2011年10月04日
池にごしin恋野本田池
伊都・橋本広報です
7月に紀の川市において「泥んこ!魚たちの里帰り(池にごし)」が行われましたが、橋本市でも8月29日に池にごしを実施しました!
「池にごし」というのは昔、農閑期にため池の水を落とし、堤体や取水施設の保守点検や魚介類の捕獲、池底にたまった泥を肥料として利用することなどを目的として行われていたもので、近年は水質浄化や外来生物の駆除、生息生物の確認、体験学習などのためにも実施されています。
和歌山県では「池にごし」と呼んでおり、他県では「池干し」と呼ばれています。
今回、橋本市恋野地区にある本田池で水利組合のご協力のもと、恋野小学校児童のみなさんと一緒にコイ等のつかみどり体験と特定外来生物の捕獲を目的とした池にごしを行いました。


あらかじめ池から水のほとんどを抜いておき、わずかに残った浅瀬に集まった魚等を捕まえます。
水の中には子どもの力では持ち上げられないのではと思うほど巨大な魚がいっぱい。
そんな魚を子どもたちは次々に捕まえていってくれました。
中には威勢良く手掴みする子も。女の子もどんどん挑んでいきます。すごい!
この日捕まえられた魚は、コイが80匹、フナが5匹、ブラックバスが80匹などでした。
今年4月に橋本市内の池において特定外来生物のコクチバスが初めて捕獲され、その影響が心配されていましたが、今回の池にごしでは見つかりませんでした。
魚を捕まえた後は、ため池の役割やこの日捕まえた魚について学習会を実施し、最後に「外来種放流禁止」の啓発看板を子どもたちとPTAの皆さんの手で設置しました。

暑い中ご協力くださった恋野小学校のみなさん、水利組合・地域のみなさん、ありがとうございました。
「ため池」は農地を潤すほかに、大雨が降ったときに水を貯め洪水を抑制したり、様々な生物が生息する生態系の保全の役割を持っていたりと、とても重要な施設です。
これを守っていくためには地域ぐるみでの保全活動が欠かせません。
豊かな自然や景観を提供する貴重な地域財産である「ため池」を良好な状態で次世代へ引き継いでいけるよう、今後ともご理解とご協力をお願いします。

7月に紀の川市において「泥んこ!魚たちの里帰り(池にごし)」が行われましたが、橋本市でも8月29日に池にごしを実施しました!
「池にごし」というのは昔、農閑期にため池の水を落とし、堤体や取水施設の保守点検や魚介類の捕獲、池底にたまった泥を肥料として利用することなどを目的として行われていたもので、近年は水質浄化や外来生物の駆除、生息生物の確認、体験学習などのためにも実施されています。
和歌山県では「池にごし」と呼んでおり、他県では「池干し」と呼ばれています。
今回、橋本市恋野地区にある本田池で水利組合のご協力のもと、恋野小学校児童のみなさんと一緒にコイ等のつかみどり体験と特定外来生物の捕獲を目的とした池にごしを行いました。



あらかじめ池から水のほとんどを抜いておき、わずかに残った浅瀬に集まった魚等を捕まえます。
水の中には子どもの力では持ち上げられないのではと思うほど巨大な魚がいっぱい。
そんな魚を子どもたちは次々に捕まえていってくれました。
中には威勢良く手掴みする子も。女の子もどんどん挑んでいきます。すごい!
この日捕まえられた魚は、コイが80匹、フナが5匹、ブラックバスが80匹などでした。
今年4月に橋本市内の池において特定外来生物のコクチバスが初めて捕獲され、その影響が心配されていましたが、今回の池にごしでは見つかりませんでした。
魚を捕まえた後は、ため池の役割やこの日捕まえた魚について学習会を実施し、最後に「外来種放流禁止」の啓発看板を子どもたちとPTAの皆さんの手で設置しました。


暑い中ご協力くださった恋野小学校のみなさん、水利組合・地域のみなさん、ありがとうございました。
「ため池」は農地を潤すほかに、大雨が降ったときに水を貯め洪水を抑制したり、様々な生物が生息する生態系の保全の役割を持っていたりと、とても重要な施設です。
これを守っていくためには地域ぐるみでの保全活動が欠かせません。
豊かな自然や景観を提供する貴重な地域財産である「ため池」を良好な状態で次世代へ引き継いでいけるよう、今後ともご理解とご協力をお願いします。
Posted by 伊都・橋本広報 at 11:55│Comments(0)
│イベント・地域振興
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