2011年08月04日
体力練成・斜めロープブリッジ渡過(救助訓練)
平成23年7月27日(水)消防学校にて
実科訓練の前には必ずといって、基礎体力練成がついてくる。
この日は、消防学校周辺の野山や訓練塔を20分ほど駆け回ったあと、校門から本館に通ずる坂道をダッシュした。
まずは、普通にダッシュ、次に仲間を背負ってダッシュ、そして最後に、仲間を抱え上げてのダッシュ。
どれをとってもしんどいが、いつも最後の最後に「グランドに2列横隊に並べ。」と教官に言われて、素早く整列できるまで走らされるのが終りが見えずに一際、怖い。
それだけ体力をふんだんに使った後に実施する実科訓練はまさに地獄だ。
今回は、建物3階から救助工作車で斜めに張ったロープに身体確保を取り、滑りながら低所へ進入する訓練を行った。
高さによる恐怖、スピードによる恐怖、手とロープの摩擦による痛み、あらゆるものと闘いながら学生は技術の習得に励んだ。
最後に、鬼教官から一言『我々が出場する現場は、基本行動の集合体である。つまりは、体力、気力は当然、必要であるが、それだけでは人は救えない。確かな基本技術を確実に身につけ、体力、気力が兼ね備わり、必ず助けるという強い気持ちを持った時、初めて人を救うことができるのである。』
実科訓練の前には必ずといって、基礎体力練成がついてくる。
この日は、消防学校周辺の野山や訓練塔を20分ほど駆け回ったあと、校門から本館に通ずる坂道をダッシュした。
まずは、普通にダッシュ、次に仲間を背負ってダッシュ、そして最後に、仲間を抱え上げてのダッシュ。
どれをとってもしんどいが、いつも最後の最後に「グランドに2列横隊に並べ。」と教官に言われて、素早く整列できるまで走らされるのが終りが見えずに一際、怖い。
それだけ体力をふんだんに使った後に実施する実科訓練はまさに地獄だ。
今回は、建物3階から救助工作車で斜めに張ったロープに身体確保を取り、滑りながら低所へ進入する訓練を行った。
高さによる恐怖、スピードによる恐怖、手とロープの摩擦による痛み、あらゆるものと闘いながら学生は技術の習得に励んだ。
最後に、鬼教官から一言『我々が出場する現場は、基本行動の集合体である。つまりは、体力、気力は当然、必要であるが、それだけでは人は救えない。確かな基本技術を確実に身につけ、体力、気力が兼ね備わり、必ず助けるという強い気持ちを持った時、初めて人を救うことができるのである。』
Posted by 教官 at 09:11│Comments(0)
│消防学校レポート
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