2012年10月17日
「和歌山県レッドデータブック」2012年改訂版公表!
和歌山県では、絶滅のおそれのある生物の状況などを記した「和歌山県レッドデータブック」を平成13年(2001年)3月に発刊していましたが、その後の野生生物の育成・生息環境の変化や、自然環境についての研究成果などを踏まえて、新たに「和歌山県レッドデータブック-2012年改訂版」を公表しました。
大きさはほぼ職業別電話帳と同じぐらいで、結構ボリュームがあります。
2001年版と2012年改訂版を比較すると、掲載動植物数は857種から974種となり13.7%増加しているそうです。
中には絶滅したと考えられていた種で新たに生息地が発見されたカワネジガイのようなものもありますが、総じて生育環境の悪化などによりランクインしているものが多いようです。その中には、ニホンリス、ニホンイモリ、ドジョウ、クツワムシ、ハンミョウといったよく知っている動物が入っているとのことで、知らない間に減少していることに、少し驚きました。
この「レッドデータブック2012年改訂版」は、和歌山県庁情報公開コーナーで1冊3,000円で販売中です。
また、電子データは和歌山県庁自然環境室ホームページで昨日(10/16)から閲覧可能(PDFファイル)となっています。こちらはもちろん無料です。
和歌山の自然を見直すきっかけになると思いますので、一度ご覧になってください。
(文責:広報課 林 清仁)
大きさはほぼ職業別電話帳と同じぐらいで、結構ボリュームがあります。
2001年版と2012年改訂版を比較すると、掲載動植物数は857種から974種となり13.7%増加しているそうです。
中には絶滅したと考えられていた種で新たに生息地が発見されたカワネジガイのようなものもありますが、総じて生育環境の悪化などによりランクインしているものが多いようです。その中には、ニホンリス、ニホンイモリ、ドジョウ、クツワムシ、ハンミョウといったよく知っている動物が入っているとのことで、知らない間に減少していることに、少し驚きました。
この「レッドデータブック2012年改訂版」は、和歌山県庁情報公開コーナーで1冊3,000円で販売中です。
また、電子データは和歌山県庁自然環境室ホームページで昨日(10/16)から閲覧可能(PDFファイル)となっています。こちらはもちろん無料です。
和歌山の自然を見直すきっかけになると思いますので、一度ご覧になってください。
(文責:広報課 林 清仁)
(※10/18 追記)
今朝(10/18)6:20頃から、TBS系列の「みのもんたの朝ズバッ!」の「ニュース目のつけドコロ」コーナーで、「和歌山県レッドデータブック」が紹介されました。番組には、和歌山県立自然博物館の学芸員の皆さんが登場、新たにリストに入ったドジョウやクツワムシ、トビハゼなど、どこにでもいると思われていた生物がなかなか見つからない現状をレポートしていました。身近な生物でも絶滅の危機に瀕している原因については、里山の手入れが行き届かなくなったことや、外来種の増加などによるのだそうです。人と自然が共生する環境で生きてきた生物が、人の生活の変化の中で減少しつつあることを再認識させられました。
(文責:広報課 林 清仁)
今朝(10/18)6:20頃から、TBS系列の「みのもんたの朝ズバッ!」の「ニュース目のつけドコロ」コーナーで、「和歌山県レッドデータブック」が紹介されました。番組には、和歌山県立自然博物館の学芸員の皆さんが登場、新たにリストに入ったドジョウやクツワムシ、トビハゼなど、どこにでもいると思われていた生物がなかなか見つからない現状をレポートしていました。身近な生物でも絶滅の危機に瀕している原因については、里山の手入れが行き届かなくなったことや、外来種の増加などによるのだそうです。人と自然が共生する環境で生きてきた生物が、人の生活の変化の中で減少しつつあることを再認識させられました。
(文責:広報課 林 清仁)
Posted by 広報ブログ編集長 at 15:14│Comments(0)
│観光・自然
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