2012年04月18日
「スターチス」紫色の新品種登録!県暖地園芸センターが育成
和歌山県農業試験場暖地園芸センターで育成した「スターチス」の新品種「紀州ファインバイオレット」と「紀州ファイングレープ」が、平成24年4月4日に種苗法に基づき新品種として登録されました。報道機関への発表のため現物を月曜日(4/16)に持ってきていただき、余ったスターチスが広報課内の花瓶に飾られています。その写真がこちら。

画面左側の少し薄い紫色が「紀州ファイングレープ」、右側の濃い紫色が「紀州ファインバイオレット」です。写真で見ると違いがわかりにくいですが、ファイングレープの方がすこし赤みがかっています。
農林水産省品種登録ホームページの第281回品種登録公表を見ると、登録番号21769「紀州ファインバイオレット」、21770「紀州ファイングレープ」の名前が確かに掲載されています。
それと、紫色の中に白い花が見えますが、月曜に持ってきてもらった時には、白い花はほとんど見えませんでした。調べてみると、紫色の部分は「がく」で、白い部分が花びらだとか。確かによく見ると、白い花びらの中にはおしべやめしべが見えます。この白い花びらは、もうしばらく経つとしぼんで、また見えなくなるんだそうです。

暖地園芸センターがある御坊市周辺はスターチスの日本一の産地ですが、これまで県が登録したスターチスの色は黄色や白色などで、紫色の登録は初めてとのこと。やはりスターチスといえば紫色!そんな主力の紫のオリジナル品種が登録されたのはとてもうれしいことです。
現在、これらの苗は県が契約する民間業者によって増殖されていて、その後スターチス生産者により市場へと流通されるそうです。和歌山生まれの「紀州ファインバイオレット」と「紀州ファイングレープ」が、日本中に広まってほしいですね。
(文責:広報課 林 清仁)

画面左側の少し薄い紫色が「紀州ファイングレープ」、右側の濃い紫色が「紀州ファインバイオレット」です。写真で見ると違いがわかりにくいですが、ファイングレープの方がすこし赤みがかっています。
農林水産省品種登録ホームページの第281回品種登録公表を見ると、登録番号21769「紀州ファインバイオレット」、21770「紀州ファイングレープ」の名前が確かに掲載されています。
それと、紫色の中に白い花が見えますが、月曜に持ってきてもらった時には、白い花はほとんど見えませんでした。調べてみると、紫色の部分は「がく」で、白い部分が花びらだとか。確かによく見ると、白い花びらの中にはおしべやめしべが見えます。この白い花びらは、もうしばらく経つとしぼんで、また見えなくなるんだそうです。

暖地園芸センターがある御坊市周辺はスターチスの日本一の産地ですが、これまで県が登録したスターチスの色は黄色や白色などで、紫色の登録は初めてとのこと。やはりスターチスといえば紫色!そんな主力の紫のオリジナル品種が登録されたのはとてもうれしいことです。
現在、これらの苗は県が契約する民間業者によって増殖されていて、その後スターチス生産者により市場へと流通されるそうです。和歌山生まれの「紀州ファインバイオレット」と「紀州ファイングレープ」が、日本中に広まってほしいですね。
(文責:広報課 林 清仁)
Posted by 広報ブログ編集長 at 10:54│Comments(0)
│県産品
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