2013年08月20日
『棚田ふぁむ』の棚田保全活動記(平成25年度 第7回)
平成25年11月8日~9日にかけて有田川町で「全国棚田(千枚田)サミット」が開催。県としてはサミットを機に棚田保全に向けた活動を県内で展開しはじめています。
この一環として、平成22年度に和歌山大学観光学部を中心とした皆さんに「棚田モニターツアー」を体験してもらい、結果、高齢化する中山間地の農家だけで棚田を維持することは困難との感想を受け、棚田保全活動のボランティアを企画したところ、学生が賛同。学生によるボランティア組織『棚田ふぁむ』が結成され、平成23年度から、ソバの栽培等による棚田保全活動を実施しています。
そして今年度は、水田の復活にも挑戦しています。
活動場所は、有田郡有田川町沼地区。傾斜の急な棚田でスケールが大きく景観が素晴らしい場所であり、近年ではぶどう山椒の栽培も盛んです。
しかし、高齢化等による労働力不足や耕作放棄の問題も深刻化しています。
平成25年8月18日 第7回活動
「棚田ふぁむ」がソバの播種をする場所です(写真は昨年7月撮影 草刈り前)。
今回の活動内容は、ソバの播種作業と復田に挑戦している箇所の除草作業です。
夏休みにもかかわらず、12名の学生達が集まってくれました。
活動1年目は、棚田1枚でソバ栽培。活動2年目の去年は棚田2枚でソバ栽培。そして3年目の今年は、棚田3枚でソバ栽培に挑戦。『棚田ふぁむ』により放棄地解消した農地も3年目を迎え、棚田らしく段々のソバ畑になりました。
今年度追加した場所は、石が多く農業用機械を傷める危険性があるため、草刈り後に除石作業も行いました。
除石作業の後は、トラクタによる耕耘作業です。
作業前は、あまりにも多い石のため、農地復活は無理かと心配していましたが、さすが若い力と人数で見違えるような農地に変身。
機械をお借りしたり、地元の方も手伝ってくれたりと、地元と学生が一体となった作業。年々力強くなっているように感じます。
また、途中で地元の方々からスイカやトマトのうれしい差し入れもありました。
ソバの播種作業。
播種後には、獣害対策の電気柵を設置、水も撒きました。今年は雨が少ないので心配です。
作業後、ソバ畑とトラクタと一緒に記念撮影。
活動3年目の今年は、参加人数も増え、作業回数も内容も充実してきました。
暑い中の労働、また休み中にもかかわらず、『棚田ふぁむ』のメンバーは本活動を楽しみにしてくれているよう。地元の方々も、作業を教えてくれたり、声をかけてくれたりと『棚田ふぁむ』が来てくれることを心待ちにしています。
次回は、米の収穫作業を予定。
『棚田ふぁむ』と沼地区、お互いに交流を楽しみながらの棚田保全活動。次回の活動も楽しみです。
この一環として、平成22年度に和歌山大学観光学部を中心とした皆さんに「棚田モニターツアー」を体験してもらい、結果、高齢化する中山間地の農家だけで棚田を維持することは困難との感想を受け、棚田保全活動のボランティアを企画したところ、学生が賛同。学生によるボランティア組織『棚田ふぁむ』が結成され、平成23年度から、ソバの栽培等による棚田保全活動を実施しています。
そして今年度は、水田の復活にも挑戦しています。
活動場所は、有田郡有田川町沼地区。傾斜の急な棚田でスケールが大きく景観が素晴らしい場所であり、近年ではぶどう山椒の栽培も盛んです。
しかし、高齢化等による労働力不足や耕作放棄の問題も深刻化しています。
平成25年8月18日 第7回活動
「棚田ふぁむ」がソバの播種をする場所です(写真は昨年7月撮影 草刈り前)。
今回の活動内容は、ソバの播種作業と復田に挑戦している箇所の除草作業です。
夏休みにもかかわらず、12名の学生達が集まってくれました。
活動1年目は、棚田1枚でソバ栽培。活動2年目の去年は棚田2枚でソバ栽培。そして3年目の今年は、棚田3枚でソバ栽培に挑戦。『棚田ふぁむ』により放棄地解消した農地も3年目を迎え、棚田らしく段々のソバ畑になりました。
今年度追加した場所は、石が多く農業用機械を傷める危険性があるため、草刈り後に除石作業も行いました。
