2012年08月27日
メイキング県民の友9月号
昨年、和歌山を襲った台風12号の大水害から約一年。
この一年間は、災害について改めて考えさせられた一年であったと思います。
今回の県民の友では、水害をはじめとして、大地震や津波など、私たちの生活を脅かす大規模災害について、
県の政策や身の守り方などを詳しく説明しています。
また、今回は、地域で取り組む防災にスポットを当て、橋本市、広川町、田辺市で行われた防災訓練に参加し、取材を行いました。
取材①《橋本市高野口町向島地区の防災訓練》
県が取り組んでいる“出張!防災教室”で派遣された地震体験車。

「訓練だと分かっていても、大きな揺れで怖かった」
「揺れている間は何もできないので、おさまった後の行動が大切では」との声が聞かれました。
他にも地元消防協力のもと煙体験やAED体験を実施。
暑い中、汗をぬぐいながら参加者は真剣に取り組んでいました。


取材②《有田地域の稲むらの火の功績に学ぶ「平成の寺子屋」》
有田地域では、県有田振興局と有田市、有田川町、湯浅町、広川町が合同で、
防災啓発イベント“稲むらの火の功績に学ぶ「平成の寺子屋」”を実施しています。
毎回違うテーマをもって、各市町で順次開催。
今回の広川会場では住民や自主防災組織のリーダーなど126名が参加しました。
まずは和歌山大学防災研究教育センター長による「大地震と自主防災組織の役割 -災害時でこそ問われる地域力-」の講座。

その後、グラウンドに出て、火おこし体験、新聞紙の簡易トイレ作り、非常食の炊き出し体験のレクチャーを受けました。



皆さん初めての体験に、戸惑いながらも、熱心に取り組んでいました。
取材②《田辺市の津波避難訓練》
和歌山県、三重県、徳島県、高知県の4県合同の津波避難訓練が7月29日に実施されました。
そこで、田辺市の中部ブロックにて取材を行いました。
9時、和歌山県の南方沖を震源とするM8.6の大地震が発生。
9時3分、大きなサイレンが鳴り響き、大津波警報が発令されました(という想定でした)
住民の方がいっせいに、高い場所をめざします。


一人暮らしの年配の方も参加しており「普段ではあまり話さない人とも、顔を合わせられたので安心した」との声が聞かれました。
このような訓練は避難路を確認するのはもちろんのこと、近所にどのような人がいるのか、どのような助けが必要なのかを確認する場としても非常に重要だと感じました。
地元の小学生もスタッフとして参加。
実際の被災を想定した障害物のバリケード作りやアンケートを行いました。


また地元の昭和幼稚園の園児たちもがんばりました。


地域の住民が共に助け合う「共助」は命を救う最前線の活動として、非常に大きな役割を担っています。
皆さんも“いざ”という時のために、自分の地域での避難場所や避難方法などをもう一度見直しましょう!
ご協力いただきました皆様ありがとうございました。
今月号の表紙はこちら。是非ご覧ください!

以下惜しくも落選したまぼろしの表紙。


お手元に県民の友が到着したらお確かめください。
防災特集では、このほか「南海トラフの巨大地震に備えた減災のまちづくり」や「県民減災運動」、「災害医療対策の推進」などを掲載しています。
この機会に県の防災に関する取り組みについて、ご覧いただければと思います。
詳しくは県民の友9月号で。
(文責:広報課 片岡 宏彰)
この一年間は、災害について改めて考えさせられた一年であったと思います。
今回の県民の友では、水害をはじめとして、大地震や津波など、私たちの生活を脅かす大規模災害について、
県の政策や身の守り方などを詳しく説明しています。
また、今回は、地域で取り組む防災にスポットを当て、橋本市、広川町、田辺市で行われた防災訓練に参加し、取材を行いました。
取材①《橋本市高野口町向島地区の防災訓練》
県が取り組んでいる“出張!防災教室”で派遣された地震体験車。

「訓練だと分かっていても、大きな揺れで怖かった」
「揺れている間は何もできないので、おさまった後の行動が大切では」との声が聞かれました。
他にも地元消防協力のもと煙体験やAED体験を実施。
暑い中、汗をぬぐいながら参加者は真剣に取り組んでいました。


取材②《有田地域の稲むらの火の功績に学ぶ「平成の寺子屋」》
有田地域では、県有田振興局と有田市、有田川町、湯浅町、広川町が合同で、
防災啓発イベント“稲むらの火の功績に学ぶ「平成の寺子屋」”を実施しています。
毎回違うテーマをもって、各市町で順次開催。
今回の広川会場では住民や自主防災組織のリーダーなど126名が参加しました。
まずは和歌山大学防災研究教育センター長による「大地震と自主防災組織の役割 -災害時でこそ問われる地域力-」の講座。

その後、グラウンドに出て、火おこし体験、新聞紙の簡易トイレ作り、非常食の炊き出し体験のレクチャーを受けました。



皆さん初めての体験に、戸惑いながらも、熱心に取り組んでいました。
取材②《田辺市の津波避難訓練》
和歌山県、三重県、徳島県、高知県の4県合同の津波避難訓練が7月29日に実施されました。
そこで、田辺市の中部ブロックにて取材を行いました。
9時、和歌山県の南方沖を震源とするM8.6の大地震が発生。
9時3分、大きなサイレンが鳴り響き、大津波警報が発令されました(という想定でした)
住民の方がいっせいに、高い場所をめざします。


一人暮らしの年配の方も参加しており「普段ではあまり話さない人とも、顔を合わせられたので安心した」との声が聞かれました。
このような訓練は避難路を確認するのはもちろんのこと、近所にどのような人がいるのか、どのような助けが必要なのかを確認する場としても非常に重要だと感じました。
地元の小学生もスタッフとして参加。
実際の被災を想定した障害物のバリケード作りやアンケートを行いました。


また地元の昭和幼稚園の園児たちもがんばりました。


地域の住民が共に助け合う「共助」は命を救う最前線の活動として、非常に大きな役割を担っています。
皆さんも“いざ”という時のために、自分の地域での避難場所や避難方法などをもう一度見直しましょう!
ご協力いただきました皆様ありがとうございました。
今月号の表紙はこちら。是非ご覧ください!

以下惜しくも落選したまぼろしの表紙。


お手元に県民の友が到着したらお確かめください。
防災特集では、このほか「南海トラフの巨大地震に備えた減災のまちづくり」や「県民減災運動」、「災害医療対策の推進」などを掲載しています。
この機会に県の防災に関する取り組みについて、ご覧いただければと思います。
詳しくは県民の友9月号で。
(文責:広報課 片岡 宏彰)
Posted by 県民の友B at 21:57│Comments(0)
│広報一般
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