2013年06月13日
水を張らずに田植えを実施!自然農による酒米の田植えを体験
県内ではちょうど田植えの時期を迎えています。田んぼには水が満々・・・と思いきや、今回参加した田植えは水を張らずに栽培する農法を採り入れていましたので、その報告をします。
このイベントは、紀州百姓隊が企画した「自然農の米づくり体験」の一部で、田に酒米の苗を植えるものです。
フィールドは、平成23年に“放牧による草刈りレスキューモデル事業”を実施して山羊に耕作放棄地の草刈りをしてもらった紀の川市東大井の農地です。当日は、近畿大学のボランティア学生11名を含めた約30名程度が田植えを行いました。
紀州百姓隊の片山様の説明のあと、一定間隔で苗を植えるための竹を用いて皆で田植え。といっても使うのはカマ。カマで土を掘り起こし、そこに苗を植えます。水はどうするかと言うと、あらかじめ田に溝を切り、そこに水を流しています。
トラクター等による田起こしは一切しません。前年の稲の切り株や雑草の生えている固い土に苗を植えます。何故そんなことをするのかと言いますと、野原の草も、山の木も一度として人間によって土が起こされたことがありません。そんな所に異常気象にも病気にも負けず数万年にわたって子孫を残しています。この姿を採り入れた農法です。
説明の様子。
実施場所。耕起していない田。
田植えの様子。
実りの秋にはどれだけの酒米が収穫できるのか楽しみです。
(文責 那賀振興局農地課 土井 政人)
このイベントは、紀州百姓隊が企画した「自然農の米づくり体験」の一部で、田に酒米の苗を植えるものです。
フィールドは、平成23年に“放牧による草刈りレスキューモデル事業”を実施して山羊に耕作放棄地の草刈りをしてもらった紀の川市東大井の農地です。当日は、近畿大学のボランティア学生11名を含めた約30名程度が田植えを行いました。
紀州百姓隊の片山様の説明のあと、一定間隔で苗を植えるための竹を用いて皆で田植え。といっても使うのはカマ。カマで土を掘り起こし、そこに苗を植えます。水はどうするかと言うと、あらかじめ田に溝を切り、そこに水を流しています。
トラクター等による田起こしは一切しません。前年の稲の切り株や雑草の生えている固い土に苗を植えます。何故そんなことをするのかと言いますと、野原の草も、山の木も一度として人間によって土が起こされたことがありません。そんな所に異常気象にも病気にも負けず数万年にわたって子孫を残しています。この姿を採り入れた農法です。
説明の様子。
実施場所。耕起していない田。
田植えの様子。
実りの秋にはどれだけの酒米が収穫できるのか楽しみです。
(文責 那賀振興局農地課 土井 政人)
Posted by 那賀振興局地域振興部農地課 土井 at 09:51│Comments(0)
│イベント・地域振興
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