2014年11月20日
今が見頃!柿紅葉(かきもみじ)
見事に紅葉しているこの木、何だか判りますか。
実はこれ、収穫を終えた柿の木なんです。
「柿紅葉(かきもみじ)」という言葉をご存知でしょうか。
これは冬の訪れを示す言葉で鎌倉時代から近現代に至るまで様々な人がこの「柿紅葉」という言葉を用いて短歌や俳句で詠んでいます。
秋が深まるにつれ赤みを増す柿の葉は古くから日本人の心にある風景の一部といえるでしょう。
落葉が始まっている今、一番の見頃を迎えています。寒さが深まると一斉に落葉し、3月の発芽まで柿はしばらく休眠します。
柿の紅葉は残念ながら毎年楽しめるというものではありません。
年により、赤くなる前に落葉してしまう年もあります。
今年は柿紅葉を楽しむにあたって絶好の当たり年です。
是非、この週末は伊都地方に足を運んでいただいてこの秋の風景を楽しみながら、伊都管内のイベントに参加してみてはいかがでしょうか。
(文責:伊都振興局農業振興課 北原伸浩)
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