2016年04月06日
11月から収穫出来る極早生いちご新品種「紀の香(きのか)」を育成しました!!
農業試験場ではこれまで県産ブランドいちご「まりひめ」を育成し、普及に取り組んでいますが、新たに平成24年からいちご新品種の育成に取り組み、今回炭そ病に強い極早生の「紀の香」を育成し、新品種として登録出願しました。
「紀の香」は、「かおり野」(母系)と「こいのか」(父系)の交配から生まれました。
和歌山県(紀州)で生まれた香り豊かないちごで、和歌山を代表するいちごに育って欲しいとの思いから「紀の香」と命名されました。
「紀の香」の特性
(1)収穫開始時期が11月中旬と早く、年内収量は「まりひめ」や「さちのか」よりも多い。
(2)炭そ病には「まりひめ」よりも強い。
県内で最も多く栽培されている「さちのか」と同じくらいの強さ。
(3)果実の香りは豊かで、糖度は「まりひめ」や「さちのか」と同等。
適度な酸味があるさわやかな食味が特徴。
果実の大きさは「さちのか」より大きく、「まりひめ」より小さい。
今後は県内農家での試作、栽培方法の検討を行います。市場に出回るのはもうすこし先になりますが、お楽しみにお待ちください。
(文責:農業試験場 東 卓弥)
「紀の香」は、「かおり野」(母系)と「こいのか」(父系)の交配から生まれました。
和歌山県(紀州)で生まれた香り豊かないちごで、和歌山を代表するいちごに育って欲しいとの思いから「紀の香」と命名されました。
「紀の香」の特性
(1)収穫開始時期が11月中旬と早く、年内収量は「まりひめ」や「さちのか」よりも多い。
(2)炭そ病には「まりひめ」よりも強い。
県内で最も多く栽培されている「さちのか」と同じくらいの強さ。
(3)果実の香りは豊かで、糖度は「まりひめ」や「さちのか」と同等。
適度な酸味があるさわやかな食味が特徴。
果実の大きさは「さちのか」より大きく、「まりひめ」より小さい。
今後は県内農家での試作、栽培方法の検討を行います。市場に出回るのはもうすこし先になりますが、お楽しみにお待ちください。
(文責:農業試験場 東 卓弥)
Posted by 広報課県民情報班 at 16:16│Comments(0)
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