2012年07月29日
紀州三大祭「粉河祭」に行ってきました!(7/29 紀の川市)
紀の川市・粉河地区で開催される「粉河祭」は、西国三十三所観音巡礼の三番札所・粉河寺の本堂の裏山にある「粉河産土神社(こかわうぶすなじんじゃ)」の祭礼です。文禄2年(1593年)に起源をもつと伝えられ、旧暦6月18日に行われてきたそうですが、現在は毎年7月の最終土曜・日曜に開催されていて、県無形民俗文化財に指定されています。
土曜日の宵祭りには、たくさんの提灯をつけた8台のだんじりが、粉河駅から粉河寺大門までの「とんまか通り」を練り歩きます。昨日の宵祭りには、私は残念ながら行けませんでしたが、宵祭りの様子は「和歌山県フォト博物館」で紹介していますので、ご覧ください。(写真を一枚転載しておきます。)
そこで、私は本日(7/29)行われた本祭りにお邪魔しました。今日も日中は30度を超える暑い日でしたが、午後から次第に雲が広がり日が陰ったので、昨日よりは過ごしやすい天気です。
粉河寺に到着したのは、午後2時過ぎです。昨夜活躍した「だんじり」が、通りのあちこちに飾られています。こちらは粉河寺大門前のだんじりです。
だんじりの前で、太鼓や笛などのお囃子を演奏しているところもあり、祭りの気分を盛り上げています。
2時半に駅前を出発した「子供だんじり」が近づいてきます。
たくさんのだんじりが並ぶ姿は、京都の祇園祭のような感じで、初めての私は少し感動です。粉河祭のだんじりは、装飾がとてもきれいですね。
この後、「子供だんじり」は「とんまか通り」中央の粉河祭本部前までバックして、いよいよ餅まきが始まります。
だんじりの上からがんがんお餅を撒いていきます。みんなの手がいっせいにお餅めがけて伸びてきます。やっぱり和歌山は「餅まきの聖地」ですね!!
子供さん向けにお菓子もたくさん撒かれています。
餅まきはわずか3分で終了しましたが、みんな袋にたくさんのお餅やお菓子を入れて、にこにこしながら帰っていきました。この間の様子は、動画でご覧ください。
餅まきの後、粉河中学校の吹奏楽部の演奏があり、いよいよ4時から渡御式が始まります。
私は粉河寺境内へと急ぎました。境内では、すでに時代行列がスタンバイしています。
中村紀の川市長が、時代装束を着て先頭の馬にまたがっています。
いよいよ渡御式がはじまります。甲冑を着けた武者や、貴族装束の子供などが馬に乗って後に続きます。
この後も、大団扇、稚児、獅子舞、鳳輦などの多種多彩な行列や、趣向を凝らした山車、太鼓ばやしなどの行列が、とんまか通りを練り歩くのですが、私はこのあたりで失礼しました。
私にとって初の粉河祭でしたが、その盛大さと豪華さにびっくりしました。さすがは粉河寺の寺内町です。数百年の歴史と伝統をベースに、地域の人々がしっかりと引き継いでいるのですね。粉河に住んでいる人たちのことを、すこしうらやましく思いました。私も、今度来るときはもっとゆとりを持って、じっくりと楽しんでみたいなと思います。
(文責:広報課 林 清仁)
土曜日の宵祭りには、たくさんの提灯をつけた8台のだんじりが、粉河駅から粉河寺大門までの「とんまか通り」を練り歩きます。昨日の宵祭りには、私は残念ながら行けませんでしたが、宵祭りの様子は「和歌山県フォト博物館」で紹介していますので、ご覧ください。(写真を一枚転載しておきます。)
そこで、私は本日(7/29)行われた本祭りにお邪魔しました。今日も日中は30度を超える暑い日でしたが、午後から次第に雲が広がり日が陰ったので、昨日よりは過ごしやすい天気です。
粉河寺に到着したのは、午後2時過ぎです。昨夜活躍した「だんじり」が、通りのあちこちに飾られています。こちらは粉河寺大門前のだんじりです。
だんじりの前で、太鼓や笛などのお囃子を演奏しているところもあり、祭りの気分を盛り上げています。
2時半に駅前を出発した「子供だんじり」が近づいてきます。
たくさんのだんじりが並ぶ姿は、京都の祇園祭のような感じで、初めての私は少し感動です。粉河祭のだんじりは、装飾がとてもきれいですね。
この後、「子供だんじり」は「とんまか通り」中央の粉河祭本部前までバックして、いよいよ餅まきが始まります。
だんじりの上からがんがんお餅を撒いていきます。みんなの手がいっせいにお餅めがけて伸びてきます。やっぱり和歌山は「餅まきの聖地」ですね!!
子供さん向けにお菓子もたくさん撒かれています。
餅まきはわずか3分で終了しましたが、みんな袋にたくさんのお餅やお菓子を入れて、にこにこしながら帰っていきました。この間の様子は、動画でご覧ください。
餅まきの後、粉河中学校の吹奏楽部の演奏があり、いよいよ4時から渡御式が始まります。
私は粉河寺境内へと急ぎました。境内では、すでに時代行列がスタンバイしています。
中村紀の川市長が、時代装束を着て先頭の馬にまたがっています。
いよいよ渡御式がはじまります。甲冑を着けた武者や、貴族装束の子供などが馬に乗って後に続きます。
この後も、大団扇、稚児、獅子舞、鳳輦などの多種多彩な行列や、趣向を凝らした山車、太鼓ばやしなどの行列が、とんまか通りを練り歩くのですが、私はこのあたりで失礼しました。
私にとって初の粉河祭でしたが、その盛大さと豪華さにびっくりしました。さすがは粉河寺の寺内町です。数百年の歴史と伝統をベースに、地域の人々がしっかりと引き継いでいるのですね。粉河に住んでいる人たちのことを、すこしうらやましく思いました。私も、今度来るときはもっとゆとりを持って、じっくりと楽しんでみたいなと思います。
(文責:広報課 林 清仁)
Posted by 広報ブログ編集長 at 19:42│Comments(0)
│観光・自然
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