『ほっと！和歌山県』　～和歌山県広報リレーブログ～

11月18日、上富田町農業後継者クラブの取り組みとして、西牟婁郡上富田町内の小学校4校で、4年生の児童を対象に「ミカンの授業」を実施しました。西牟婁振興局農業振興課の職員や関係者も、授業のサポートのため出向きました。

この取り組みは、地元のミカンについて学ぶことで地域農業への理解と関心を深め、延いてはミカンの消費拡大に繋げていくために、今回、町の農業振興協議会の後援を受け初めての試みとして実施されました。

上富田町農業後継者クラブ員（以下クラブ員）がミカンの種類や栽培の苦労話について説明した後、児童の皆さんがミカンの収穫体験をしました。

美味しそうなミカンはどれかな？

初めてミカンを収穫する児童もいて、「美味しいミカンの見分け方は？」「ミカンはいつから作られているの？」「なぜミカンを作っているの？」と次々に質問が飛びだして、とっても賑やか！
クラブ員も圧倒されるほど、皆さん元気いっぱいでした。

クラブ員は、「小学校での授業は初めてで緊張したけれど、楽しくやれたので次回もがんばります！」と笑顔でした

11月27日にも町内のあと１校の小学校で「ミカンの授業」を実施します。

この取り組みが続いていけば、上富田町の児童全員がミカンを好きになってくれると思います

（文責：西牟婁振興局　農業振興課　田ノ岡朋子）