進協議会のメンバーが、南紀月の瀬温泉ぼたん荘のいろり館に集まりました。

用意した食材は、古座川町産の原木シイタケ、ユズ、長ネギ、玉ネギ、ニンニク、ミョウガ、ショウガ、青ジソです。
これに各種調味料を用意し、いよいよ調理を開始します


シイタケは水で洗うと味が落ちるということで、濡らした布巾で丁寧に拭きます。
軸は切り落とし、傘の部分を1cm程度の厚さに切ります。
油で揚げると実が縮むので、ある程度の厚さが必要だそうです。

そのうち、古座川町長の武田丈夫さんがやって来ました。
手際よくユズを刻んでいましたので、おそらくご自宅もお料理されてるんでしょうね


切った原木シイタケに片栗粉をまぶし、塩コショウで下味を付けてから油で揚げます。
いわゆる竜田揚げにするんですね。

ぼたん荘の板長である野崎洋一さんも参加されました。

さすがは板長さん、料理の手際がぜんぜん違います

参加者全員が、板長さんの技術に魅入ってしまいました。

原木シイタケの竜田揚げができました

これだけでも美味しそうですね。

今回は4種類のタレを用意しました。
濃口醤油・酢・砂糖をベースに、柚子酢を加えたもの、ゴマ油を加えたもの、みりんを加えたもの。

まだ薬味の用意ができていないのですが、一人がつまみ食いを始めるともう止まりません。
何も付けなくてもサクサクして美味しいのですが、タレを付けるとさらに美味しくなります。

薬味の準備ができました。
ユズの皮、ミョウガ、ショウガ、おろしニンニク、そして青ジソです。

薄くスライスした玉ネギと、刻んだ長ネギも大量に用意されました。

竜田揚げにした原木シイタケに、薬味を乗せて完成です

この上に、お好みのタレを掛けて試食します。

薬味を変えたりタレを混ぜたりして、原木シイタケに合う味を探します。
中でも、柚子酢とゴマ油を加えたものが好評でした。

板長さんと、ぼたん荘の支配人である土井勉さんが、どのようにしてお客さんにお出しするか話し合っていました。
お昼のメイン料理として出すにはまだまだ研究が必要ですが、夕食の会席料理の一品として加えるのはそう難しくないとのことでした。
近いうちに、みなさんにご賞味いただけるようになるかもしれませんね


余った原木シイタケのたたきをパックに入れてお持ち帰りさせてもらったのですが、次の日に食べてみたら、カリカリ感がなくなってしまってました。
やはり、現地で揚げたてを食べるのが一番美味しいですね。
商品化できた際には、みなさんぜひ古座川に来てお召し上がりくださいね

なお、古座川町の「わがまち元気プロジェクト」については、また機会を見てレポートしたいと思います

【参考サイト】
◆わがまち元気プロジェクト(和歌山県地域政策課)
http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/020200/wagamachi/
◆南紀月の瀬温泉 ぼたん荘
http://www.botansou.jp/
◆ぼたん荘の地図
http://yahoo.jp/tD1e-B
【文責:東牟婁振興局 企画産業課 村上 健】
Posted by くまくま at 17:04│Comments(0)
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