2011年10月22日
白亜紀の恐竜「モササウルス類」の前肢の化石発見!(有田川町)
ブログ編集長です。
日本で恐竜といえば、恐竜博物館のある福井県が有名ですが、実は日本で恐竜の化石が見つかったというニュースがあっても、ほとんどが歯一本、骨一本で大騒ぎをしているのが実態なんだそうです。
ところが、10/18に和歌山県立自然博物館は大変な発表をしました。なんと、白亜紀後期のモササウルス類の化石が、前肢の骨、歯、つながった状態の脊椎骨など大量に見つかったというのです。平成18年(2006)に有田川町で後肢の骨などが見つかった場所で、昨年12月から今年3月にかけて追加発掘をした成果だそうです。
(※見つかった前肢の化石全体写真。和歌山県自然博物館ホームページより転載。)

ホームページの説明によれば、「国内では40例近くのモササウルス類の化石が発見されていますが、これほど多くの部位がそろって発見された例は過去になく、間違いなく日本一のモササウルス類の化石と言えます。特に注目すべきは後肢に続いて前肢の化石が得られたことです。前肢と後肢の化石がそろうことは世界的にも稀なことであり、モササウルス類に関するあらゆる研究を進める上で非常に重要な成果と言えるでしょう。」と書かれています。
(※下の図は、見つかった化石の部位の図とモササウルスの復元図。和歌山県自然博物館ホームページより転載。)


ひょっとしたら、もう一度追加発掘すれば、さらに多くの化石が発見されて、自然博物館にモササウルスの全身骨格標本が展示されることになる、なんてことも夢ではなさそうです。がんばれ自然博物館!!
今回の発掘成果は、平成23年10月21日(金)~12月中旬まで展示されています。全国の恐竜ファンの皆さん、ぜひ和歌山県立自然博物館にお越しください!!
日本で恐竜といえば、恐竜博物館のある福井県が有名ですが、実は日本で恐竜の化石が見つかったというニュースがあっても、ほとんどが歯一本、骨一本で大騒ぎをしているのが実態なんだそうです。
ところが、10/18に和歌山県立自然博物館は大変な発表をしました。なんと、白亜紀後期のモササウルス類の化石が、前肢の骨、歯、つながった状態の脊椎骨など大量に見つかったというのです。平成18年(2006)に有田川町で後肢の骨などが見つかった場所で、昨年12月から今年3月にかけて追加発掘をした成果だそうです。
(※見つかった前肢の化石全体写真。和歌山県自然博物館ホームページより転載。)

ホームページの説明によれば、「国内では40例近くのモササウルス類の化石が発見されていますが、これほど多くの部位がそろって発見された例は過去になく、間違いなく日本一のモササウルス類の化石と言えます。特に注目すべきは後肢に続いて前肢の化石が得られたことです。前肢と後肢の化石がそろうことは世界的にも稀なことであり、モササウルス類に関するあらゆる研究を進める上で非常に重要な成果と言えるでしょう。」と書かれています。
(※下の図は、見つかった化石の部位の図とモササウルスの復元図。和歌山県自然博物館ホームページより転載。)


ひょっとしたら、もう一度追加発掘すれば、さらに多くの化石が発見されて、自然博物館にモササウルスの全身骨格標本が展示されることになる、なんてことも夢ではなさそうです。がんばれ自然博物館!!
今回の発掘成果は、平成23年10月21日(金)~12月中旬まで展示されています。全国の恐竜ファンの皆さん、ぜひ和歌山県立自然博物館にお越しください!!
Posted by 広報ブログ編集長 at 07:06│Comments(0)
│観光・自然
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