2013年06月28日
新宮を舞台にした演劇「太平洋食堂」東京・高円寺で上演!
皆さんは、日露戦争の時代に和歌山県新宮市にあった「太平洋食堂」をご存じですか。私も知らなかったのですが、先日ある舞台関係者の方が演劇「太平洋食堂」のチラシを持って東京事務所に来られ、それで初めて知りました。そのチラシがこちらです。(画像をクリックすると、「太平洋食堂」ホームページへリンクします。)
「太平洋食堂」は、新宮市生まれの医師・大石誠之助が、日露戦争開戦の年(1904)に甥の西村伊作らとともに始めた洋食レストランだそうです。大石誠之助は社会主義活動家としても知られており、幸徳秋水の大逆事件に連座したとの理由で処刑されています。また、西村伊作は文化学院の創立者として有名ですね。
今回の戯曲の作者の嶽本あゆ美さんは、第十二回日本劇作家協会新人戯曲賞を受賞された方で、社会派の作家と言われているそうです。「太平洋食堂」では、大逆事件をベースにしながらも、新宮の町と「太平洋食堂」を中心に置き、大石や西村らの生き生きとした姿を楽しく描いておられるとのこと。これは一度見てみたいですね。
新宮の地方紙・熊野新聞にも、嶽本さんと演出家の藤井ごうさんのお二人が今年5月に新宮市を訪れた様子が紹介されています。(『太平洋食堂』上演へ 脚本家ら舞台の地「新宮」巡る 7月から東京で)
上演は、7月3日から7日まで、東京・杉並区の「座・高円寺」で行われます。公演時間やチケットの入手方法など詳しいことは、「太平洋食堂」ホームページに掲載されていますので、そちらをご覧ください。
日露戦争時代の新宮を舞台にした「太平洋食堂」、皆さんもぜひ、ご覧くださいね!!
(文責:東京事務所 林 清仁)
「太平洋食堂」は、新宮市生まれの医師・大石誠之助が、日露戦争開戦の年(1904)に甥の西村伊作らとともに始めた洋食レストランだそうです。大石誠之助は社会主義活動家としても知られており、幸徳秋水の大逆事件に連座したとの理由で処刑されています。また、西村伊作は文化学院の創立者として有名ですね。
今回の戯曲の作者の嶽本あゆ美さんは、第十二回日本劇作家協会新人戯曲賞を受賞された方で、社会派の作家と言われているそうです。「太平洋食堂」では、大逆事件をベースにしながらも、新宮の町と「太平洋食堂」を中心に置き、大石や西村らの生き生きとした姿を楽しく描いておられるとのこと。これは一度見てみたいですね。
新宮の地方紙・熊野新聞にも、嶽本さんと演出家の藤井ごうさんのお二人が今年5月に新宮市を訪れた様子が紹介されています。(『太平洋食堂』上演へ 脚本家ら舞台の地「新宮」巡る 7月から東京で)
上演は、7月3日から7日まで、東京・杉並区の「座・高円寺」で行われます。公演時間やチケットの入手方法など詳しいことは、「太平洋食堂」ホームページに掲載されていますので、そちらをご覧ください。
日露戦争時代の新宮を舞台にした「太平洋食堂」、皆さんもぜひ、ご覧くださいね!!
(文責:東京事務所 林 清仁)
Posted by 広報ブログ編集長 at 07:03│Comments(0)
│東京事務所通信
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