2016年02月02日
外務大臣主催「世界津波の日」レセプションが開催されました
1月21日、外務大臣主催「世界津波の日」レセプションが外務省飯倉公館(東京都港区)で開催されました。
このレセプションは、昨年12月23日(現地時間22日)、ニューヨークでの国連総会において、日本をはじめ142カ国が共同提案した「11月5日」を「世界津波の日」として制定する決議が満場一致で採択されたことを受け、採択に当たってご尽力くださった国連加盟国の駐日大使、国会議員、国際機関の長などに対して謝意を表し、防災分野における日本の知見・経験や「世界津波の日」に関する今後の取り組みについて情報発信することを目的に開催されました。
(関連リンク)我が国が提案した「世界津波の日」の決議の国連総会本会議での採択:外務省ホームページ
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_002803.html
(写真:挨拶する岸田文雄外務大臣、二階俊博衆議院議員、タニア・ラウマヌルペ・ツポウ駐日トンガ王国大使<提供:外務省(撮影:外務省報道課写真室)>)
「世界津波の日」に指定された「11月5日」は、1854年(安政元年)11月5日に発生された大地震津波の際、広村(現在の広川町)の濱ロ梧陵が収穫した稲むらに火を着けることで、早期に村人を高台に誘導し、津波から大勢の命を救った「稲むらの火」の逸話に由来します。
多くの村人の命を救った彼の功績は、津波防災の象徴として、国内外に広く語り継がれており、逸話の舞台となった広川町には、彼の偉業と精神、教訓を学び、後世に受け継いでいくために、濱ロ梧陵記念館と津波防災教育センターから成る「稲むらの火の館」が設置されています。
稲むらの火の館ホームページ
http://www.town.hirogawa.wakayama.jp/inamuranohi/index.html
レセプション会場では、和歌山県と「稲むらの火の館」が共同でブースを出展し、濱ロ梧陵の功績や「稲むらの火の館」を参加者に紹介するとともに、和歌山県産の梅酒や広川町産の柑橘ジュースを訪れた方々に味わっていただきました。
ブースを訪れた参加者からは、「津波が起こった際は、まずは逃げることが大切だと学ぶことができた。」といった声が多く聞かれました。
(写真:ブースを訪れた岸田外務大臣に説明する仁坂知事<提供:外務省(撮影:外務省報道課写真室)>)
(文責:文化国際課 山田啓之)
このレセプションは、昨年12月23日(現地時間22日)、ニューヨークでの国連総会において、日本をはじめ142カ国が共同提案した「11月5日」を「世界津波の日」として制定する決議が満場一致で採択されたことを受け、採択に当たってご尽力くださった国連加盟国の駐日大使、国会議員、国際機関の長などに対して謝意を表し、防災分野における日本の知見・経験や「世界津波の日」に関する今後の取り組みについて情報発信することを目的に開催されました。
(関連リンク)我が国が提案した「世界津波の日」の決議の国連総会本会議での採択:外務省ホームページ
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_002803.html
(写真:挨拶する岸田文雄外務大臣、二階俊博衆議院議員、タニア・ラウマヌルペ・ツポウ駐日トンガ王国大使<提供:外務省(撮影:外務省報道課写真室)>)
「世界津波の日」に指定された「11月5日」は、1854年(安政元年)11月5日に発生された大地震津波の際、広村(現在の広川町)の濱ロ梧陵が収穫した稲むらに火を着けることで、早期に村人を高台に誘導し、津波から大勢の命を救った「稲むらの火」の逸話に由来します。
多くの村人の命を救った彼の功績は、津波防災の象徴として、国内外に広く語り継がれており、逸話の舞台となった広川町には、彼の偉業と精神、教訓を学び、後世に受け継いでいくために、濱ロ梧陵記念館と津波防災教育センターから成る「稲むらの火の館」が設置されています。
稲むらの火の館ホームページ
http://www.town.hirogawa.wakayama.jp/inamuranohi/index.html
レセプション会場では、和歌山県と「稲むらの火の館」が共同でブースを出展し、濱ロ梧陵の功績や「稲むらの火の館」を参加者に紹介するとともに、和歌山県産の梅酒や広川町産の柑橘ジュースを訪れた方々に味わっていただきました。
ブースを訪れた参加者からは、「津波が起こった際は、まずは逃げることが大切だと学ぶことができた。」といった声が多く聞かれました。
(写真:ブースを訪れた岸田外務大臣に説明する仁坂知事<提供:外務省(撮影:外務省報道課写真室)>)
(文責:文化国際課 山田啓之)
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