『ほっと！和歌山県』　～和歌山県広報リレーブログ～

少し前のことになりますが、
去る、７月６日（土）　世界遺産週間に高野山町石道の道普請（道の保全）をしながら、
高野山壇上伽藍までトレッキングを楽しむイベントを開催しました。

世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」は、「高野山」、「熊野三山」、「吉野・大峯」の三つの霊場と
それにつながる「参詣道」、それにまつわる「文化的景観」が世界に類をみない貴重なものとして、
平成１６年に世界遺産に登録され、来年１０周年を迎えます。

また、「道」として世界遺産に登録されているのは、スペインの「サンティアゴ・デ・コンポステラ」と
「紀伊山地の霊場と参詣道」の２例だけ。

この貴重な「道」を大切に次の世代に引き継いでいかなくてはなりませんね。

さて、当日の天気は快晴！ちょっと暑い日でしたが、
近畿を中心に、遠くは静岡からお越しいただいた１１１名のみなさまと
かつらぎ町の丹生都比売神社を出発し、途中、矢立周辺の雨などで削れた道に
全員で約１トンの土入れを行った後、高野山壇上伽藍まで歩きました。

総距離約１４．３ｋｍの行程でしたが、
無事に保全作業とトレッキングを終了することができました。

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

また、今回定員を超えるご応募をいただき、抽選の結果、
残念ながらご参加いただけなかったみなさま、申し訳ありませんでした。
また次回、お申し込みをお待ちしております。

★保全作業Ｂｅｆｏｒｅ＆Ａｆｔｅｒ★

　保全作業前

　保全作業中

　保全作業完了後

（文責：観光振興課　世界遺産班　片岡　知美）