2012年12月30日
熊野が舞台の人気小説「レッドデータガール」が来春アニメ化!
人気作家、荻原規子(おぎわらのりこ)さんのファンタジー小説『RDG レッドデータガール』が、来年4月よりTVアニメとして放送されることになったそうです。アニメRDG公式サイトには、先行PV第1弾が掲載されていますので、ご紹介します。
この小説は、世界遺産に認定された紀伊半島・熊野の玉倉神社で育った女の子・鈴原泉水子(いずみこ)が主人公。山奥の生活しか知らない泉水子に、東京の高校に進学する話がもちあがり、それをきっかけに物語が大きく動いていきます。泉水子が都会のことなど全く知らない純粋な女の子であることから、絶滅のおそれのある生物の状況などを記した「レッドデータブック」をもじって、「レッドデータガール」と題名をつけています。11/29に完結編となる第6巻が出版されたところです。
文庫版は角川文庫から第4巻まで発売されていますので、私も買ってきて早速第1巻「はじめてのお使い」を読みました。
第1巻目は、熊野の玉倉神社が舞台です。地元の「外津川(そとつがわ)高校」が登場しますから、モデルは奈良県十津川村ですね。玉倉神社のモデルは十津川村にある「玉置神社」だろうと思います。この神社は、熊野古道の一つ「大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)」が通る玉置山の頂上付近にあり、古くから修験道の道場として山伏たちの修行の地だったそうですが、物語の中でも山伏が登場し、泉水子の将来に大きな影響をあたえていくようです。第1巻の中盤からはそんなさまざまな伏線が重なり合ってきで、私は最後まで一気に読んでしまいました!
こんなふうに若者たちに人気の作家が、世界遺産・熊野を舞台にした小説を世に出してくれ、さらにテレビアニメにも取り上げられるのは、とてもうれしいことですね。特にパワースポットとしての熊野に焦点をあてた小説ですので、ただの観光地ではない熊野の魅力が若者にもどんどん浸透していくことを期待したいと思います。アニメが始まるのが待ち遠しいですね!!
(文責:広報課 林 清仁)
この小説は、世界遺産に認定された紀伊半島・熊野の玉倉神社で育った女の子・鈴原泉水子(いずみこ)が主人公。山奥の生活しか知らない泉水子に、東京の高校に進学する話がもちあがり、それをきっかけに物語が大きく動いていきます。泉水子が都会のことなど全く知らない純粋な女の子であることから、絶滅のおそれのある生物の状況などを記した「レッドデータブック」をもじって、「レッドデータガール」と題名をつけています。11/29に完結編となる第6巻が出版されたところです。
文庫版は角川文庫から第4巻まで発売されていますので、私も買ってきて早速第1巻「はじめてのお使い」を読みました。
第1巻目は、熊野の玉倉神社が舞台です。地元の「外津川(そとつがわ)高校」が登場しますから、モデルは奈良県十津川村ですね。玉倉神社のモデルは十津川村にある「玉置神社」だろうと思います。この神社は、熊野古道の一つ「大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)」が通る玉置山の頂上付近にあり、古くから修験道の道場として山伏たちの修行の地だったそうですが、物語の中でも山伏が登場し、泉水子の将来に大きな影響をあたえていくようです。第1巻の中盤からはそんなさまざまな伏線が重なり合ってきで、私は最後まで一気に読んでしまいました!
こんなふうに若者たちに人気の作家が、世界遺産・熊野を舞台にした小説を世に出してくれ、さらにテレビアニメにも取り上げられるのは、とてもうれしいことですね。特にパワースポットとしての熊野に焦点をあてた小説ですので、ただの観光地ではない熊野の魅力が若者にもどんどん浸透していくことを期待したいと思います。アニメが始まるのが待ち遠しいですね!!
(文責:広報課 林 清仁)
Posted by 広報ブログ編集長 at 11:47│Comments(0)
│広報一般
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。