除石作業の後は、トラクタによる耕耘作業です。
作業前は、あまりにも多い石のため、農地復活は無理かと心配していましたが、さすが若い力と人数で見違えるような農地に変身。
機械をお借りしたり、地元の方も手伝ってくれたりと、地元と学生が一体となった作業。年々力強くなっているように感じます。
また、途中で地元の方々からスイカやトマトのうれしい差し入れもありました。
ソバの播種作業。
播種後には、獣害対策の電気柵を設置、水も撒きました。今年は雨が少ないので心配です。
作業後、ソバ畑とトラクタと一緒に記念撮影。
活動3年目の今年は、参加人数も増え、作業回数も内容も充実してきました。
暑い中の労働、また休み中にもかかわらず、『棚田ふぁむ』のメンバーは本活動を楽しみにしてくれているよう。地元の方々も、作業を教えてくれたり、声をかけてくれたりと『棚田ふぁむ』が来てくれることを心待ちにしています。
次回は、米の収穫作業を予定。
『棚田ふぁむ』と沼地区、お互いに交流を楽しみながらの棚田保全活動。次回の活動も楽しみです。
(文責:有田振興局農地課 宮本哲志 )
2013年08月20日
今週の和歌山県関連テレビ番組(8/21-8/27)紹介!
今週の和歌山県関連テレビ番組表を更新しましたので、以下のURLをクリックしてご覧ください。
http://www.pref.wakayama.lg.jp/oshirase/kouhou.html
(※基本的には関西地域の番組表による予定です。関西以外にお住まいの方はお住まいの地域の番組表をご確認ください。また、番組表に変更があった場合はご容赦ください。)
********************************************************
また、今週もより多くの皆さんの目に留まりそうな和歌山県関連番組を
ピックアップして紹介させていただきます。
今回は、
8/21(水)23:47-24:47 朝日放送(近畿広域圏)の「今ちゃんの『実は・・・』」
「実は…和歌山に目力が強い親子魚を使った、今しか食べられない絶品料理があった!」と題して、お笑い芸人のミサイルマンの二人が、今しか獲れない高級魚の親子を求めて白浜町を訪れたようすが放送されるようです!異様なまでに“目力”が強く、地元の漁師から「西川きよし親子」に例えられる海のロイヤルファミリーが紹介されるそうですが、いったいどんな魚なのでしょうか。ぜひご覧ください!!
また新たに番組を発見したら、その都度ご報告いたします。 もしみなさんも和歌山県関連テレビ番組を見つけられたら、コメント欄で報告してください!お待ちしています。
(文責:広報課 土山絢子)
http://www.pref.wakayama.lg.jp/oshirase/kouhou.html
(※基本的には関西地域の番組表による予定です。関西以外にお住まいの方はお住まいの地域の番組表をご確認ください。また、番組表に変更があった場合はご容赦ください。)
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また、今週もより多くの皆さんの目に留まりそうな和歌山県関連番組を
ピックアップして紹介させていただきます。
今回は、
8/21(水)23:47-24:47 朝日放送(近畿広域圏)の「今ちゃんの『実は・・・』」
「実は…和歌山に目力が強い親子魚を使った、今しか食べられない絶品料理があった!」と題して、お笑い芸人のミサイルマンの二人が、今しか獲れない高級魚の親子を求めて白浜町を訪れたようすが放送されるようです!異様なまでに“目力”が強く、地元の漁師から「西川きよし親子」に例えられる海のロイヤルファミリーが紹介されるそうですが、いったいどんな魚なのでしょうか。ぜひご覧ください!!
また新たに番組を発見したら、その都度ご報告いたします。 もしみなさんも和歌山県関連テレビ番組を見つけられたら、コメント欄で報告してください!お待ちしています。
(文責:広報課 土山絢子)
2013年08月20日
山芳製菓とカルビーの紀州梅入り夏のポテトチップス3種ご紹介!
