2012年12月16日
第40回記念和歌山第九演奏会レポート【和歌山市民会館】
本日(12/16)、和歌山市民会館で、和歌山県第九の会主催による「ベートーヴェン交響曲第9番演奏会」が開催されました。1972年から始まったこの演奏会も今回で40回目となるそうです。私もお邪魔いたしました。
ロビーでは、第40回を記念して、これまでの演奏会の写真が飾られていました。これまでの演奏会では外山雄三、朝比奈隆といった日本を代表する指揮者も来演されていて、40年の歴史の重みを感じさせます。
本日のプログラムと出演者は以下の通りです。
14:30に演奏がスタートです。最初はボアエルデューのオペラ「バグダッドの太守」序曲です。ボアエルデューは私も初めて耳にする作曲家ですが、調べてみるとベートーヴェンより5歳年下のフランスの作曲家で、19世紀初めにオペラ・コミックの作曲家として活躍したのだそうです。曲は非常に軽快なメロディーで、太鼓やトライアングルも多く使われていて、少しトルコの軍楽に似た感じがしました。
次がいよいよベートーヴェンの交響曲第9番の演奏です。4人のソリスト、和歌山県第九合唱団の皆さんがステージに登場します。合唱団は左手がソプラノ、右手がアルトで、中央に男声のようです。少し男声が少ないですね。
演奏が始まりました。指揮者の下野さんは少し速めのテンポで、ダイナミックに指揮をされていきます。京都市交響楽団も下野さんの指揮に応えて、素晴らしい音を奏でていきます。
第4楽章の合唱のパートでは、下野さんがテンポを落として、しっかりと合唱を聴かせてくれたのが印象的でした。和歌山県第九合唱団も渾身の歌声でそれに応えていました。
演奏が終わるとブラボーの声と盛大な拍手がわき起こりました。指揮の下野さん、ソリストのみなさんが何度も舞台に呼び出されます。最後には、合唱指揮をつとめられた高瀬優佳さんも加わりました。
「第九」を生で聞いたのは10数年ぶりですが、私も存分に楽しませていただきました。やっぱりベートーヴェンの音楽の力はすごいですね。心に美味しいご馳走をいただいた気分になります。
こんな素晴らしい演奏会を、和歌山県第九合唱団と和歌山県第九の会が40年間にわたって途切れることなく続けて来られたことに改めて感銘を受けました。これからも50年、100年と続いていってほしいですね。また来年も第九演奏会にお邪魔したいと思います!!
(文責:広報課 林 清仁) 続きを読む
ロビーでは、第40回を記念して、これまでの演奏会の写真が飾られていました。これまでの演奏会では外山雄三、朝比奈隆といった日本を代表する指揮者も来演されていて、40年の歴史の重みを感じさせます。
本日のプログラムと出演者は以下の通りです。
◆プログラム開演を前に、客席はほぼ満席です。第九は年末の恒例行事になっていて、根強いファンの皆さんが沢山いらっしゃるからだと思います。
ボアエルデュー 歌劇「バグダッドの太守」序曲
ベートーヴェン 交響曲第9番ニ短調op.125「合唱付き」
◆指揮 下野竜也
◆管弦楽 京都市交響楽団
◆独唱 石橋栄実(S)、福原寿美枝(A)、二塚直紀(T)、三原剛(Bs)
◆合唱 和歌山県第九合唱団(合唱指揮:高瀬優佳)
14:30に演奏がスタートです。最初はボアエルデューのオペラ「バグダッドの太守」序曲です。ボアエルデューは私も初めて耳にする作曲家ですが、調べてみるとベートーヴェンより5歳年下のフランスの作曲家で、19世紀初めにオペラ・コミックの作曲家として活躍したのだそうです。曲は非常に軽快なメロディーで、太鼓やトライアングルも多く使われていて、少しトルコの軍楽に似た感じがしました。
次がいよいよベートーヴェンの交響曲第9番の演奏です。4人のソリスト、和歌山県第九合唱団の皆さんがステージに登場します。合唱団は左手がソプラノ、右手がアルトで、中央に男声のようです。少し男声が少ないですね。
演奏が始まりました。指揮者の下野さんは少し速めのテンポで、ダイナミックに指揮をされていきます。京都市交響楽団も下野さんの指揮に応えて、素晴らしい音を奏でていきます。
第4楽章の合唱のパートでは、下野さんがテンポを落として、しっかりと合唱を聴かせてくれたのが印象的でした。和歌山県第九合唱団も渾身の歌声でそれに応えていました。
演奏が終わるとブラボーの声と盛大な拍手がわき起こりました。指揮の下野さん、ソリストのみなさんが何度も舞台に呼び出されます。最後には、合唱指揮をつとめられた高瀬優佳さんも加わりました。
「第九」を生で聞いたのは10数年ぶりですが、私も存分に楽しませていただきました。やっぱりベートーヴェンの音楽の力はすごいですね。心に美味しいご馳走をいただいた気分になります。
こんな素晴らしい演奏会を、和歌山県第九合唱団と和歌山県第九の会が40年間にわたって途切れることなく続けて来られたことに改めて感銘を受けました。これからも50年、100年と続いていってほしいですね。また来年も第九演奏会にお邪魔したいと思います!!
(文責:広報課 林 清仁) 続きを読む
2012年12月16日
ワンポイント動物愛護 犬の飛びつき ~動物愛護センターより
ずいぶん時間はかかったけれど、ラヴの甘がみもなくなり、愛ちゃんとラヴはキャッキャキャッキャと公園で遊んでいます。
そこへ、愛ちゃんのお友達が来ました。
(愛ちゃん
犬のラヴを飼っている)
あっ!ラヴ、ダメよ。
そんなに勢いよく飛びついたら、マリちゃんがビックリしてるじゃない。
ごめんね、ラヴは、おどかそうとしたんじゃないと思うんだけど。
(動物博士)
愛ちゃん、飛びつきはケガの元よ。
犬はうれしさを全身で表現するから、遊んでくれそうな人がいるとうれしくてジャンプしてしまうの。
ラヴは、まだ小さいけれど、大きくなってからだと他人にケガをさせてしまうかも知れないわ。
まずは、愛ちゃんがラヴを触るときに「おすわり」をさせて落ち着かせてから、さわるようにしましょう。
エサやおやつを握って、握った手をラヴの頭の上あたりまで動かしてみましょう。
自然と「おすわり」の姿勢になったら、おいしいエサやおやつをあげて、たくさんほめてあげましょう。
これも、1回や2回で覚えるものじゃないのよ。
何度も何度も繰り返し練習してみてね。
動物愛護センターでは、和歌山県にボランティア登録しているトレーナーさんのしつけ方教室(有料)を紹介しているのよ。
http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/031601/situke/s-top.htm
上のURLで詳しいことを確認してね。
しつけは、繰り返しが大切。
愛ちゃんもラヴが理解できるまで、何度も何度も繰り返して練習してね。
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子犬の甘がみ
子犬の甘がみ(2)
(文責:動物愛護センター 林口美也子)