2012年07月09日
北山村でカヌー競技の国体近畿ブロック大会が開催されました
昨日7月8日(日)、北山村で2012年岐阜国体近畿ブロック大会のカヌー競技が行われ、競技役員としてボランティアで参加してきましたので、ご紹介いたします。

国体のカヌー競技といっても、スプリント、スラローム、ワイルドウォーターと3種類あるわけですが、このうち北山村で行われたのは、スラロームとワイルドウォーターです。
ちなみに、2015年紀の国わかやま国体でも、ここ北山村でカヌーのスラロームとワイルドウォーター競技が開催されることになってます。
ここで競技内容を簡単に説明しますと、スラロームは急流に設置されたゲートを順番どおりに通過して最短タイムを競う競技で、ワイルドウォーターは急流を一気に下って最短タイムを競う競技です。
私を含めた東牟婁振興局の有志職員5人は、今年5月に県立新翔高校で開催された審判員養成講習会を受講し、スラロームとワイルドウォーターの国内A級審判員資格を取得していたので、今回はスラロームの審判員として招集されたのでした。
ちなみにA級審判員と聞くとすごい資格のように思われますが、実は一番簡単なのがA級なんです

さて、開会式は朝9時から始まりました。
並んでいるのは、スラロームとワイルドウォーターの参加選手たちです。

開会式が終わり、スラロームの競技会場まで山道を歩いて向かいます。
ちなみに、この山道は「筏師の道」と呼ばれる道で、かつて材木を筏に組んで北山川を下った筏師たちが、家に戻る際に棹(さお)や櫂(かい)をかついで通った道なんだそうです。
人の血を吸うヤマビルが出る道だと知らされていたのですが、幸運にも被害に遭うことはありませんでした

アップダウンの続く険しい山道を歩き、ロープを伝って崖を下り、ようやく川辺に着きました。
スラロームの正式競技ではゲートが25箇所設置されるそうですが、今回はコースの関係上、15箇所の設置でした。
北山村で国体カヌー競技の近畿ブロック大会が開催されるのは、6年ぶりとのことです。

綺麗な清流に見えるかもしれませんが、普段はもっともっと透き通っています

さて、デモンストレーションの後、競技が始まりました。
ただ流れるだけでも困難な激流の中を、選手達は見事にカヌーを操っています。
スラロームの場合は、下流から上流に漕ぎ上がって通過するゲートもあるんですが、これだけの激流を漕ぎ上がるのは大変ですね

ちなみに、ゲートに接触すると2秒のペナルティが科され、ゲートを通過しないと50秒のペナルティが科されます。
私たち審判員は目を皿のようにして、接触によりゲートが揺れていないか、また順番どおりに通過したかをチェックするのです。

選手達が下り終わると、集計作業に入ります。
パソコンで集計作業をしているのは、wbs和歌山放送 気象予報士の引本孝之さんです。
電源がないので、パソコンもプリンターもバッテリーで運用していました。
スラロームの部では、男子の上位3名と女子の上位2名が国体本戦に参加できるのですが、残念ながら和歌山県選手の本戦通過はなりませんでした。
しかし、ワイルドウォーターの部では、和歌山県代表の太戸文吾選手(県教育センター学びの丘)と大平幸子選手(県立南紀高校)が、みごと本戦通過を果たしたそうです。
おめでとうございます
9月末から始まる岐阜国体でも頑張ってくださいね、応援してますよ

後片付けは、競技役員と高校生ボランティアで行いました。
ゲート1箇所につきワイヤー1本とロープ4本が張られているので、撤去作業は大変でした
昼過ぎに撤去を始めたのですが、完了したのは夕方の4時過ぎ。
けど、県立新翔高校と県立神島高校の生徒たちがテキパキと手伝ってくれたので、かなり助かりました
なお、7月16日(祝)には、日高川町の美山漕艇場にて、カヌースプリントの国体近畿ブロック大会が開催されるようです。
選手の皆さんのご活躍をお祈りしてます
【文責:東牟婁振興局 企画産業課 村上 健】

