2013年10月05日
「エルトゥールル号展」開催10/30~11/19トルコ大使館
来る10月30日(水)から11月19日(火)までの間、東京・渋谷区にある駐日トルコ共和国大使館及び大使公邸で、「エルトゥールル号展」が開催されますので、お知らせします。
「エルトゥールル号」については、このブログでも何度も取り上げていますので、和歌山にゆかりのある皆さんならご存じだと思いますが、1890年9月16日に和歌山県串本町の大島沖で遭難したトルコ軍艦です。
当時のオスマン帝国皇帝アブデュルハミト2世の特使として派遣された一行を乗せたエルトゥールル号は、明治天皇との謁見などの行事を済ませた後、横浜港からの帰路で台風に遭遇し、紀伊大島の樫野崎沖で沈没し、オスマン海軍少将以下587名が殉職、生存者わずか69名という大海難事故となりました。しかし、地元住民の懸命の救助、看護などにより、生存者69名は無事トルコに帰国することができたのです。
このエルトゥールル号遭難事故とその後の日本の救援活動はトルコ本国に伝えられ、トルコ国民の心の中に日本に対する親愛と感謝の念を根付かせるきっかけとなりました。
詳しくは、串本町ホームページの「トルコとの交流 ~エルトゥールル号の遭難~」に記載されていますので、ご覧ください。
開催に先立ち、駐日トルコ大使館のセルダル・クルチ大使(54)は、9月27、28日に和歌山県串本町を訪れ、田嶋勝正町長や、町内に滞在しエ号遺品保存作業に取り組んでいるトルコ人海洋考古学者のトゥファン・トゥランルさん(61)らに展示品の提供協力を求め、遺品などを視察したことが、10月1日の紀伊民報に掲載さされています。
記事によれば、クルチ大使は、展示の目玉として串本にあるエルトゥールル号の遺品を展示したり、串本コーナーを設けたいと提案されたそうです。これは楽しみですね。
「エルトゥールル号展」の詳細は以下の通りです。入場は無料です。東京近郊の皆さん、日本とトルコの友好の原点でもある「エルトゥールル号」に想いを馳せてみてはいかがでしょうか。
(文責:東京事務所 林 清仁)
「エルトゥールル号」については、このブログでも何度も取り上げていますので、和歌山にゆかりのある皆さんならご存じだと思いますが、1890年9月16日に和歌山県串本町の大島沖で遭難したトルコ軍艦です。
当時のオスマン帝国皇帝アブデュルハミト2世の特使として派遣された一行を乗せたエルトゥールル号は、明治天皇との謁見などの行事を済ませた後、横浜港からの帰路で台風に遭遇し、紀伊大島の樫野崎沖で沈没し、オスマン海軍少将以下587名が殉職、生存者わずか69名という大海難事故となりました。しかし、地元住民の懸命の救助、看護などにより、生存者69名は無事トルコに帰国することができたのです。
このエルトゥールル号遭難事故とその後の日本の救援活動はトルコ本国に伝えられ、トルコ国民の心の中に日本に対する親愛と感謝の念を根付かせるきっかけとなりました。
詳しくは、串本町ホームページの「トルコとの交流 ~エルトゥールル号の遭難~」に記載されていますので、ご覧ください。
開催に先立ち、駐日トルコ大使館のセルダル・クルチ大使(54)は、9月27、28日に和歌山県串本町を訪れ、田嶋勝正町長や、町内に滞在しエ号遺品保存作業に取り組んでいるトルコ人海洋考古学者のトゥファン・トゥランルさん(61)らに展示品の提供協力を求め、遺品などを視察したことが、10月1日の紀伊民報に掲載さされています。
記事によれば、クルチ大使は、展示の目玉として串本にあるエルトゥールル号の遺品を展示したり、串本コーナーを設けたいと提案されたそうです。これは楽しみですね。
「エルトゥールル号展」の詳細は以下の通りです。入場は無料です。東京近郊の皆さん、日本とトルコの友好の原点でもある「エルトゥールル号」に想いを馳せてみてはいかがでしょうか。
「エルトゥールル号展」
日時:2013年10月30日(水)~11月19日(火) 10:00~17:00
場所:駐日トルコ共和国大使館・大使公邸
東京都渋谷区神宮前2-33-6
(交通:JR山手線原宿駅・地下鉄千代田線明治神宮前駅から徒歩7分)
入場:無料
お問い合わせ先:トルコ大使館 電話:03-6439-5700 平日10:00-17:30(12:30-14:00を除く)
ホームページ:http://tokyo.be.mfa.gov.tr/ShowAnnouncement.aspx?ID=194639
(文責:東京事務所 林 清仁)