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2012年12月01日

陸奥宗光シンポジウム開催!【12/1 東京・明治大学】

本日(12/1)、東京のお茶の水にある明治大学駿河台キャンパス・アカデミーホールで、和歌山県と明治大学の共催で「陸奥宗光シンポジウム」が開催されました。
私も会場にお邪魔しましたので、そのレポートを速報でお伝えいたします。

陸奥宗光といえば、和歌山が生んだ明治期の偉人で、外務大臣として不平等条約の改正に尽力したことで有名ですね。以前このブログでも「陸奥宗光銅像と生誕地石碑!」とご紹介したことがありますが、現代のように外交問題が大きなウェイトを占める中で、その業績を再評価していこうということで今回のシンポジウムが企画されました。さらに今年は陸奥宗光が第二次伊藤博文内閣で外務大臣に就任してちょうど120年にあたる節目の年でもあります。シンポジウムの後援は外務省・産経新聞社です。

会場の明治大学アカデミーホールは、御茶ノ水駅から歩いてすぐのところにあります。当初先着500名で募集をしたのですが、ふたを開けると申し込みが殺到して、2倍以上の1,200人の申し込みがあったそうです。開場5分前には1階席はほぼ満席になっていました。


午後2時、いよいよシンポジウムが始まりました。最初に主催者を代表して、仁坂和歌山県知事が挨拶をしました。知事はまず和歌山県立博物館所蔵の「紀伊徳川洋式演武之図」の話から始め、近代日本の軍隊をつくったのが陸奥宗光であることを紹介、さらに外務省の敷地内に唯一ある銅像が陸奥宗光のものであることなどを紹介しました。


続いて基調講演では、元外務省職員で現在は岡崎研究所理事長・所長の岡崎久彦さんが「陸奥宗光と日本外交」と題してご講演をされました。岡崎さんの祖父である岡崎邦輔さんは陸奥宗光の従兄弟でもあることから、陸奥宗光には大変造詣の深い方です。


岡崎さんは、まず紀州藩で勘定奉行を務めた陸奥宗光の父・伊達宗広の話から始めました。父は大変博学であり、宗光は幼いときからしっかり教育を受けていたこと、15歳で江戸へ出て坂本龍馬らと出会ったこと、さらには23歳の時、鳥羽・伏見の戦いの後窮地に陥った紀州藩を救ったことなどを話されました。


その後、紀州藩にプロシャ式の洋式軍隊を設立、これが日本軍の礎になったことを話されたところで、なんと基調講演の時間がおしまいになりました。岡崎さんは、「話そうと思っていたことの3分の1も話していない」と笑いながらおっしゃっていましたが、そこが陸奥宗光のすごいところなんだと、改めて感心した次第です。

ここで、第1部は終了。休憩時間のロビーは、和歌山の特産品や書籍を求める来場者でごった返していました。


休憩後の第2部はパネルディスカッションです。基調講演をしていただいた岡崎久彦さんに加えて、錚々たるメンバーが登場です。
まず、元NHKアナウンサーで京都造形芸術大学教授の松平定知さんが、陸奥宗光の生涯と功績を説明した後、亮子夫人がとても美しい方だったことを紹介。テレビでおなじみの語り口で、会場の笑いを誘っていました。


続いて、国連の全権大使を務められたこともある政策研究大学院大学教授の北岡伸一さんが、不平等条約改正から日清戦争に至るまでの陸奥外交に触れ、大局を見た上で諸外国の状況を的確に把握し、日本を導く外交手腕のすごさについてお話しされました。


次が、東京大学名誉教授で、明治大学特別招聘教授の御厨(みくりや)貴さん。近代史専門の御厨さんは、陸奥宗光が外務大臣として組織内部の意思統一に心を砕き、外務省はもとより在外公館、さらには軍まできちんと掌握して、条約改正を勝ち取り日清戦争を勝利に導いたことを紹介してくださいました。


次に、現役の外務省職員・軍縮不拡散・科学部長の北野充さんが、陸奥宗光が「稀代の仕事師」であったことを、息子に残した「先考訓書」から抜粋して紹介してくださいました。


そして、二回目登場の仁坂知事は、紀州藩の洋式軍隊や外務省の話に加え、議会制民主主義の基礎を築いた宗光の度量の広さについて話をしました。


最後に、岡崎久彦さんが、薩長が朱子学・陽明学の「忠義」を思想の基礎においているのに対して、陸奥宗光は荻生徂徠の「民のため」が思想のベースにあり、それが派閥を超えて慕われた宗光の魅力につながっているのだとおっしゃっていました。また、現在の外交に必要なものということでは、日清戦争後の三国干渉での陸奥宗光の判断などを紹介しながら、「日米同盟を確固たるものにすることが最も重要」とおっしゃり、さらに来るべき総選挙に向けては、「人間の器」が大事と話をされていました。


それにしても、和歌山が生んだ陸奥宗光という人物のすごさを改めて感じさせられる一日で、私も大変勉強になりました。
もっともっとご紹介したいのですが、私の記憶力にも限界があるので、このあたりでレポートはおしまいにしたいと思います。


なお、このシンポジウムの動画については、近々和歌山県のホームページに掲載する予定です。準備ができたらこのブログでもご案内いたしますので、もうしばらくお待ちください。

それと、和歌山にお住まいの皆さんに朗報です。来年2月16日(土)14:00から和歌山市のアバローム紀の国で「陸奥宗光シンポジウム」を開催することが決まりました!! 申し込み方法などは、和歌山県政ニュース「陸奥宗光シンポジウム (和歌山開催)~和歌山県(紀州藩)が生んだカミソリ大臣、陸奥宗光と日本外交~」をご覧ください。


和歌山での出席者は、今回基調講演をしていただいた岡崎久彦さんと仁坂知事のお二人です。今回3分の1しか聞けなかった岡崎さんのお話が最後まで聞けるチャンスですね。私もぜひ聞きたいと思います。皆さんもぜひお申し込みください!!

(文責:広報課 林 清仁)  
Posted by 広報ブログ編集長 at 19:51Comments(0)広報一般