国体のカヌー競技といっても、スプリント、スラローム、ワイルドウォーターと3種類あるわけですが、このうち北山村で行われたのは、スラロームとワイルドウォーターです。
ちなみに、2015年紀の国わかやま国体でも、ここ北山村でカヌーのスラロームとワイルドウォーター競技が開催されることになってます。
ここで競技内容を簡単に説明しますと、スラロームは急流に設置されたゲートを順番どおりに通過して最短タイムを競う競技で、ワイルドウォーターは急流を一気に下って最短タイムを競う競技です。
私を含めた東牟婁振興局の有志職員5人は、今年5月に県立新翔高校で開催された審判員養成講習会を受講し、スラロームとワイルドウォーターの国内A級審判員資格を取得していたので、今回はスラロームの審判員として招集されたのでした。
ちなみにA級審判員と聞くとすごい資格のように思われますが、実は一番簡単なのがA級なんです


さて、開会式は朝9時から始まりました。
並んでいるのは、スラロームとワイルドウォーターの参加選手たちです。

開会式が終わり、スラロームの競技会場まで山道を歩いて向かいます。
ちなみに、この山道は「筏師の道」と呼ばれる道で、かつて材木を筏に組んで北山川を下った筏師たちが、家に戻る際に棹(さお)や櫂(かい)をかついで通った道なんだそうです。
人の血を吸うヤマビルが出る道だと知らされていたのですが、幸運にも被害に遭うことはありませんでした


アップダウンの続く険しい山道を歩き、ロープを伝って崖を下り、ようやく川辺に着きました。
スラロームの正式競技ではゲートが25箇所設置されるそうですが、今回はコースの関係上、15箇所の設置でした。
北山村で国体カヌー競技の近畿ブロック大会が開催されるのは、6年ぶりとのことです。

綺麗な清流に見えるかもしれませんが、普段はもっともっと透き通っています


さて、デモンストレーションの後、競技が始まりました。
ただ流れるだけでも困難な激流の中を、選手達は見事にカヌーを操っています。
スラロームの場合は、下流から上流に漕ぎ上がって通過するゲートもあるんですが、これだけの激流を漕ぎ上がるのは大変ですね


ちなみに、ゲートに接触すると2秒のペナルティが科され、ゲートを通過しないと50秒のペナルティが科されます。
私たち審判員は目を皿のようにして、接触によりゲートが揺れていないか、また順番どおりに通過したかをチェックするのです。

選手達が下り終わると、集計作業に入ります。
パソコンで集計作業をしているのは、wbs和歌山放送 気象予報士の引本孝之さんです。
電源がないので、パソコンもプリンターもバッテリーで運用していました。
スラロームの部では、男子の上位3名と女子の上位2名が国体本戦に参加できるのですが、残念ながら和歌山県選手の本戦通過はなりませんでした。
しかし、ワイルドウォーターの部では、和歌山県代表の太戸文吾選手(県教育センター学びの丘)と大平幸子選手(県立南紀高校)が、みごと本戦通過を果たしたそうです。
おめでとうございます

9月末から始まる岐阜国体でも頑張ってくださいね、応援してますよ


後片付けは、競技役員と高校生ボランティアで行いました。
ゲート1箇所につきワイヤー1本とロープ4本が張られているので、撤去作業は大変でした

昼過ぎに撤去を始めたのですが、完了したのは夕方の4時過ぎ。
けど、県立新翔高校と県立神島高校の生徒たちがテキパキと手伝ってくれたので、かなり助かりました

なお、7月16日(祝)には、日高川町の美山漕艇場にて、カヌースプリントの国体近畿ブロック大会が開催されるようです。
選手の皆さんのご活躍をお祈りしてます

【文責:東牟婁振興局 企画産業課 村上 健】
Posted by くまくま at 13:56│Comments(0)
│イベント・地域振興
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