自称「梅スナック評論家」がお届けする、新しい梅スナックのレポートをお届けします。
しばらく梅スナックチェックをさぼっていたのですが、先週末買い物で都内のコンビニやスーパーのお菓子売り場を眺めていると、何と3つも紀州梅入りの新製品を発見しました。今回はすべてポテトチップスです。写真はこちらです。
まずは、山芳製菓(株)の「ポテトチップス たたき梅味」。7月1日発売の新製品です。
パッケージ全面に印刷された梅干とたたき梅の写真がとても印象的ですね。もちろん「紀州南高梅使用」。暑い季節向けのしっかり梅味で、梅の酸味と鰹の旨みを組み合わせているのだそうです。
私が食べた印象すが、梅の酸味はしっかりと効いていて、かつおの旨みは控えめ。コイケヤすっぱムーチョほどは酸っぱくないので、食べやすいなという感じです。
2つめは、カルビー(株)の期間限定商品「堅あげポテト 梅にんにく味」です。ホームページの説明では、7月29日にコンビニで先行発売、8月12日からはその他の小売店でも発売されています。
「堅あげポテト」のパリパリ食感に梅の程よい酸味と、にんにくのうま味が広がる商品で、和歌山県産100%の梅パウダーを使用しているそうです。
食べてみましたが、以前ご紹介した「コイケヤポテトチップス プレミアム 幻の梅味」よりさらに固く、パリパリの食感です。味付けは、梅の酸味は控えめですが、梅とにんにく風味が口の中にほどよく広がる感じでした。
3つめも、カルビーの期間限定商品、「ポテトチップス ギザギザ リッチ 梅かつお味」です。こちらは、8月5日にコンビニ限定で全国発売されたものです。
パッケージには、「紀州の南高梅の梅肉パウダー使用」と書かれています。厚切りのギザギザカットに、かつおぶしの豊かな風味と梅の爽やかな酸味がマッチした商品とのこと。
私も食べてみました。梅の酸味は控えめで、かつおの旨みが優先です。2つめにご紹介した「堅あげポテト」もそうでしたが、カルビーは、梅の酸味を前面に出すのではなく、どちらかといえばにんにくやかつおなどとのバランスを重視した味付けにしているな、と感じました。そのためか、知らない間にバリバリと食べてしまい、一袋はあっという間になくなっていました。
それにしても少し気を抜いていると、こんなにたくさん紀州梅スナックが発売されていることに驚きです。夏の暑さには、梅のクエン酸が必要なのかも知れませんね。皆さんも、スーパーやコンビニで見かけたら、紀州南高梅入りポテトチップスをぜひお試しください。
(文責:東京事務所 林 清仁)
しばらく梅スナックチェックをさぼっていたのですが、先週末買い物で都内のコンビニやスーパーのお菓子売り場を眺めていると、何と3つも紀州梅入りの新製品を発見しました。今回はすべてポテトチップスです。写真はこちらです。
まずは、山芳製菓(株)の「ポテトチップス たたき梅味」。7月1日発売の新製品です。
パッケージ全面に印刷された梅干とたたき梅の写真がとても印象的ですね。もちろん「紀州南高梅使用」。暑い季節向けのしっかり梅味で、梅の酸味と鰹の旨みを組み合わせているのだそうです。
私が食べた印象すが、梅の酸味はしっかりと効いていて、かつおの旨みは控えめ。コイケヤすっぱムーチョほどは酸っぱくないので、食べやすいなという感じです。
2つめは、カルビー(株)の期間限定商品「堅あげポテト 梅にんにく味」です。ホームページの説明では、7月29日にコンビニで先行発売、8月12日からはその他の小売店でも発売されています。
「堅あげポテト」のパリパリ食感に梅の程よい酸味と、にんにくのうま味が広がる商品で、和歌山県産100%の梅パウダーを使用しているそうです。
食べてみましたが、以前ご紹介した「コイケヤポテトチップス プレミアム 幻の梅味」よりさらに固く、パリパリの食感です。味付けは、梅の酸味は控えめですが、梅とにんにく風味が口の中にほどよく広がる感じでした。
3つめも、カルビーの期間限定商品、「ポテトチップス ギザギザ リッチ 梅かつお味」です。こちらは、8月5日にコンビニ限定で全国発売されたものです。
パッケージには、「紀州の南高梅の梅肉パウダー使用」と書かれています。厚切りのギザギザカットに、かつおぶしの豊かな風味と梅の爽やかな酸味がマッチした商品とのこと。
私も食べてみました。梅の酸味は控えめで、かつおの旨みが優先です。2つめにご紹介した「堅あげポテト」もそうでしたが、カルビーは、梅の酸味を前面に出すのではなく、どちらかといえばにんにくやかつおなどとのバランスを重視した味付けにしているな、と感じました。そのためか、知らない間にバリバリと食べてしまい、一袋はあっという間になくなっていました。
それにしても少し気を抜いていると、こんなにたくさん紀州梅スナックが発売されていることに驚きです。夏の暑さには、梅のクエン酸が必要なのかも知れませんね。皆さんも、スーパーやコンビニで見かけたら、紀州南高梅入りポテトチップスをぜひお試しください。
(文責:東京事務所 林 清仁)
2013年08月20日
すさみ町の伝統行事佐本川柱松が行われました!
