2013年12月03日
『森のちからⅥ』最南端の森で現代美術作品展示中!【串本町】
12月8日(日)まで、串本町潮岬灯台近く、潮御崎神社領『高塚の森』において、林憲昭さん・中川佳宣さん2名のアーティストによる現代美術作品が展示されており自由に見学できます。また期間中は毎日13:30より作者の一人、林さんの案内で森と作品を巡るツアーが実施されています。
(ツアー参加希望者は、13:30に潮岬灯台駐車場に集合。)
本展示は、NPO法人和歌山芸術文化支援協会が主催する『森のちからⅥ 最南端の森から』によるもの。(後援:串本町教育委員会 助成:平成25年度紀の国森づくり基金活用事業)。
今回、潮御崎神社より特別に許可を得て、普段は禁足地である同社所有森林内での作品展示が実現しています。
写真右端が、見学者を案内する林憲昭さんです。幾つかの象徴的なゲートを越え、森の奥へと進んでいきます。
林さんの作品は、サイアノタイプ(日光写真・青写真)と呼ばれる技法を用い制作されています。
感光液を塗布したガーゼ布に、植物や様々な紋様を置き、潮岬の森の中、太陽光での焼き付けを行ったそうです。制作にあたっては、地元出雲小学校の子供達24名も協力。
子供たちの影が、木洩れ日の中あちこちで輝き、風に舞い、森と溶け合い幻想的です。
林さんは、岐阜県出身。東京芸術大学油絵科卒業。2008年に田辺市中辺路町近露で行われた「森のちから」に参加したことをきっかけに、2009年串本町に移住。
「串本町に移住したきっかけの1つが、子どもを自然の中で育てたいと思ったこと。自然の中で生き生きと育っていく純粋な子どものエネルギー、子供の精霊が森の中を楽しく舞っているイメージです。最南端のシイやモチなどで構成された森の力を作品に借りています。」と話していました。
また主催の和歌山芸術文化支援協会:井上節子理事長は、
「時間・日差し・見る個人の心象で、自由な印象を持ってもらえると思う。今後も時空の旅に誘ってくれるアートを支援していきたい。6回目となる「森のちから」ですが、様々な方に応援していただき、今回初めて東牟婁地方で開催しました。皆さんの応援をいただき、今後につなげて行ければ。今後もアートを通じて和歌山の森の素晴らしさを発信していきたい。」と話していました。
本展示のチラシは、つぎのとおり。
潮岬青少年の家キャンプサイトと樫野崎灯台官舎においては中川佳宣さんの作品が展示されています。
【問合せ先】 和歌山芸術文化支援協会 073-454-5858まで。
最後に、林さんは現在『南紀熊野ジオパーク構想 ジオパークガイド養成講座』にも参加中ということで、ジオサイト候補地を巡ると自然から刺激を受けると話していました。将来、ジオパークガイド活動とアーティスト活動のコラボレーションが、何か新しい可能性につながっていくかもしれませんね!
(参考)
特定非営利活動法人 和歌山芸術文化支援協会 (http://wacss.org/)
潮御崎神社ホームページ (http://kamnavi.jp/ki/nanki/sionomisaki.htm)
林憲昭さんホームページ (http://nori884.net/)
和歌山県ホームページ
紀の国森づくり基金活用事業 (http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/010500/moridukuri/tukaimiti.pdf)
(文責 東牟婁振興局 企画産業課 吉中秀郎)
(ツアー参加希望者は、13:30に潮岬灯台駐車場に集合。)
本展示は、NPO法人和歌山芸術文化支援協会が主催する『森のちからⅥ 最南端の森から』によるもの。(後援:串本町教育委員会 助成:平成25年度紀の国森づくり基金活用事業)。
今回、潮御崎神社より特別に許可を得て、普段は禁足地である同社所有森林内での作品展示が実現しています。
写真右端が、見学者を案内する林憲昭さんです。幾つかの象徴的なゲートを越え、森の奥へと進んでいきます。
林さんの作品は、サイアノタイプ(日光写真・青写真)と呼ばれる技法を用い制作されています。
感光液を塗布したガーゼ布に、植物や様々な紋様を置き、潮岬の森の中、太陽光での焼き付けを行ったそうです。制作にあたっては、地元出雲小学校の子供達24名も協力。
子供たちの影が、木洩れ日の中あちこちで輝き、風に舞い、森と溶け合い幻想的です。
林さんは、岐阜県出身。東京芸術大学油絵科卒業。2008年に田辺市中辺路町近露で行われた「森のちから」に参加したことをきっかけに、2009年串本町に移住。
「串本町に移住したきっかけの1つが、子どもを自然の中で育てたいと思ったこと。自然の中で生き生きと育っていく純粋な子どものエネルギー、子供の精霊が森の中を楽しく舞っているイメージです。最南端のシイやモチなどで構成された森の力を作品に借りています。」と話していました。
また主催の和歌山芸術文化支援協会:井上節子理事長は、
「時間・日差し・見る個人の心象で、自由な印象を持ってもらえると思う。今後も時空の旅に誘ってくれるアートを支援していきたい。6回目となる「森のちから」ですが、様々な方に応援していただき、今回初めて東牟婁地方で開催しました。皆さんの応援をいただき、今後につなげて行ければ。今後もアートを通じて和歌山の森の素晴らしさを発信していきたい。」と話していました。
本展示のチラシは、つぎのとおり。
潮岬青少年の家キャンプサイトと樫野崎灯台官舎においては中川佳宣さんの作品が展示されています。
【問合せ先】 和歌山芸術文化支援協会 073-454-5858まで。
最後に、林さんは現在『南紀熊野ジオパーク構想 ジオパークガイド養成講座』にも参加中ということで、ジオサイト候補地を巡ると自然から刺激を受けると話していました。将来、ジオパークガイド活動とアーティスト活動のコラボレーションが、何か新しい可能性につながっていくかもしれませんね!
(参考)
特定非営利活動法人 和歌山芸術文化支援協会 (http://wacss.org/)
潮御崎神社ホームページ (http://kamnavi.jp/ki/nanki/sionomisaki.htm)
林憲昭さんホームページ (http://nori884.net/)
和歌山県ホームページ
紀の国森づくり基金活用事業 (http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/010500/moridukuri/tukaimiti.pdf)
(文責 東牟婁振興局 企画産業課 吉中秀郎)
Posted by くまくま at 13:32│Comments(0)
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