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2013年05月05日

東京の紀州散策(4) 港区高輪の高野山東京別院と泉岳寺

今日ご紹介する東京の紀州散策は、港区高輪にある高野山東京別院泉岳寺です。どちらも私の住んでいる五反田からはすぐのところですので、昨日(5/4)行ってきました。

まずは高野山東京別院。都営地下鉄浅草線高輪台駅からだと歩いて10分ほど、JR品川駅からでも歩いて15分もあれば到着します。


高野山東京別院は、高野山真言宗の総本山・金剛峯寺の東京別院です。歴史は古く、延宝元年(1673年)に「高野山江戸在番所高野寺」として建立されたものだそうです。当時は、江戸幕府との交渉や、幕府の通達を全国の真言宗の寺院に伝える触頭(ふれがしら)の仕事を行っていたそうです。こちらは通りに面した山門です。


山門のすぐ右側には高野山の開祖・弘法大師の銅像が立っています。


こちらは本堂(遍照殿)。立派な建物です。明日がこどもの日ということで、境内には特大の鯉のぼりが泳いでいました。


本堂右手にある不動堂では、朝から多くの人が護摩祈祷を受けていました。


ここ、高野山東京別院では、月1回のペースで朝の写経会や土曜写経会が開催されています。また月2回土曜日の午前中には、無料で「阿字観」という真言密教の瞑想に参加することができます。首都圏にお住まいの皆さん、一度高野山東京別院に立ち寄ってみてください。

ここで高野山東京別院を後にして、折角、高輪に来たので、すぐ近くにある赤穂浪士で有名な泉岳寺にも行ってみました。東京別院からは歩いて10分ぐらいです。都営地下鉄浅草線・京浜急行の泉岳寺駅からは歩いてすぐです。


泉岳寺は、曹洞宗の寺院ですので、禅寺らしいどこか凛とした空気があります。有名なお寺だけあって、朝から多くの観光客が訪れています。


こちらが、浅野内匠頭長矩と赤穂義士の墓所です。線香を手向ける人が絶えません。右手奥の大きな墓石が浅野内匠頭の、その手前の屋根付きのところが大石内蔵助良雄の墓所になります。


この泉岳寺と和歌山は直接は関係はありませんが、浅野家は和歌山にゆかりがあるのです。和歌山通の方ならもうおわかりだとおもいますが、江戸幕府となり、和歌山藩(紀州藩)の初代藩主としてやってきたのが浅野幸長です。こののち浅野家は広島藩に改易となり、紀州藩は御三家として徳川頼宣がやってくるのですが、この和歌山藩初代藩主・浅野幸長の弟の子(つまり甥)・浅野長直が赤穂藩浅野家の初代藩主なのです。そして浅野内匠頭長矩は長直の孫なのです。そう考えると、和歌山と忠臣蔵にも少なからぬ因縁があるということになりますね。

今回は、東京で高野山と浅野家を巡ってみました。また休みには東京近郊で和歌山や紀州ゆかりの場所にいってみたいと思います。

(文責:東京事務所 林 清仁)  
Posted by 広報ブログ編集長 at 11:35Comments(0)東京事務所通信