8月16日、すさみ町佐本地区でお盆の伝統行事「佐本川柱松」が行われました。
無病息災を願って行われる伝統行事で、地域の人々の手により220年以上前から継承されてきました。
高齢化が進む中、平成23年度には佐本川柱松保存会が解散したため、存続が危ぶまれましたが、佐本地区の地域活性化に取り組む大阪府寝屋川市の摂南大学生の協力によって継続されています
摂南大学は、毎夏、寝屋川市内の小学生を佐本地域に招き、「忍者キャンプ」と称して、廃校となっている佐本小学校を利用して、地域の子どもたちや住民と交流するイベントを開いています。
(▲摂南大学生が開く屋台は子どもたちに大人気)
大学生や地域の団体が焼きそばや菓子などの屋台を開いたり、大学生によるバンドがライブを催したりし、会場は熱気があふれました。
(▲音楽ライブでは、手拍子するなど地元の人々も一緒に楽しんでいました)
日暮れとともに、柱松の始まりです。
地域の人々が見守る中、まずは子どもたちが松明を手に取り、柱松の周囲を3周まわり、柱松のてっぺんに火をつけるべく、松明を投げ入れていきます。
子ども用で6メートル、大人用で8メートルほどもある柱松にはなかなか届きませんが、30分ほどして着火すると、仕掛けられた花火が上がり、辺りに歓声が響き渡りました。
(▲柱松に向け、力いっぱい松明を投げ入れる子どもたち)
摂南大学は、この柱松継承のほかにも、お年寄りの見守りや桜の植樹など、佐本地域を活気づけるために様々な取り組みで、地域住民と力を合わせてがんばっています。
佐本川柱松が途絶えぬよう、これからも応援していきたいですね!
(文責:西牟婁振興局企画産業課 山口友貴子)
無病息災を願って行われる伝統行事で、地域の人々の手により220年以上前から継承されてきました。
高齢化が進む中、平成23年度には佐本川柱松保存会が解散したため、存続が危ぶまれましたが、佐本地区の地域活性化に取り組む大阪府寝屋川市の摂南大学生の協力によって継続されています
摂南大学は、毎夏、寝屋川市内の小学生を佐本地域に招き、「忍者キャンプ」と称して、廃校となっている佐本小学校を利用して、地域の子どもたちや住民と交流するイベントを開いています。
(▲摂南大学生が開く屋台は子どもたちに大人気)
大学生や地域の団体が焼きそばや菓子などの屋台を開いたり、大学生によるバンドがライブを催したりし、会場は熱気があふれました。
(▲音楽ライブでは、手拍子するなど地元の人々も一緒に楽しんでいました)
日暮れとともに、柱松の始まりです。
地域の人々が見守る中、まずは子どもたちが松明を手に取り、柱松の周囲を3周まわり、柱松のてっぺんに火をつけるべく、松明を投げ入れていきます。
子ども用で6メートル、大人用で8メートルほどもある柱松にはなかなか届きませんが、30分ほどして着火すると、仕掛けられた花火が上がり、辺りに歓声が響き渡りました。
(▲柱松に向け、力いっぱい松明を投げ入れる子どもたち)
摂南大学は、この柱松継承のほかにも、お年寄りの見守りや桜の植樹など、佐本地域を活気づけるために様々な取り組みで、地域住民と力を合わせてがんばっています。
佐本川柱松が途絶えぬよう、これからも応援していきたいですね!
(文責:西牟婁振興局企画産業課 山口友貴子)