2013年08月08日
★農のリーダー紹介★ 地域と歩む、ぶどうづくり 吉本好澄さん
見渡すかぎり、一面のぶどう!! ここは、どこだと思いますか?
実は知る人ぞ知る和歌山市東部のぶどう産地、吉礼(きれ)地区のぶどう園です。
今,デラウェアが収穫の最盛期。
先代からぶどうづくりを受け継いでいる吉本さん。ぶどうづくりには高い技術が求められますが、
熟練した技術で1シーズンに約10万房も作りこなし、さらに県の指導農業士
【地域農業のリーダーとして県が認定】 としても,意欲的に活動されています。
吉本さんが,40年来のぶどう作りと共に大切にされていること。それは,地元の子供達とのぶどう園での交流。
地域の農業を知って,美味しく新鮮なぶどうを味わってもらいたいと,毎年欠かさず続けられています。
この日は,地元幼稚園の園児たちがぶどう園に。見上げれば一面にぶどうの房が実る風景に歓声を上げながら,
畑の中を元気に走り回る姿に、吉本さんも自然と笑顔に。
ぶどうをプレゼントされた園児たちは,「美味しいぶどうをありがとう」などと言いながら,楽しそうに園地を後にしました。
この時期,吉本さん家の軒先は、ぶどうの選果場兼直売所に様変わり。家族総出で作業です。
新鮮なぶどうを味わって欲しいとの思いから,直売にこだわり、時期によっては、園地を開放しての収穫体験も行われています。
「お客様とのやりとりが何より楽しいから続けていけるんよ。」とは同じく農業士でもある奥様のことば.
お客様の声を支えに美味しいぶどうを届けていきたいとの想いで取り組まれています.
地域農業を牽引するリーダーとして,卓越した技術や経営、地域貢献活動で地域を元気にする農業士.
農業士の活動をもっとご覧になりたい方は こちらをクリック → 【普及活動現地情報】 (文責:経営支援課 井上博仁)
Posted by 農業革新支援センター 井上 at 16:27│Comments(0)
│県産品
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