2012年07月27日
『棚田ふぁむ』の棚田保全活動記(第1回)
『棚田ふぁむ』誕生!
平成25年に有田川町で「全国棚田(千枚田)サミット」が開催、県としてはサミットを機に棚田保全に向けた活動を県下で展開しようと考えています。
この一環として、平成22年度に和歌山大学観光学部を中心とした皆さんに「棚田モニターツアー」を体験してもらい、結果、高齢化する地域農家だけで棚田を維持することは困難との感想を受け、棚田保全活動のボランティアを企画したところ、学生が賛同。学生によるボランティア組織『棚田ふぁむ』が結成され、平成23年度には、ソバの栽培による棚田保全活動を実施しました。また収穫したソバの実をソバ粉にして、地域のみなさんとソバ打ち体験も行いました。もちろん、学生の皆さんには初めての体験となりました。
本年度も、昨年度に引き続きソバ等の栽培による棚田保全活動を計画しています。
平成24年7月21日(土) 第1回活動
今年度、第1回目の棚田保全活動を紹介します。
活動場所は、有田郡有田川町沼地区。急傾斜の棚田が素晴らしい場所で、近年ではぶどう山椒の栽培も盛んです。
しかし、高齢化等による労働力不足や耕作放棄の問題も深刻化しています。
当日の参加者は、『棚田ふぁむ』、地元農家、県職員のボランティアの総勢27人。作業メニューは、草刈機による草刈や黒豆の栽培です。地元農家から農業機械をお借りし、農作業のご指導をいただきました。
参加した『棚田ふぁむ』の学生達からは、「普段出来ない体験ができて勉強になった」「地域の方々といろいろな話をし、交流できて楽しい」「高齢化が進むなかで棚田を保全するのは大変。『棚田ふぁむ』の輪を広げたい」との意見がありました。
棚田8枚(約2反)の草刈作業の後、その棚田の一部を利用して、耕耘機で耕し、黒豆を植えました。
作業後、みんなで記念撮影。活動前の1枚目の写真から比べると、耕作放棄地もすっかり生まれ変わりました。
また、午後からは、ちょうど収穫時期であるぶどう山椒の収穫体験もしました。
今後、今回の活動で草刈りをした棚田を利用して、8月下旬にソバの種まきをする予定です。
(文責:有田振興局農地課 宮本哲志 )
平成25年に有田川町で「全国棚田(千枚田)サミット」が開催、県としてはサミットを機に棚田保全に向けた活動を県下で展開しようと考えています。
この一環として、平成22年度に和歌山大学観光学部を中心とした皆さんに「棚田モニターツアー」を体験してもらい、結果、高齢化する地域農家だけで棚田を維持することは困難との感想を受け、棚田保全活動のボランティアを企画したところ、学生が賛同。学生によるボランティア組織『棚田ふぁむ』が結成され、平成23年度には、ソバの栽培による棚田保全活動を実施しました。また収穫したソバの実をソバ粉にして、地域のみなさんとソバ打ち体験も行いました。もちろん、学生の皆さんには初めての体験となりました。
本年度も、昨年度に引き続きソバ等の栽培による棚田保全活動を計画しています。
平成24年7月21日(土) 第1回活動
今年度、第1回目の棚田保全活動を紹介します。
活動場所は、有田郡有田川町沼地区。急傾斜の棚田が素晴らしい場所で、近年ではぶどう山椒の栽培も盛んです。
しかし、高齢化等による労働力不足や耕作放棄の問題も深刻化しています。
当日の参加者は、『棚田ふぁむ』、地元農家、県職員のボランティアの総勢27人。作業メニューは、草刈機による草刈や黒豆の栽培です。地元農家から農業機械をお借りし、農作業のご指導をいただきました。
参加した『棚田ふぁむ』の学生達からは、「普段出来ない体験ができて勉強になった」「地域の方々といろいろな話をし、交流できて楽しい」「高齢化が進むなかで棚田を保全するのは大変。『棚田ふぁむ』の輪を広げたい」との意見がありました。
棚田8枚(約2反)の草刈作業の後、その棚田の一部を利用して、耕耘機で耕し、黒豆を植えました。
作業後、みんなで記念撮影。活動前の1枚目の写真から比べると、耕作放棄地もすっかり生まれ変わりました。
また、午後からは、ちょうど収穫時期であるぶどう山椒の収穫体験もしました。
今後、今回の活動で草刈りをした棚田を利用して、8月下旬にソバの種まきをする予定です。
(文責:有田振興局農地課 宮本哲志 )
Posted by 有田農地 at 14:10│Comments(0)
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